運命の人となら
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「一応大まかには説明してあるから」
ついたぞ、といって玄関を開けてくれた。
「あら!蒼ちゃん!久しぶりね!事故酷かったんですって?!今はもう大丈夫?」
「はい!記憶はまだ断片的にですけど...」
「そうなのね!おばちゃんのこと、わかる?」
困った笑顔を見せる蒼に、すかさずフォローをいれる。
「こいつまだ家族のことくらいしか思い出してねぇんだ。俺のことも俺って存在がある程度」
「あのこれ...」
「手土産?いいのにいいのに!気を使わせてごめんなさいねぇ」
「モトキくん、毎日お見舞いにきてくれてたんです。感謝しています」
ニコっと笑う蒼に、母さんがびっくりする。
「こんな笑顔の蒼ちゃん、見るの初めてよ!!ちょっと!おねーちゃん来て!」
2階にいるねーちゃん呼んでなにしようってんだ。
「何〜、あれ、蒼ちゃんじゃん。事故ったんだって?大丈夫?」
「記憶も戻りつつあって元気です(ニコ)」
「人形みたいに表情変えなかったあの子が、笑っている...」
みんなじーっと見るもんで蒼も表情が営業スマイルになってしまった。
「ほれ、その辺にしてメシできたら部屋呼んで。、あと2時間くらいだろ」
「作ってもらう側の態度じゃないよ、モトキ」
「あら...蒼ちゃんありがとう。ほんとそうなのよ、うちの男連中ときたら...」
「蒼に愚痴んなよ、じゃ、できたらよろしく」
「ほんとに!蒼ちゃん見習って欲しいわァ」
「久しぶりにモトキの部屋に入る。」
「緊張すんなよ。大丈夫、俺がいるから」
「余計緊張するよ〜」
ガチャ
「ようこそ俺の部屋へ〜」
「...」
「蒼?」
「来たことある、この部屋」
「?!思い出したんか?!」
「わからないけど、私この部屋知ってるよ」
蒼〜と言って頭をわしゃわしゃされる。
「1歩前進だな!俺の家来てよかったな!」
「ぐすっ」
「蒼?どうしたんだ?」
「一個一個だけど、モトキのこととか周りの人のこととか思い出せて嬉しい半面、記憶を無くした自分が悔しい」
「神様の試練だな」
「神様の?」
「あなたはあなたと関わりがある人をきちんと認識していますか、みたいな」
「それじゃわたし、モトキのお母さんもお姉ちゃんのこともろくに覚えてないって...最低じゃん...ぐすっ」
「いーや、俺が悪かった、そんなつもりじゃなかったんだ」
「ほんと?」
「おう、ほんとだよ」
「モトキ!」
突然榛名の胸に飛び込む、蒼。
「うお、どーしたよ」
「モトキのこと、忘れてごめんね、まだ完全には思い出せないけど、好きって気持ちだけは確かだよ!」
涙で顔を濡らしながら俺に訴えかけてくるもんだから、ちょっとコーフンしてしまっまた(どんな性癖だよ)
でもその泣く顔も愛おしくて、涙をペロリペロリと舌で拭っていく。
「ん、くすぐったい」
「いやー、表情豊かになった蒼はほんとに可愛いなぁ」
「いままでの私、私嫌い」
「おう、なんか理由があんのか?」
「クールぶっちゃって、動揺もしない女の子なんて友達できないよ」
「友達はけっこういたぞ?」
「そーなの?意外なんだけど」
「3人くらいいつも一緒の女子かもいたな」
ティロン
「蒼〜〜〜!」
ティロン
「元気してた?記憶喪失ってほんと?!」
ティロン
「めっちゃ心配したよーーーーー!」
ほらな、トモキが指をさす。
私に友達、いたんだ...なんだか嬉しくなって、ははっと笑ってしまった。
この変化が蒼にとっていいのなら、それでいいのだろう。
あとは俺らは練習あるのみ。
とりあえず、メシだメシ。
ついたぞ、といって玄関を開けてくれた。
「あら!蒼ちゃん!久しぶりね!事故酷かったんですって?!今はもう大丈夫?」
「はい!記憶はまだ断片的にですけど...」
「そうなのね!おばちゃんのこと、わかる?」
困った笑顔を見せる蒼に、すかさずフォローをいれる。
「こいつまだ家族のことくらいしか思い出してねぇんだ。俺のことも俺って存在がある程度」
「あのこれ...」
「手土産?いいのにいいのに!気を使わせてごめんなさいねぇ」
「モトキくん、毎日お見舞いにきてくれてたんです。感謝しています」
ニコっと笑う蒼に、母さんがびっくりする。
「こんな笑顔の蒼ちゃん、見るの初めてよ!!ちょっと!おねーちゃん来て!」
2階にいるねーちゃん呼んでなにしようってんだ。
「何〜、あれ、蒼ちゃんじゃん。事故ったんだって?大丈夫?」
「記憶も戻りつつあって元気です(ニコ)」
「人形みたいに表情変えなかったあの子が、笑っている...」
みんなじーっと見るもんで蒼も表情が営業スマイルになってしまった。
「ほれ、その辺にしてメシできたら部屋呼んで。、あと2時間くらいだろ」
「作ってもらう側の態度じゃないよ、モトキ」
「あら...蒼ちゃんありがとう。ほんとそうなのよ、うちの男連中ときたら...」
「蒼に愚痴んなよ、じゃ、できたらよろしく」
「ほんとに!蒼ちゃん見習って欲しいわァ」
「久しぶりにモトキの部屋に入る。」
「緊張すんなよ。大丈夫、俺がいるから」
「余計緊張するよ〜」
ガチャ
「ようこそ俺の部屋へ〜」
「...」
「蒼?」
「来たことある、この部屋」
「?!思い出したんか?!」
「わからないけど、私この部屋知ってるよ」
蒼〜と言って頭をわしゃわしゃされる。
「1歩前進だな!俺の家来てよかったな!」
「ぐすっ」
「蒼?どうしたんだ?」
「一個一個だけど、モトキのこととか周りの人のこととか思い出せて嬉しい半面、記憶を無くした自分が悔しい」
「神様の試練だな」
「神様の?」
「あなたはあなたと関わりがある人をきちんと認識していますか、みたいな」
「それじゃわたし、モトキのお母さんもお姉ちゃんのこともろくに覚えてないって...最低じゃん...ぐすっ」
「いーや、俺が悪かった、そんなつもりじゃなかったんだ」
「ほんと?」
「おう、ほんとだよ」
「モトキ!」
突然榛名の胸に飛び込む、蒼。
「うお、どーしたよ」
「モトキのこと、忘れてごめんね、まだ完全には思い出せないけど、好きって気持ちだけは確かだよ!」
涙で顔を濡らしながら俺に訴えかけてくるもんだから、ちょっとコーフンしてしまっまた(どんな性癖だよ)
でもその泣く顔も愛おしくて、涙をペロリペロリと舌で拭っていく。
「ん、くすぐったい」
「いやー、表情豊かになった蒼はほんとに可愛いなぁ」
「いままでの私、私嫌い」
「おう、なんか理由があんのか?」
「クールぶっちゃって、動揺もしない女の子なんて友達できないよ」
「友達はけっこういたぞ?」
「そーなの?意外なんだけど」
「3人くらいいつも一緒の女子かもいたな」
ティロン
「蒼〜〜〜!」
ティロン
「元気してた?記憶喪失ってほんと?!」
ティロン
「めっちゃ心配したよーーーーー!」
ほらな、トモキが指をさす。
私に友達、いたんだ...なんだか嬉しくなって、ははっと笑ってしまった。
この変化が蒼にとっていいのなら、それでいいのだろう。
あとは俺らは練習あるのみ。
とりあえず、メシだメシ。