Chuchu
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「花井くーん」
昼休み、珍しく蒼から指名された俺は蒼のいる扉の方へ向かう。
「どうしたんだよ」
「あの...野球と関係ない相談があるんだけど、いいかなぁ?」
また珍しいことを言う蒼に、とりあえず頷いて場所を変えることにした。
あまり人が使わない方の階段に腰掛ける。
「野球と関係ない相談って、なんかあったのか?」
「なんかあったと言うか、最近自分がよくわからなくて」
口を開く蒼を見てると、やっぱこいつってキレーな顔してんなーと思いながら、話の続きを伺う。
「野球と関係ないってことは、クラスでなんかあったのか?」
「ううん、クラスのみんなは良くしてくれるよ。ただね、最近、ある人を見ると胸がチクリとしたりじっと見つめちゃうことがあるの」
...ん?
まてよ。
どっかの誰かさんも似たようなこと言ってたぞ。
「その人は私に告白してくれて、意識して欲しいから待つって言ってくれたんだけど、あーっ!自分が本当にわからない」
「ちょっと待て、その相手ってもしかして...タカヤか?」
「えっ!なんで分かったの?!エスパー?!」
あいつもう告ったのか。
こいつら、結局両思いじゃねえか。
俺が出る幕なんてあんのかよ。
「タカヤからも相談受けてたんだよ。お前のことで。」
「はわぁ〜そうなんだ。やっぱ花井くんは話しやすいしなぁ...」
「タカヤと同じこと言うけど、気ぃ悪くすんなよ。」
「え?うん」
「お前のそれは、恋だ」
「こ、恋?!」
「おう、恋だ」
「どうしよう...まともな恋なんて今まで1度もしたことないよ...」
「タカヤも同じだよ。初めて恋に落ちたっつってた」
「わぁ〜〜恥ずかしい。そんな話してたんだ。」
「お前ら晴れて両思いじゃん。いっそのこと付き合えば?」
「だから〜ん〜と、私恋愛したことないでしょ?何したらいいかわかんないよ」
またタカヤと同じことを言う。こいつら、野球のことになると前のめりになって話し合うのに恋愛になると急に億劫になるな。
「だから、まずはLINEとかを日常的に繰り返して、そっから仲良くなって、どっちかが告白したらゴールなんだよ。お前らの先は目に見えてるけど。」
「私がタカヤに恋...想像できない...」
「それもタカヤは同じこと言ってた。今のままじゃ想像出来ないってな。でも告白されたんだろ?タカヤは覚悟決めたってことだ。お前も意識し始めたんなら、そういうことだと俺は思うぞ。」
「意識...でもタカヤ、私がタカヤを好きになるまで1週間で充分だって言ってた。」
「あいつな〜そういうところ自信満々に言うんだよな〜」
「私はタカヤの術中にハマってるってこと?!」
「見事にハマってるな。まぁ、あとはお前次第だ。タカヤを好きだって認めるところからだな。」
「花井くん...超上級者っぽい。」
「ちっげーよ!客観的な意見を言ってるだけ!」
「はぁ...とりあえず頭ん中整理してみる。ありがとう花井くん。助かったよ。」
またタカヤと同じこと言ってらァ...。
ま、あとは2人が素直になれれば早いんだけどな。
この恋は応援してやろう。恋愛初心者同士、どうなるか見ものでもある。
とりあえずはタカヤがリードしてるみたいだけど。
あとは蒼次第だな。
頑張れ、2人とも。
昼休み、珍しく蒼から指名された俺は蒼のいる扉の方へ向かう。
「どうしたんだよ」
「あの...野球と関係ない相談があるんだけど、いいかなぁ?」
また珍しいことを言う蒼に、とりあえず頷いて場所を変えることにした。
あまり人が使わない方の階段に腰掛ける。
「野球と関係ない相談って、なんかあったのか?」
「なんかあったと言うか、最近自分がよくわからなくて」
口を開く蒼を見てると、やっぱこいつってキレーな顔してんなーと思いながら、話の続きを伺う。
「野球と関係ないってことは、クラスでなんかあったのか?」
「ううん、クラスのみんなは良くしてくれるよ。ただね、最近、ある人を見ると胸がチクリとしたりじっと見つめちゃうことがあるの」
...ん?
まてよ。
どっかの誰かさんも似たようなこと言ってたぞ。
「その人は私に告白してくれて、意識して欲しいから待つって言ってくれたんだけど、あーっ!自分が本当にわからない」
「ちょっと待て、その相手ってもしかして...タカヤか?」
「えっ!なんで分かったの?!エスパー?!」
あいつもう告ったのか。
こいつら、結局両思いじゃねえか。
俺が出る幕なんてあんのかよ。
「タカヤからも相談受けてたんだよ。お前のことで。」
「はわぁ〜そうなんだ。やっぱ花井くんは話しやすいしなぁ...」
「タカヤと同じこと言うけど、気ぃ悪くすんなよ。」
「え?うん」
「お前のそれは、恋だ」
「こ、恋?!」
「おう、恋だ」
「どうしよう...まともな恋なんて今まで1度もしたことないよ...」
「タカヤも同じだよ。初めて恋に落ちたっつってた」
「わぁ〜〜恥ずかしい。そんな話してたんだ。」
「お前ら晴れて両思いじゃん。いっそのこと付き合えば?」
「だから〜ん〜と、私恋愛したことないでしょ?何したらいいかわかんないよ」
またタカヤと同じことを言う。こいつら、野球のことになると前のめりになって話し合うのに恋愛になると急に億劫になるな。
「だから、まずはLINEとかを日常的に繰り返して、そっから仲良くなって、どっちかが告白したらゴールなんだよ。お前らの先は目に見えてるけど。」
「私がタカヤに恋...想像できない...」
「それもタカヤは同じこと言ってた。今のままじゃ想像出来ないってな。でも告白されたんだろ?タカヤは覚悟決めたってことだ。お前も意識し始めたんなら、そういうことだと俺は思うぞ。」
「意識...でもタカヤ、私がタカヤを好きになるまで1週間で充分だって言ってた。」
「あいつな〜そういうところ自信満々に言うんだよな〜」
「私はタカヤの術中にハマってるってこと?!」
「見事にハマってるな。まぁ、あとはお前次第だ。タカヤを好きだって認めるところからだな。」
「花井くん...超上級者っぽい。」
「ちっげーよ!客観的な意見を言ってるだけ!」
「はぁ...とりあえず頭ん中整理してみる。ありがとう花井くん。助かったよ。」
またタカヤと同じこと言ってらァ...。
ま、あとは2人が素直になれれば早いんだけどな。
この恋は応援してやろう。恋愛初心者同士、どうなるか見ものでもある。
とりあえずはタカヤがリードしてるみたいだけど。
あとは蒼次第だな。
頑張れ、2人とも。