運命の人となら
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「榛名」
珍しく監督から呼び出された。
「実は一ノ瀬のことなんたが...」
「蒼?」
的はずれな名前に、一体どうしたんだろうと疑問に思う。まさか部をやめるとか!?
「交通事故にあったそうだ」
は?....一瞬であたまがまっしろになる。
事故?そんなまさか、人違いだろう。
でも、鼓動が鳴り止まない。
「一ノ瀬の母親からの電話だから、間違いない」
しかもかなりの重症だそうだ、と追い討ちをかけられる。
「監督...オレ…!」
「言うと思ったよ。部の代表として行ってこい!」監督に背中を叩かれ急いで出発する。
意識がないってことは話せないのか?そんなに酷い状態なのか....
チャリで15分、総合病院についた。
「あの!一ノ瀬蒼のお見舞いにきました!」
「一ノ瀬蒼様。303号室になります」
「ありがとうございます!」
エレベーターじゃ遅い、階段のほうが速い!
急いで303号室へ向かう。
「蒼!」
呼んでも目を覚まさない。
「あら、モトキくん」
蒼の母親だ。
「ちわ!監督の許可を経ていてもたってもいれず来ました!蒼、いつから意識不明なんですか?!」
「3日くらいたつわね。みて、足も頭も包帯だらけ、トラックが突っ込んできたって言うもんだから病院から電話が来た時はなにかの間違いだろうと思ったわ」
「オレも...何かの間違いだったら良かったっす...」
でも現実はこの有様。 運転手は飲酒運転で捕まったそうだ。
「あの、オレ毎日ここに来てもいいですか?」
「本当?蒼も喜ぶと思うわ。意識は無いけど」
ふふ、と無理をして笑ってるのがわかる。親御さんも相当心配してるんだろう。
こうしてオレは部活帰りに毎日蒼の病室に行くことにした。
蒼が目を覚まさなくて
6日目のことだった。
「花が枯れてらぁ」
近くの花屋に新しい花を買いにいった。
病室に戻ると、底にはベッドに座ってる蒼が。
「蒼、意識戻ったのか!!」
嬉しさのあまり、思わずギュッと強く抱きしめてしまう。
「ぎゃっ!ナースさん!助けてください!変人が、苦しい」
思わず違和感をじて、蒼見つめる。
「あ...蒼!!意識戻ったのね??」と、ちょうど蒼の母親もやってきた
「あの...蒼、俺の事わすれてるみたいです...」
「え?記憶喪失ってこと?!蒼、お母さんはわかる?」
「お母さんはお母さんでしょ!だから誰ですかこの人!チカン!」
「え...」
現場が凍りつく。
「榛名くんは一ノ瀬さんの彼氏でしょう?」
「わたしに彼氏なんかいません!」
「俺が彼氏で間違いないです」
雷が落ちるような衝撃を受けた。
再度検査してみると、ショックからきてるもので必ず元に戻るだろう、と言われ安心した。
でも、俺だって思い出す日はいつ来るのだろうか
少し、寂しくなった。
珍しく監督から呼び出された。
「実は一ノ瀬のことなんたが...」
「蒼?」
的はずれな名前に、一体どうしたんだろうと疑問に思う。まさか部をやめるとか!?
「交通事故にあったそうだ」
は?....一瞬であたまがまっしろになる。
事故?そんなまさか、人違いだろう。
でも、鼓動が鳴り止まない。
「一ノ瀬の母親からの電話だから、間違いない」
しかもかなりの重症だそうだ、と追い討ちをかけられる。
「監督...オレ…!」
「言うと思ったよ。部の代表として行ってこい!」監督に背中を叩かれ急いで出発する。
意識がないってことは話せないのか?そんなに酷い状態なのか....
チャリで15分、総合病院についた。
「あの!一ノ瀬蒼のお見舞いにきました!」
「一ノ瀬蒼様。303号室になります」
「ありがとうございます!」
エレベーターじゃ遅い、階段のほうが速い!
急いで303号室へ向かう。
「蒼!」
呼んでも目を覚まさない。
「あら、モトキくん」
蒼の母親だ。
「ちわ!監督の許可を経ていてもたってもいれず来ました!蒼、いつから意識不明なんですか?!」
「3日くらいたつわね。みて、足も頭も包帯だらけ、トラックが突っ込んできたって言うもんだから病院から電話が来た時はなにかの間違いだろうと思ったわ」
「オレも...何かの間違いだったら良かったっす...」
でも現実はこの有様。 運転手は飲酒運転で捕まったそうだ。
「あの、オレ毎日ここに来てもいいですか?」
「本当?蒼も喜ぶと思うわ。意識は無いけど」
ふふ、と無理をして笑ってるのがわかる。親御さんも相当心配してるんだろう。
こうしてオレは部活帰りに毎日蒼の病室に行くことにした。
蒼が目を覚まさなくて
6日目のことだった。
「花が枯れてらぁ」
近くの花屋に新しい花を買いにいった。
病室に戻ると、底にはベッドに座ってる蒼が。
「蒼、意識戻ったのか!!」
嬉しさのあまり、思わずギュッと強く抱きしめてしまう。
「ぎゃっ!ナースさん!助けてください!変人が、苦しい」
思わず違和感をじて、蒼見つめる。
「あ...蒼!!意識戻ったのね??」と、ちょうど蒼の母親もやってきた
「あの...蒼、俺の事わすれてるみたいです...」
「え?記憶喪失ってこと?!蒼、お母さんはわかる?」
「お母さんはお母さんでしょ!だから誰ですかこの人!チカン!」
「え...」
現場が凍りつく。
「榛名くんは一ノ瀬さんの彼氏でしょう?」
「わたしに彼氏なんかいません!」
「俺が彼氏で間違いないです」
雷が落ちるような衝撃を受けた。
再度検査してみると、ショックからきてるもので必ず元に戻るだろう、と言われ安心した。
でも、俺だって思い出す日はいつ来るのだろうか
少し、寂しくなった。