chuchu2
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「いらっしゃーい」
ユウのお母さんが迎えてくれた。
広いダイニングに案内される。
「うまそお!」
「うまそう!いただきます!」
食事をしながら、審判についての話になった。
審判をしているおじさんが聞いてくれる。
「ふんふん、審判の判定に納得いかないとプレイに集中できないと」
「そういう選手っているよな?」
ユウがおじさんに聞くとなりで、レンはばくばくご飯を食べていた。
「でもふてくされてるのがバレたら監督に怒られるからマウンドならすふりして土蹴ったり、思いっきり牽制したりしてるよね」
「確かに監督にはみせられないですね...」なるほど、とわたしも相槌を打つ。
「アウトかセーフのジャッジは、間違いはほとんどないよな」
「ゲンセイが頭くるのは投球の判定だろ?」
「うー...はい」
「審判はベース上を通っていない球をストライクという事はあるけど、枠に入ってる球をボールということはないんだよね」
「そうなんすか?」と、堀井くん。
「えーと、打者がボールと判断して見送った球がベース通り上を通ってなくても主審が"打てよ"と思う球だったらストライクとコールするってことですか?」
私もなんだか審判の面白さを感じてきている。
「そう。ストライクはそこは打てっていうジャッジだからね。だから枠に入ってて打てる球なのにボールとジャッジする理由がないんだよ」
「外れてるってことすか?」
堀井くんが熱心に話を聞いている。意外な一面だ。
「そう。投手から見るとストライクに見えても、変化球の曲がり始めが遅かったりとかあと2センチ内側なら入ってたとか聞けば理由は言えると思うよ」
「そんなちゃんと見てんすね」
チハヤくんがいろんなことやってるんだなーと感心する。
「俺たちにとって野球は9対9対4の勝負だからな」
「4...」堀井くんが呟く。
「そ。プレイはしないけど審判も真剣に試合に臨んでるんだよ。間違った判定したら俺たちの負け。どっちかの9に肩入れはしないしゲンセイが試合中にすごい態度悪くてもそれでジャッジが変わることはないよ」
「そ...なんすか」
「あと俺たち、高校野球大好き!で高校球児大好き!っておっさん達だから、審判はみーんなお前たちのこと大好きだぞ!」
ええ、と若干引く1年生。
「ゲンセイ用のアイテムつくんなくちゃな」と、ユウが言った。
「サードランナー!」
すかさずレンが答える。
「あー、サードランナー試すの楽しみです」高山くんが興味津々になる。
「ゲンセイはサードランナーいなくても着火する
だろ?」
「そっすね。なんでもいいなら帽子のツバに文字とか」
「いっつも見えてるものでもいいかんな。いざっつーときだけ見えるモンの方が効き目ありそうな気すっけど」
「ですかね」
「スパイク紐はどう?」私も提案に参加してみる。
1年生は??状態。
「俺らスパイクの紐の穴をアイテムにしてるんだ。落ち着きたい時結び直す振りをして穴を数える」
「へえ」
「いっすね」
と、高山くんとチハヤくんは感心している。
「何回も結び直してたら注意されないすかね?」
「何回も着火するの!?」
思わず突っ込んでしまった。
「ユウトはショージに手握ってもらってんな」
うーん、と、ユウがなにかアイディアをだそうと考える。
「ーーー、よしっ!ゲンセイがカーッととしたらとりあえず俺マウンド行ってお前の手握る!」
ええっ とどよめきの声があがる。
「いいアイテム思いついたところで条件付けする時間ないし、ユウトもショージの手で条件付けしてないだろ。ゲンセイ手貸して」
「えと...」恐る恐る手を差し出す堀井くん。
ガシッとユウが手を握る。
「俺が手握ったらこの食事のことを思い出せよ!うまかったなぁって!」
「...やってみます!」
「じゃ、明日もうちで夕飯な」
「ハイ!」
こうしてみんな田島家を後にした。
こうやって上下関係がいい具合に作用して大会でも1年生が活躍してくれたらうれしいな。
わたしは明日はモデルの仕事で部活間に合うか分かんないけど、練習にはたくさん参加して貢献していきたいな。
いいチームができそうだ!
ユウのお母さんが迎えてくれた。
広いダイニングに案内される。
「うまそお!」
「うまそう!いただきます!」
食事をしながら、審判についての話になった。
審判をしているおじさんが聞いてくれる。
「ふんふん、審判の判定に納得いかないとプレイに集中できないと」
「そういう選手っているよな?」
ユウがおじさんに聞くとなりで、レンはばくばくご飯を食べていた。
「でもふてくされてるのがバレたら監督に怒られるからマウンドならすふりして土蹴ったり、思いっきり牽制したりしてるよね」
「確かに監督にはみせられないですね...」なるほど、とわたしも相槌を打つ。
「アウトかセーフのジャッジは、間違いはほとんどないよな」
「ゲンセイが頭くるのは投球の判定だろ?」
「うー...はい」
「審判はベース上を通っていない球をストライクという事はあるけど、枠に入ってる球をボールということはないんだよね」
「そうなんすか?」と、堀井くん。
「えーと、打者がボールと判断して見送った球がベース通り上を通ってなくても主審が"打てよ"と思う球だったらストライクとコールするってことですか?」
私もなんだか審判の面白さを感じてきている。
「そう。ストライクはそこは打てっていうジャッジだからね。だから枠に入ってて打てる球なのにボールとジャッジする理由がないんだよ」
「外れてるってことすか?」
堀井くんが熱心に話を聞いている。意外な一面だ。
「そう。投手から見るとストライクに見えても、変化球の曲がり始めが遅かったりとかあと2センチ内側なら入ってたとか聞けば理由は言えると思うよ」
「そんなちゃんと見てんすね」
チハヤくんがいろんなことやってるんだなーと感心する。
「俺たちにとって野球は9対9対4の勝負だからな」
「4...」堀井くんが呟く。
「そ。プレイはしないけど審判も真剣に試合に臨んでるんだよ。間違った判定したら俺たちの負け。どっちかの9に肩入れはしないしゲンセイが試合中にすごい態度悪くてもそれでジャッジが変わることはないよ」
「そ...なんすか」
「あと俺たち、高校野球大好き!で高校球児大好き!っておっさん達だから、審判はみーんなお前たちのこと大好きだぞ!」
ええ、と若干引く1年生。
「ゲンセイ用のアイテムつくんなくちゃな」と、ユウが言った。
「サードランナー!」
すかさずレンが答える。
「あー、サードランナー試すの楽しみです」高山くんが興味津々になる。
「ゲンセイはサードランナーいなくても着火する
だろ?」
「そっすね。なんでもいいなら帽子のツバに文字とか」
「いっつも見えてるものでもいいかんな。いざっつーときだけ見えるモンの方が効き目ありそうな気すっけど」
「ですかね」
「スパイク紐はどう?」私も提案に参加してみる。
1年生は??状態。
「俺らスパイクの紐の穴をアイテムにしてるんだ。落ち着きたい時結び直す振りをして穴を数える」
「へえ」
「いっすね」
と、高山くんとチハヤくんは感心している。
「何回も結び直してたら注意されないすかね?」
「何回も着火するの!?」
思わず突っ込んでしまった。
「ユウトはショージに手握ってもらってんな」
うーん、と、ユウがなにかアイディアをだそうと考える。
「ーーー、よしっ!ゲンセイがカーッととしたらとりあえず俺マウンド行ってお前の手握る!」
ええっ とどよめきの声があがる。
「いいアイテム思いついたところで条件付けする時間ないし、ユウトもショージの手で条件付けしてないだろ。ゲンセイ手貸して」
「えと...」恐る恐る手を差し出す堀井くん。
ガシッとユウが手を握る。
「俺が手握ったらこの食事のことを思い出せよ!うまかったなぁって!」
「...やってみます!」
「じゃ、明日もうちで夕飯な」
「ハイ!」
こうしてみんな田島家を後にした。
こうやって上下関係がいい具合に作用して大会でも1年生が活躍してくれたらうれしいな。
わたしは明日はモデルの仕事で部活間に合うか分かんないけど、練習にはたくさん参加して貢献していきたいな。
いいチームができそうだ!