chuchu 短編
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小テストの勉強をしていたら、
タカヤから電話がかかってきた。
「どーしたー?」
「お前今何してる?」
「小テストの勉強だよ」
「だよな。ちょっと外出れるか?」
「外?」
窓を開けると、タカヤの姿があった。
「すぐ降りてくるね」
電話を切り、急いで玄関へ向かう。
「急にどうしたの?」
「や、まぁ、ほんと急なんだけどよ」
これ...と言ってタカヤは袋をわたしに手渡した。
「なに?これ、開けていい?」
「うん...気に入るかわかんねーけど」
袋を開けると、リボンの形をした赤いマフラーが入っていた。
「おお、リボンの形してるけどマフラーなんだ。ここの穴に通すのね。どうしたの?これ」
「この間東京行っただろ?オレ、蒼の看板親に見せたくて連れていったんだよ。ついでに原宿とか渋谷も観光して...したら、お前に似合いそうなマフラー見つけたから」
「.....なんの記念日でもないのに?」
「おう...ただのプレゼントだな」
「~~~~ッ!!タカヤぁ!」
ぎゅっとタカヤに抱きつく。
「なんでそんなにかっこいいことしちゃってんの!」
「お返しとかはいらねーからな。オレが自分で決めただけだから。あと、親が看板みてスゲー興奮してたぞ」
「ははっ!タカヤのお母さんたちに見られるのは照れるなあ!」
「オレよりテンションあがって何枚も写真撮ってたよ」
「もちろんタカヤも撮ったよね?」
「まぁ、1枚だけ」
「ふふっ、マフラーほんとにありがとうね。」
今までの頑張りのお礼って感じだな、とタカヤは言ってくれるもんだから、つい感涙してしまう。
私の彼氏って、超超カッコイイ!絶対!
「タカヤ、好きー!」
再び抱きつくと、タカヤも両腕で抱きしめてくれた。
「オレも蒼が好きだよ」
ボヒューーー!と顔が赤くなるわたし。
そんなこと言ってくれるとは思ってなかったから。でも、嬉しい。
「自分で言うのはいいけど、言われる側は照れちゃうな」
「照れろ照れろ。オレァお前の照れ顔見んのも好きだから」
「もう!なにそれずるい。タカヤ全然照れないよね」
「言われてみればそうだな」
「野球してると怒ってばっかだけど」
「どー言う意味だよ」
コツン、と蒼のおでこを叩く。
「今年の目標はタカヤを照れされることだなぁ」
「おう、やってみろ」
タカヤが余裕の笑みを浮かべた。
「じゃあオレ帰るから、さっさと寝ろよ」
「うん!ありがとうね!おやすみ!」
正直マフラーを渡す時は照れていた。
顔に出なくてよかった...。
そんな2人の日常。
タカヤから電話がかかってきた。
「どーしたー?」
「お前今何してる?」
「小テストの勉強だよ」
「だよな。ちょっと外出れるか?」
「外?」
窓を開けると、タカヤの姿があった。
「すぐ降りてくるね」
電話を切り、急いで玄関へ向かう。
「急にどうしたの?」
「や、まぁ、ほんと急なんだけどよ」
これ...と言ってタカヤは袋をわたしに手渡した。
「なに?これ、開けていい?」
「うん...気に入るかわかんねーけど」
袋を開けると、リボンの形をした赤いマフラーが入っていた。
「おお、リボンの形してるけどマフラーなんだ。ここの穴に通すのね。どうしたの?これ」
「この間東京行っただろ?オレ、蒼の看板親に見せたくて連れていったんだよ。ついでに原宿とか渋谷も観光して...したら、お前に似合いそうなマフラー見つけたから」
「.....なんの記念日でもないのに?」
「おう...ただのプレゼントだな」
「~~~~ッ!!タカヤぁ!」
ぎゅっとタカヤに抱きつく。
「なんでそんなにかっこいいことしちゃってんの!」
「お返しとかはいらねーからな。オレが自分で決めただけだから。あと、親が看板みてスゲー興奮してたぞ」
「ははっ!タカヤのお母さんたちに見られるのは照れるなあ!」
「オレよりテンションあがって何枚も写真撮ってたよ」
「もちろんタカヤも撮ったよね?」
「まぁ、1枚だけ」
「ふふっ、マフラーほんとにありがとうね。」
今までの頑張りのお礼って感じだな、とタカヤは言ってくれるもんだから、つい感涙してしまう。
私の彼氏って、超超カッコイイ!絶対!
「タカヤ、好きー!」
再び抱きつくと、タカヤも両腕で抱きしめてくれた。
「オレも蒼が好きだよ」
ボヒューーー!と顔が赤くなるわたし。
そんなこと言ってくれるとは思ってなかったから。でも、嬉しい。
「自分で言うのはいいけど、言われる側は照れちゃうな」
「照れろ照れろ。オレァお前の照れ顔見んのも好きだから」
「もう!なにそれずるい。タカヤ全然照れないよね」
「言われてみればそうだな」
「野球してると怒ってばっかだけど」
「どー言う意味だよ」
コツン、と蒼のおでこを叩く。
「今年の目標はタカヤを照れされることだなぁ」
「おう、やってみろ」
タカヤが余裕の笑みを浮かべた。
「じゃあオレ帰るから、さっさと寝ろよ」
「うん!ありがとうね!おやすみ!」
正直マフラーを渡す時は照れていた。
顔に出なくてよかった...。
そんな2人の日常。