chuchu 短編
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私は今、身長168センチ近くの女子に見下ろされている。美人で肌が白くて、目が澄んだ碧色をしている女子に。
じーっと、見つめられている。
「あのー、どうかした?」
なんて綺麗な瞳なんだろう。
「ちよちゃんてさ、タカヤのこと好きなの?」
グサリ、と心臓を刺された気分になった。
誰にもバレない自信があったのに、どうしてよりにもよって彼女である蒼ちゃんに?
「急にどうしたの?なんかあった?」
「私の勘違いかもしれないけど、タカヤと話してる時だけ、ちよちゃん少し顔が赤くなる」
顔に出さないようにしてるつもりだったのに、何故彼女であるこの子に見抜かれてしまったのか。
「...」
「...」
なんと答えたら正解なんだろう。肯定して諦めてるというべき?否定すべき?
「...阿部くん、のことは、最初少し怖かったんだ。でも、三橋くんの面倒アレコレみたり、野球に一生懸命なところがいいなとは思ってた。でも、蒼ちゃんと付き合うってなったとき、そこまでショックじゃなかったんだ。だからわたしの気持ちはその程度だったんだと思う。蒼ちゃんの心配するようなことは無いよ」
半分本音、半分嘘。
「...つらいとかはない?」
「ないよ?!全然ないよ!むしろ応援してる!」
「ならいいんだ...これでちよちゃんが辛い思いしてたら申し訳ないなって思ってさ、でも、応援してくれてるならよかった!」
ニコッと笑う蒼ちゃんは本当に可愛くて。こんな子にかないっこないよ。だから簡単に振り切れたし。
「2人ともお似合いだと思うから、続いて欲しいなぁって思ってるよ!」
「ありがとう!変なこと聞いてごめんね!」
じゃ、バッピいってくるねー!と言って彼女はベンチを外した。
わたし、顔に出てないと思ってたのに、些細な変化に蒼ちゃんは気づいてたんだ...すごいな...
もしかして、他の人にもバレてるのかなー?
いや、それはない自信がある。
だって阿部くん本人すら気づかないから。
蒼ちゃんの直感の鋭さに驚かされたけど、平穏に終えてよかった。頑張った、わたし。
さて、ご飯を炊きにいこう。
「しのーか!」
「阿部くんごめん、ごはんかけてくる!待ってて!」
気持ちを知られて離れて行かれるより、
これくらいの距離で満足だ。
じーっと、見つめられている。
「あのー、どうかした?」
なんて綺麗な瞳なんだろう。
「ちよちゃんてさ、タカヤのこと好きなの?」
グサリ、と心臓を刺された気分になった。
誰にもバレない自信があったのに、どうしてよりにもよって彼女である蒼ちゃんに?
「急にどうしたの?なんかあった?」
「私の勘違いかもしれないけど、タカヤと話してる時だけ、ちよちゃん少し顔が赤くなる」
顔に出さないようにしてるつもりだったのに、何故彼女であるこの子に見抜かれてしまったのか。
「...」
「...」
なんと答えたら正解なんだろう。肯定して諦めてるというべき?否定すべき?
「...阿部くん、のことは、最初少し怖かったんだ。でも、三橋くんの面倒アレコレみたり、野球に一生懸命なところがいいなとは思ってた。でも、蒼ちゃんと付き合うってなったとき、そこまでショックじゃなかったんだ。だからわたしの気持ちはその程度だったんだと思う。蒼ちゃんの心配するようなことは無いよ」
半分本音、半分嘘。
「...つらいとかはない?」
「ないよ?!全然ないよ!むしろ応援してる!」
「ならいいんだ...これでちよちゃんが辛い思いしてたら申し訳ないなって思ってさ、でも、応援してくれてるならよかった!」
ニコッと笑う蒼ちゃんは本当に可愛くて。こんな子にかないっこないよ。だから簡単に振り切れたし。
「2人ともお似合いだと思うから、続いて欲しいなぁって思ってるよ!」
「ありがとう!変なこと聞いてごめんね!」
じゃ、バッピいってくるねー!と言って彼女はベンチを外した。
わたし、顔に出てないと思ってたのに、些細な変化に蒼ちゃんは気づいてたんだ...すごいな...
もしかして、他の人にもバレてるのかなー?
いや、それはない自信がある。
だって阿部くん本人すら気づかないから。
蒼ちゃんの直感の鋭さに驚かされたけど、平穏に終えてよかった。頑張った、わたし。
さて、ご飯を炊きにいこう。
「しのーか!」
「阿部くんごめん、ごはんかけてくる!待ってて!」
気持ちを知られて離れて行かれるより、
これくらいの距離で満足だ。