運命の人となら
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
今日はお父さんが来る日だ。
モトキもフォーム改造するとなるといてもたってもいられないのだろう。
「はやくこねぇかなー」
「LINEみたけど、そろそろくるとおも、あ、来た」
蒼の父の姿を見てビシッと背筋が良くなるモトキ。
「おつかれさん」
「お疲れ様です!今日はよろしくお願いします!」
「おー、さっそくブルペン行くか」
そうして2人はブルペンへ向かった。
わたしの方はというと
「秋丸さん!今日は数人巻き込んで盗塁刺す練習しますよ!」
ピッチャーと、秋丸さんと、ランナーと、2、3塁に守備2人。ほかのメンバーはトスバッティング。
「まずはランナー1人から!2塁を刺す練習します!」
ピッチャーが投げるのと同時に、ランナーが走り出す。秋丸が2塁へ送球する。
「あっ」
いきなり暴投。実際に人が立っているので緊張しているのだろうか。
「惜しいです!肩の力抜いてください!昨日の練習思い出して!」
ピッチャーが続けて投げる。
パァンッ
ビュンッ
パシッ
「ナイボ!」
「ナイスボール!その調子です!」
こうして秋丸さんだけでなく、他の人も盗塁、守備の練習になるようなメニューを作れた、と思う。
「十球やったらランナーはセカンドへ、サードへの送球を十球お願いします!それを繰り返します!」
「「うっす!!!」」
しかも、いい感じに練習できていると思う。
練習中と自主練でこれだけやってれば、短期間で人並みにはなるだろう。
パシンッ
「いい感じになってきましたね!」
「みんな俺なんかのために練習つきあってくれてありがとう」
「先輩がうまくなりゃチームがうまくなるんす。全然気にしないでください!」
「清水くんの言うとーり!秋丸さんが上手くなれば全体のレベルもあがります!自信もって投げてください!」
「俺がうまくなればチームのレベルがあがる...うん、その通りだよね。頑張るよ」
「さー引き続きやりましょー!」
今日も秋丸さんの特訓は有意義なものとなった。
部活終わり。
「秋丸さん、今日も自主練しますか?」
「うん、実戦形式でやった緊張感を覚えてるうちにやりたいな」
「じゃ、私2塁に行きますね!」
「ほんとに頼もしいマネジだな〜」
「おーい蒼!」
モトキがグラウンドに戻ってきた。
「筋トレは?行かなくて大丈夫なの?」
「おう、今日はもう大丈夫だ。秋丸の手伝いに来た」
「それはありがたい!モトキピッチャーやってよ」
「今日結構投げたから、軽く投げるぞ」
「充分!」
モトキも含めての自主練となった。
ビュンッ
パァンッ
ビュンッ
パシッ
「おお、連携、できてんじゃね?」
「あと十九球やるよ!その後はサードランナー!二十球を交代でやってる」
「なるほど、なっ」
ビュンッ
パァンッ
ヒューン
「あらら、秋丸さーん、今日15回目の暴投です」
「はぁ?あいつそんなに投げれてないわけ?」
「2塁、3塁側を20球ずつ、3往復したからそれくらいの暴投は想定内」
「マジ春大までに仕上がらなかったら〇す...」
「そういうプレッシャーはイップスになりかねないからやめて。秋丸さん、次行きましょう!」
ビュンッ
パァンッ
ビュッ
パシッ
「そーそー、その調子です!コツ掴んでいきましょ!
今日は結構投げたので、30球、2塁3塁一往復で終わります!頑張りましょう!」
その後も秋丸の指導は続いた。
「はぁ〜疲れたぁ〜」
「こんなに多くなげることもありませんからね。でも、練習でできなきゃ、試合でなんてもっとできません。試合やってると思って練習しましょう」
今日はこれで終わりです!
お疲れ様でした!
今日もまた、秋丸さんと別れてモトキと帰る。
「お父さん、どうだった?」
「おう、何から何までスゲー勉強になった。フォームだけじゃなくて、筋肉のことやら球筋の話まで。さすがARC教えてるだけあるな」
「お父さんも野球バカだからねー、あ、うちのお父さんがきてることはくれぐれも内緒ね」
「おう、バレたら困るのは親父さんだもんな」
「こっちはね、実戦形式で秋丸さんの送球練習したよ。かなり充実したと思う。秋丸さん、気持ちも成長してるよ。ていうか、1年生に感化されてたんだけどね笑」
「おー、あいつの意識が高まるのはいいことだ。ていうか、そうでなきゃ春大まで間に合わねぇ。蒼に迷惑かけることになると思うけど、よろしく頼むな」
「まかせて!モトキはモトキの練習に集中してればいいから!あ、たまにはバッテリーで投げてね?」
「それは当たり前だろ。俺はお前に負担がないか心配だよ」
「大丈夫だよー。あ、でも春大までにマネジ増やしたいかな。」
「部のオリエンで集まるといいな」
「できればデータ分析まで出来る子希望」
「蒼はできても、普通なかなかいないと思うぞ」
「そうかなー。きちんと仕事こなせるこがいいな。
モトキ、武蔵野に来てくれてありがとね。
モトキがいなかったら全員の意識がここまで高まってなかったよ」
「そうかあ?俺は俺のためにやってる部分が正直ある」
「プロを目指すなら、それでいいんだよ。それがチームのためになるから」
「蒼がそういってくれるならありがたいな」
「あ、今日うちの親22時くらいに帰ってくるけど寄ってく?」
「マジ?!行く!」
ルンルンのモトキ。子供みたいだ。
玄関をくぐり、私の部屋へ荷物を置きに行く。
ぎゅーーーー
いきなり抱きしめられた。
「わたし汗臭いから離れて」
「臭くない。やだ」
「ご飯作るから離れて!」
「...はーい」
そう言って2人でダイニングへ行く。
「なんかスタミナたまるものでいいよね」
「おう。肉とか豆腐が欲しいかも」
「じゃあ今日は肉豆腐にしよう」
ちゃちゃっと味付けして煮詰めて、冷蔵庫から納豆もとりだして、ご飯は丼によそってあげた。
「うまそーだな。いただきます」
「いただきまーす」
淡々と進む食事。
「モトキはご飯食べてる時何考えてるの?」
「俺は食ったもんが体に染み渡るようにイメージしながら食ってる」
だから静かなのか。
「ふーん。じゃあ、邪魔しないでおこう」
その後も黙々と食事がすすみ、2人とも完食した。
「ごちそーさん!うまかった!」
「それが聞けて安心したよ」
何も言わないから正直不安だった。
「わたしシャワー浴びるね」
「俺も浴びたい!一緒に風呂行こうぜ!」
「ええ...」
あれよあれよとモトキに誘導され(私ん家なのに)2人で脱衣所へ。
「恥ずかしいんだけど...」
「大丈夫!目瞑ってるから!」
絶対嘘だ。
なにか企んでる気がするけど、服を脱いで浴室に入った。
モトキもフォーム改造するとなるといてもたってもいられないのだろう。
「はやくこねぇかなー」
「LINEみたけど、そろそろくるとおも、あ、来た」
蒼の父の姿を見てビシッと背筋が良くなるモトキ。
「おつかれさん」
「お疲れ様です!今日はよろしくお願いします!」
「おー、さっそくブルペン行くか」
そうして2人はブルペンへ向かった。
わたしの方はというと
「秋丸さん!今日は数人巻き込んで盗塁刺す練習しますよ!」
ピッチャーと、秋丸さんと、ランナーと、2、3塁に守備2人。ほかのメンバーはトスバッティング。
「まずはランナー1人から!2塁を刺す練習します!」
ピッチャーが投げるのと同時に、ランナーが走り出す。秋丸が2塁へ送球する。
「あっ」
いきなり暴投。実際に人が立っているので緊張しているのだろうか。
「惜しいです!肩の力抜いてください!昨日の練習思い出して!」
ピッチャーが続けて投げる。
パァンッ
ビュンッ
パシッ
「ナイボ!」
「ナイスボール!その調子です!」
こうして秋丸さんだけでなく、他の人も盗塁、守備の練習になるようなメニューを作れた、と思う。
「十球やったらランナーはセカンドへ、サードへの送球を十球お願いします!それを繰り返します!」
「「うっす!!!」」
しかも、いい感じに練習できていると思う。
練習中と自主練でこれだけやってれば、短期間で人並みにはなるだろう。
パシンッ
「いい感じになってきましたね!」
「みんな俺なんかのために練習つきあってくれてありがとう」
「先輩がうまくなりゃチームがうまくなるんす。全然気にしないでください!」
「清水くんの言うとーり!秋丸さんが上手くなれば全体のレベルもあがります!自信もって投げてください!」
「俺がうまくなればチームのレベルがあがる...うん、その通りだよね。頑張るよ」
「さー引き続きやりましょー!」
今日も秋丸さんの特訓は有意義なものとなった。
部活終わり。
「秋丸さん、今日も自主練しますか?」
「うん、実戦形式でやった緊張感を覚えてるうちにやりたいな」
「じゃ、私2塁に行きますね!」
「ほんとに頼もしいマネジだな〜」
「おーい蒼!」
モトキがグラウンドに戻ってきた。
「筋トレは?行かなくて大丈夫なの?」
「おう、今日はもう大丈夫だ。秋丸の手伝いに来た」
「それはありがたい!モトキピッチャーやってよ」
「今日結構投げたから、軽く投げるぞ」
「充分!」
モトキも含めての自主練となった。
ビュンッ
パァンッ
ビュンッ
パシッ
「おお、連携、できてんじゃね?」
「あと十九球やるよ!その後はサードランナー!二十球を交代でやってる」
「なるほど、なっ」
ビュンッ
パァンッ
ヒューン
「あらら、秋丸さーん、今日15回目の暴投です」
「はぁ?あいつそんなに投げれてないわけ?」
「2塁、3塁側を20球ずつ、3往復したからそれくらいの暴投は想定内」
「マジ春大までに仕上がらなかったら〇す...」
「そういうプレッシャーはイップスになりかねないからやめて。秋丸さん、次行きましょう!」
ビュンッ
パァンッ
ビュッ
パシッ
「そーそー、その調子です!コツ掴んでいきましょ!
今日は結構投げたので、30球、2塁3塁一往復で終わります!頑張りましょう!」
その後も秋丸の指導は続いた。
「はぁ〜疲れたぁ〜」
「こんなに多くなげることもありませんからね。でも、練習でできなきゃ、試合でなんてもっとできません。試合やってると思って練習しましょう」
今日はこれで終わりです!
お疲れ様でした!
今日もまた、秋丸さんと別れてモトキと帰る。
「お父さん、どうだった?」
「おう、何から何までスゲー勉強になった。フォームだけじゃなくて、筋肉のことやら球筋の話まで。さすがARC教えてるだけあるな」
「お父さんも野球バカだからねー、あ、うちのお父さんがきてることはくれぐれも内緒ね」
「おう、バレたら困るのは親父さんだもんな」
「こっちはね、実戦形式で秋丸さんの送球練習したよ。かなり充実したと思う。秋丸さん、気持ちも成長してるよ。ていうか、1年生に感化されてたんだけどね笑」
「おー、あいつの意識が高まるのはいいことだ。ていうか、そうでなきゃ春大まで間に合わねぇ。蒼に迷惑かけることになると思うけど、よろしく頼むな」
「まかせて!モトキはモトキの練習に集中してればいいから!あ、たまにはバッテリーで投げてね?」
「それは当たり前だろ。俺はお前に負担がないか心配だよ」
「大丈夫だよー。あ、でも春大までにマネジ増やしたいかな。」
「部のオリエンで集まるといいな」
「できればデータ分析まで出来る子希望」
「蒼はできても、普通なかなかいないと思うぞ」
「そうかなー。きちんと仕事こなせるこがいいな。
モトキ、武蔵野に来てくれてありがとね。
モトキがいなかったら全員の意識がここまで高まってなかったよ」
「そうかあ?俺は俺のためにやってる部分が正直ある」
「プロを目指すなら、それでいいんだよ。それがチームのためになるから」
「蒼がそういってくれるならありがたいな」
「あ、今日うちの親22時くらいに帰ってくるけど寄ってく?」
「マジ?!行く!」
ルンルンのモトキ。子供みたいだ。
玄関をくぐり、私の部屋へ荷物を置きに行く。
ぎゅーーーー
いきなり抱きしめられた。
「わたし汗臭いから離れて」
「臭くない。やだ」
「ご飯作るから離れて!」
「...はーい」
そう言って2人でダイニングへ行く。
「なんかスタミナたまるものでいいよね」
「おう。肉とか豆腐が欲しいかも」
「じゃあ今日は肉豆腐にしよう」
ちゃちゃっと味付けして煮詰めて、冷蔵庫から納豆もとりだして、ご飯は丼によそってあげた。
「うまそーだな。いただきます」
「いただきまーす」
淡々と進む食事。
「モトキはご飯食べてる時何考えてるの?」
「俺は食ったもんが体に染み渡るようにイメージしながら食ってる」
だから静かなのか。
「ふーん。じゃあ、邪魔しないでおこう」
その後も黙々と食事がすすみ、2人とも完食した。
「ごちそーさん!うまかった!」
「それが聞けて安心したよ」
何も言わないから正直不安だった。
「わたしシャワー浴びるね」
「俺も浴びたい!一緒に風呂行こうぜ!」
「ええ...」
あれよあれよとモトキに誘導され(私ん家なのに)2人で脱衣所へ。
「恥ずかしいんだけど...」
「大丈夫!目瞑ってるから!」
絶対嘘だ。
なにか企んでる気がするけど、服を脱いで浴室に入った。