Chuchu
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タカヤと回転寿司にやってきた。
「うわ、ちょっと混んでる。20分待ちだって、大丈夫?」
「オレは待てるぞ」
「じゃあ受付発券して待とう」
ふたりで椅子に座って順番が来るのを待つことになった。
実はタカヤに釘を刺されてちょっと落ち込んでいる。周りに迷惑かけることがありえるかもしれないということ、そしたら予防しなかったわたしが悪くなるの?私に自由はないの?悪い方向にぐるぐる頭が回る。
「おい、大丈夫かよ」
こうやっていつもタカヤは気づいて、気にかけてくれる。いつだって彼の言うことは彼の優しさなんだ。
「大丈夫。タカヤには気にかけてもらってばっかりだね」
どうしたら信用してもらえるのかな。
喉のすぐそこまできているその言葉を言うことは出来なかった。
「あのな、言っとくけどお前を信用してないわけじゃねえんだよ。危険なもんは危険なんだから自分で出来ることはやるべきだって話だよ」
「...タカヤは私の心見透かしてるんだねぇ...」
言わなくてもわかる相手って本当にいるんだ。
感極まって泣きそうになった。
ダメだダメだ。今はデート中だ。
必死で涙がでるのを堪える。
「あ、番号呼ばれた。行こう」
ちょうどいいタイミングで番号を呼ばれ、改めて席につく。
「タッチパネル式だって、時代も進んだねぇ」
「お前は古代の人間かなんかか?」
「ははっ!回転寿司くるの何年ぶりだろってことよ」
「金持ちは100円じゃない寿司屋に行くってか?」
「いやいや、家の近くにないから行かないだけだよ。あったらいつでもリピしてるよ」
タカヤがなるほどなーと相槌をうってパネルを操作する。
「タカヤの家だって100円寿司行かないで出前とったりしてるでしょ、そんな感じする」
「おー。言われてみれば家族で行ったことねぇな」
「でしょ?!それと一緒だよ。うちも出前とることが多かったし」
「ほい、お前も選べ。お前ん家も出前派なんだなあ、たっけぇ店に行ってそうなのに」
「良いお店に行くのは親の結婚記念日とか誕生日とか、お祝いごとがあるときくらいだよ。」
「記念日...俺ら付き合ったのいつだ?」
「...」
「...」
双方思い出せない様子。
「きょ、今日からってことにする?!」
「いや、俺の誕生日の時にはもう付き合ってた」
「じゃあ、それよりちょっと前だったと思うけどタカヤの誕生日を記念日にしよう!覚えやすいし!」
「お前がそれでいいならいいけど...」
「そうしよう!」
記念日は大事だ。タカヤとの記念日ならなおさら。タカヤの誕生日も祝えるし、この日がいいと思った。
「なんかさっきまで暗かったけど、もう大丈夫そうだな」
「あ...うん。色々考えすぎてたみたい」
「思ったことは口にだせよ。俺らはそういう仲なんだから」
「...ありがとう!タカヤと付き合えてよかった!」
「また涙目になって...お前の情緒が俺は心配だよ」
「嬉しくて感極まってるんだよ...!」
本当にタカヤと付き合えてよかった。絶対別れたくない。いい彼女で居られるよう頑張りたい。
「タカヤに振られた時が私の人生の終わりかな」
「急に重くなったな...俺なんかよりいいやつなんて
山ほどいるから、俺が振られる可能性のほうが高いっての」
「わたしがタカヤを?!ないない!ありえないよ!あ、仕事とタカヤならタカヤの方が大事だよ!」
「なんだよその、仕事と私どっちが大事なの?みたいなやつ」
「それそれ!そういうこと!タカヤの方が大事!」
「俺的にはお前はお前らしく活躍してほしいよ」
「100点の彼氏だなぁ...」
野球してるとタカヤの怒りっぽいところが目立つなと思う時があるけど、プライベートのタカヤは全然怒ったりなんかしない、冷静で優しくて、いつもリードしてくれる。
「俺にとっても100点の彼女だよ、むしろそれ以上だな」
「恥ずかしげもなくサラッと言うところがタカヤらしい...」
逆にわたしが恥ずかしくなってきた...
「タカヤは私のどこが好きなの?」
「ゴホッ」
お茶を飲んでたタカヤが吹き出した。
「急だな...」
ちょっと考えて、口を開いた。
「誰に対しても対等で、人に感謝を伝えることを忘れないで、何事にも真っ直ぐで一生懸命なところかな」
「タカヤからは私がそう見えるんだね、嬉しいな」
「お前自身が思ってる以上に頑張り屋に見えるんだよ」
「ほ、褒め殺しだ〜」
顔を真っ赤にしてしまう。危うく注文して流れてくるお寿司を取り忘れるところだった。
「このあとどうする?」
「さみーし、オレん家きてダラダラすっか」
「!、タカヤんちのキッチン貸して!わたしお菓子つくるよ!」
「お、おう。別にいいけど、何作るんだ?」
「紅茶のシフォンケーキ作るよ!」
「じゃあ買い物行って、家行くか」
「うん!行こ行こー!」
デートはまだまだ続く。
「うわ、ちょっと混んでる。20分待ちだって、大丈夫?」
「オレは待てるぞ」
「じゃあ受付発券して待とう」
ふたりで椅子に座って順番が来るのを待つことになった。
実はタカヤに釘を刺されてちょっと落ち込んでいる。周りに迷惑かけることがありえるかもしれないということ、そしたら予防しなかったわたしが悪くなるの?私に自由はないの?悪い方向にぐるぐる頭が回る。
「おい、大丈夫かよ」
こうやっていつもタカヤは気づいて、気にかけてくれる。いつだって彼の言うことは彼の優しさなんだ。
「大丈夫。タカヤには気にかけてもらってばっかりだね」
どうしたら信用してもらえるのかな。
喉のすぐそこまできているその言葉を言うことは出来なかった。
「あのな、言っとくけどお前を信用してないわけじゃねえんだよ。危険なもんは危険なんだから自分で出来ることはやるべきだって話だよ」
「...タカヤは私の心見透かしてるんだねぇ...」
言わなくてもわかる相手って本当にいるんだ。
感極まって泣きそうになった。
ダメだダメだ。今はデート中だ。
必死で涙がでるのを堪える。
「あ、番号呼ばれた。行こう」
ちょうどいいタイミングで番号を呼ばれ、改めて席につく。
「タッチパネル式だって、時代も進んだねぇ」
「お前は古代の人間かなんかか?」
「ははっ!回転寿司くるの何年ぶりだろってことよ」
「金持ちは100円じゃない寿司屋に行くってか?」
「いやいや、家の近くにないから行かないだけだよ。あったらいつでもリピしてるよ」
タカヤがなるほどなーと相槌をうってパネルを操作する。
「タカヤの家だって100円寿司行かないで出前とったりしてるでしょ、そんな感じする」
「おー。言われてみれば家族で行ったことねぇな」
「でしょ?!それと一緒だよ。うちも出前とることが多かったし」
「ほい、お前も選べ。お前ん家も出前派なんだなあ、たっけぇ店に行ってそうなのに」
「良いお店に行くのは親の結婚記念日とか誕生日とか、お祝いごとがあるときくらいだよ。」
「記念日...俺ら付き合ったのいつだ?」
「...」
「...」
双方思い出せない様子。
「きょ、今日からってことにする?!」
「いや、俺の誕生日の時にはもう付き合ってた」
「じゃあ、それよりちょっと前だったと思うけどタカヤの誕生日を記念日にしよう!覚えやすいし!」
「お前がそれでいいならいいけど...」
「そうしよう!」
記念日は大事だ。タカヤとの記念日ならなおさら。タカヤの誕生日も祝えるし、この日がいいと思った。
「なんかさっきまで暗かったけど、もう大丈夫そうだな」
「あ...うん。色々考えすぎてたみたい」
「思ったことは口にだせよ。俺らはそういう仲なんだから」
「...ありがとう!タカヤと付き合えてよかった!」
「また涙目になって...お前の情緒が俺は心配だよ」
「嬉しくて感極まってるんだよ...!」
本当にタカヤと付き合えてよかった。絶対別れたくない。いい彼女で居られるよう頑張りたい。
「タカヤに振られた時が私の人生の終わりかな」
「急に重くなったな...俺なんかよりいいやつなんて
山ほどいるから、俺が振られる可能性のほうが高いっての」
「わたしがタカヤを?!ないない!ありえないよ!あ、仕事とタカヤならタカヤの方が大事だよ!」
「なんだよその、仕事と私どっちが大事なの?みたいなやつ」
「それそれ!そういうこと!タカヤの方が大事!」
「俺的にはお前はお前らしく活躍してほしいよ」
「100点の彼氏だなぁ...」
野球してるとタカヤの怒りっぽいところが目立つなと思う時があるけど、プライベートのタカヤは全然怒ったりなんかしない、冷静で優しくて、いつもリードしてくれる。
「俺にとっても100点の彼女だよ、むしろそれ以上だな」
「恥ずかしげもなくサラッと言うところがタカヤらしい...」
逆にわたしが恥ずかしくなってきた...
「タカヤは私のどこが好きなの?」
「ゴホッ」
お茶を飲んでたタカヤが吹き出した。
「急だな...」
ちょっと考えて、口を開いた。
「誰に対しても対等で、人に感謝を伝えることを忘れないで、何事にも真っ直ぐで一生懸命なところかな」
「タカヤからは私がそう見えるんだね、嬉しいな」
「お前自身が思ってる以上に頑張り屋に見えるんだよ」
「ほ、褒め殺しだ〜」
顔を真っ赤にしてしまう。危うく注文して流れてくるお寿司を取り忘れるところだった。
「このあとどうする?」
「さみーし、オレん家きてダラダラすっか」
「!、タカヤんちのキッチン貸して!わたしお菓子つくるよ!」
「お、おう。別にいいけど、何作るんだ?」
「紅茶のシフォンケーキ作るよ!」
「じゃあ買い物行って、家行くか」
「うん!行こ行こー!」
デートはまだまだ続く。