Chuchu
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春の大会まで、次の1年が入ってくるまで残り数ヶ月を切った。モモカンが全員集合の合図をかけると、篠岡の隣に知らないヤツが立っていた。それが、俺と蒼の最初の出会いだった。
「ハイ!みんなお疲れ!今日はなんと、念願の2人目のマネジを紹介します!ちよちゃん、紹介してあげて!」
2人目のマネジときいて全体がどよめく。でもどよめく理由はそれだけじゃない。
「えーと、新しくマネジをやってくれる一ノ瀬蒼ちゃんです。最近西浦に編入してきたので知らない人がほとんどかも。それから...」
「ハイハーイ!どこの国の人なんですか!海外部隊だー!」
田島が間髪入れず投げかける。そう、どよめきの理由は、この2人目のマネジの見た目がどう見ても日本人ではない風貌をしているのだ。長いホワイトブロンドの髪、透き通るような真っ白な肌、極めつけに瞳は碧く澄んでいる。名前は日本人だが、どう見ても外国人のナリで、田島が海外部隊だというのも納得がいく。
「あっ...蒼ちゃんはね...」
「いーよちよちゃん、私が説明する。」
"知らないヤツ"が、1歩前に出て話始める。
「はじめまして。一ノ瀬蒼といいます。親の転勤で埼玉に引っ越してきました。それまでは福岡で女子野球部に入っていて、私は投手をやってました。左利きだからって理由だけど。」
「「おおー...」」
「で、多分みんなが一番気にしてるこの見た目だけど、私は生粋の日本人です。ハーフでもなく。」
「ハーイ!あ、俺田島って言います!じゃあなんで目ぇ碧いのー?!」
「私は、アルビノって呼ばれる色素が生成されない特異体質なんです。聞いた事ありますか?」
「はい。栄口っす。あの、カラスとかトラとか、稀に真っ白な毛並みでうまれてくるやつですよね?」
アルビノ。それなら俺も聞いたことある。
「栄口くんのいうとおり、稀に色素を持たない生体が生まれることがあって、体は白、瞳は赤くなるんです。でも日本人は体質上、瞳は赤くはならず碧くなるのが基本なんです。」
「「へぇーーー」」
理解はしたけど、それにしたって色白すぎる。なんかの芸術品みてるみてぇだ。
「そんな訳で、これからよろしくお願いします!」
「蒼ちゃんは投手経験があってしかも左利きだから、マネジ兼練習相手にもなってもらいます!みんな!貴重な左利きだからたくさん練習するんだよ!」
「「はい!!!!」」
「阿部くんと田島くんは蒼ちゃんの投球練習も少しやってあげてね!田島くんは特に大事な経験になると思うよ!」
「さっきの元気な子が田島くんで、阿部くんは...」
「阿部はオレ、これからよろしく」
「あ、ありがとう!よろしくね!」
モモカンの言う通り、左利き投手はありがたい。高校でも野球やってたんなら相当真剣にやってたんだろうな。レンにいい影響を与えるチャンスかもしんねぇ。仲良くなるに越したことはないな。
その後はいつも通りの練習で、全員でストレッチをして1日が終わった。
「ハイ!みんなお疲れ!今日はなんと、念願の2人目のマネジを紹介します!ちよちゃん、紹介してあげて!」
2人目のマネジときいて全体がどよめく。でもどよめく理由はそれだけじゃない。
「えーと、新しくマネジをやってくれる一ノ瀬蒼ちゃんです。最近西浦に編入してきたので知らない人がほとんどかも。それから...」
「ハイハーイ!どこの国の人なんですか!海外部隊だー!」
田島が間髪入れず投げかける。そう、どよめきの理由は、この2人目のマネジの見た目がどう見ても日本人ではない風貌をしているのだ。長いホワイトブロンドの髪、透き通るような真っ白な肌、極めつけに瞳は碧く澄んでいる。名前は日本人だが、どう見ても外国人のナリで、田島が海外部隊だというのも納得がいく。
「あっ...蒼ちゃんはね...」
「いーよちよちゃん、私が説明する。」
"知らないヤツ"が、1歩前に出て話始める。
「はじめまして。一ノ瀬蒼といいます。親の転勤で埼玉に引っ越してきました。それまでは福岡で女子野球部に入っていて、私は投手をやってました。左利きだからって理由だけど。」
「「おおー...」」
「で、多分みんなが一番気にしてるこの見た目だけど、私は生粋の日本人です。ハーフでもなく。」
「ハーイ!あ、俺田島って言います!じゃあなんで目ぇ碧いのー?!」
「私は、アルビノって呼ばれる色素が生成されない特異体質なんです。聞いた事ありますか?」
「はい。栄口っす。あの、カラスとかトラとか、稀に真っ白な毛並みでうまれてくるやつですよね?」
アルビノ。それなら俺も聞いたことある。
「栄口くんのいうとおり、稀に色素を持たない生体が生まれることがあって、体は白、瞳は赤くなるんです。でも日本人は体質上、瞳は赤くはならず碧くなるのが基本なんです。」
「「へぇーーー」」
理解はしたけど、それにしたって色白すぎる。なんかの芸術品みてるみてぇだ。
「そんな訳で、これからよろしくお願いします!」
「蒼ちゃんは投手経験があってしかも左利きだから、マネジ兼練習相手にもなってもらいます!みんな!貴重な左利きだからたくさん練習するんだよ!」
「「はい!!!!」」
「阿部くんと田島くんは蒼ちゃんの投球練習も少しやってあげてね!田島くんは特に大事な経験になると思うよ!」
「さっきの元気な子が田島くんで、阿部くんは...」
「阿部はオレ、これからよろしく」
「あ、ありがとう!よろしくね!」
モモカンの言う通り、左利き投手はありがたい。高校でも野球やってたんなら相当真剣にやってたんだろうな。レンにいい影響を与えるチャンスかもしんねぇ。仲良くなるに越したことはないな。
その後はいつも通りの練習で、全員でストレッチをして1日が終わった。
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