銀ちゃんが好きな女の子
お礼画面(超短編小説)
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【All I want for Christmas is you】
※注意※ 若干の大人向け要素あります
プレゼントなんて柄じゃないがたまには良いモンだ。
紙袋のリボンを解く***を見て銀時はそう思った。目玉が零れそうなほど目を見開いて「プレゼント?銀ちゃんが私に?」と言った声は喜び溢れて上ずっている。瞳を輝かせて包みを開く姿を眺めながら、銀時は心の中でカウントダウンを始めた。予想では***が叫ぶまであと3、2、1……
「なっ、なんじゃこりゃぁぁぁ!?」
「ぶッッッ!!!」
二十五日の聖なる夜に男女がふたりきり。
だが万事屋のリビングにロマンチックな気配は無い。ゲラゲラ笑う銀時に投げつけられたのは透明の袋。そこにはセクシーなモデルの写真と“ミニスカサンタコスチューム”の文字。「こんなの要りません」と叫ぶ***の声はほとんど悲鳴だった。
「んでだよぉ?***の大好きな彼氏からのプレゼントだぞ、喜べよ。何ならいま着てみれば。ちょうどガキ共も居ねぇし」
「着れませんよ、こんな服!」
「なにお前、洋服の着方も知らねぇの?ったく、しょーがねーヤツだな。そんじゃ銀さんが着せてやっから、」
「そーゆー意味じゃないよ馬鹿!」
絶対に着たくない女と絶対に着せたい男の負けられない戦いだ。脚が出すぎて嫌だと言う***に、ニーハイソックスとガータベルト付きだと銀時が反論したら、ますます嫌がられた。チューブトップのワンピース姿で笑うモデルの写真を指さした***が、胸が見えそうと文句を言う。お前のはこんなにデカくねぇから大丈夫だろと銀時が諫めたら、案の定横っ面をひっぱたかれた。
とにかく嫌です、絶対に着ない、銀ちゃんの変態天パ野郎!と突っぱねられた銀時は、ついに最終奥義を出すことにした。これさえ言えば勝負はこっちのモンだ。そんな台詞はとっくに準備済みで、ヒリヒリする頬っぺたをさすりながらおもむろに口を開いた。
「じゃあ聞くけど、他に何かあんの?」
「他にって……何がですか?」
「俺へのプレゼントが他に何かあんのかよ?」
「えぇっ!?だ、だって、いつもはそんなの、」
「神楽には昨日あんなにあげてたのに?すげぇ量の菓子やら肉まんやら枕元に積んでさぁ。今朝ぱっつぁんにも商品券やってただろ?そんで俺には何も無ぇの?おかしくね?銀さんは***の彼氏なんですけどぉ?」
プレゼント交換なんてことは、付き合って以来一度もしてない。毎年クリスマスは子供らへの贈り物で頭が一杯だから、こんな展開を***はまさか予想もしてなかっただろう。でも銀時のおねだりにはめっぽう弱いから、少し唇を尖らせて仏頂面で駄々をこねれば、もう既に***はオロオロとしている。最後のひと押しに銀時はソファにふんぞり返って、大声で騒いだ。
「あ~あ~俺にもサンタ来ねぇかなぁ。肥満のジジィサンタじゃなくて、ぴちぴち若ぇサンタ~!プレゼントはアタシとか言っちゃう可愛いミニスカサンタァァァ!!」
「わっ、分かったよ、着ればいいんでしょ着れば!でも一瞬だからね!私が着たって可愛くなんかないし、ちょっと見せたらすぐ脱ぎますから!」
まだ着てもないのに頬を赤らめるのが可笑しい。和室の襖がスパンと閉まり、暫くすると衣擦れの音と一緒に「覗かないでください!」と声がした。戸の向こうで必死に着替えている***を想像したら、銀時は愉快で仕方がなかった。
「銀ちゃん、着れ、まし、た」
「うぉおおっ……!!」
襖が開くと同時に、プレゼントは良いモンだとまた思う。真っ赤な服に***の肌の白さが際立つ。素肌の肩と腕が蛍光灯に照らされて艶めかしく光る。ニーハイで覆われた脚はすらりと細くて、ガータベルトの縦断する太ももは肉感的だ。いつもの着物姿と違って色っぽくて、下品な言い方をすれば「ごっさエロい」だ。
ニヤつきながらじろじろ眺める銀時に「もういいよね?じゃ着替えます」と***が言うから慌てて引き留めた。「もっとよく見せろよ」と言うとほんの一歩前に出て、恥ずかしそうにくるりと一回転する。
「んぁ……?オイ、後ろが取れてんぞ」
「あ、ほんとだ。背中で結ぶの難しくって」
ワンピースの背中は編み上げになっていて、その一番上で黒いリボンが解けていた。直してやると手招きする銀時に***はおずおずと近づいてくる。背を向けようとするのをそのままでいいと止めて、ソファに座る銀時の膝の間に立たせた。
向かい合って両手を背中に回すと、顔が自然と胸に近づく。白い膨らみがチューブトップの縁でふっくらと盛り上がっていた。それにむしゃぶりつきたいのをぐっと抑えて、銀時はわざとゆっくりリボンを結んだ。
「おっ、もしかしてノーブラ?」
「違うよ!肩紐だけ外したんです!」
リボンを結び終えた手で背中を撫でまわすと、服の向こうに下着の存在を感じた。ちぇっ、ノーブラにしろよケチ、と思ったが口にしたらまた平手打ちを喰らうから言わない。華奢な***の腰の女らしい曲線をじっとりと撫でて、スカート越しにさりげなく尻を揉んでから、その手をするりと裾の中へ入れた。
「ぎゃッ!!ちょっ、ちょっと銀ちゃん!?」
***は目を剥いて、銀時の肩を両手で押しながらジタバタ暴れた。だが脚の付け根を探って「これ間違ってんじゃねーか」と銀時が言うと、キョトンとして固まった。
「あのなぁ、ガーターベルトってのはパンツの下に着んだよ。お前これパンツの上に穿いてんぞ。逆だよ逆ぅ」
「えっ……、そうなの!?」
元から赤かった頬っぺたがますます赤みを増す。金魚みたいにぱくぱくさせた口から「だってそんなの知らないもん」と漏れた声は今にも泣きそうだ。
「そんなしょげんなよ。あー、今のは銀さんが意地悪だったな。そーだよな、お前みてぇなお子ちゃまはこれの着け方なんか知らねぇよな。それも初心な***らしくて可愛いって。ちゃんと直してやっから脚上げろや、ほれ」
「へあっ……!?」
膝を掴んでソファに片脚をつかせ、ベルトの留め具をプチンッと外す。その動きがあまりに速くて、顔を茹でダコみたいにした***は抵抗どころか呼吸すらしてなかった。紐をつまんだ指で太腿の肌触りを楽しみながら登っていく。ミニスカートがぺろっとめくれて白いショーツが丸見えになった。腰骨の上を汗ばんだ手のひらでじっくり撫でた後、下着のゴムの隙間から薄い布の中へ指を侵入させた。
「ひっ、」と息を飲んで***の小さな身体が強張る。銀時の肩につかまる手に力が入った。ベルトを摘んだ指が下着の中をじりじり進む間に、ソファについた細い脚がぶるぶる震えはじめた。
「っ……、ぎ、ぎんちゃ、」
「んー?どーしたぁ」
「くすぐったいから、もぉいい」
「はぁぁ?まだ前しか直してねぇんだけど。後ろとこっちの脚も残ってんだろーが」
タイツの縁のレースに金具を留めて、すかさず後ろに手を伸ばす。ベルトに沿って尻の丸みを撫でながら、ふわふわした肌とぴちぴちしたニーハイの間を何往復もして、その手触りを楽しんだ。身体をまさぐられて嫌々と首を振るくせに、***の潤んだ瞳はもっとされたいと言うようにじっと見つめてくる。その目つきが前戯の時とそっくりで銀時は思わず「ふはっ」と吹き出した。ちんまりした尻を両手で掴んで引き寄せ、ワンピースの胸に服の上からぱくっと噛みつく。ギャーギャー騒いで髪を引っ張られたが、淡い赤色に染まった肌の下でドクンドクンと鳴る鼓動が***も欲情している証拠だった。
「その気になってんのは俺だけじゃねーな……神楽は新八んとこでパーティーしてて帰ってこねぇし、***も諦めてそろそろさっきのヤツ言えばぁ?」
「へ……?さ、さっきのヤツって、」
「プレゼントはア・タ・シってヤツ」
「ぜ、絶ッッッ対言わない!大体こんな服、んんっ!?」
うるさい口は唇で塞いだ。強く抱き寄せたら***の膝がガクッと折れて、銀時の脚に跨るように座り込む。顔を傾けて深く口づけると胸を叩いて抵抗されたが、舌を絡めとって痛いほど強く吸ってやれば腕の中の身体はへなへなと脱力した。狭く小さな口の中を銀時は隅々まで味わって、上顎の奥から手前へとべろりと舐めると抱き締めた***がびくびくと痙攣しはじめる。唇を離した後もふたりは唾液の糸で繋がっていた。
「はぁ、銀ちゃ……こ、んな格好で、やだぁっ……」
「こんな格好だからイイんだっつーの」
こんな格好がどれほど銀時を喜ばせるか、***には分からないだろう。元々エロい女のエロい姿に興味はない。今夜何より欲しいのは純真無垢な***が銀時の為だけに淫らになる姿だ。腕に***を抱えたままソファに倒れ込んで、再び口づけたらもう止まれない。聖なる夜の静かなリビングに唇を吸う水音だけが響いた。
小刻みに震える***の背中に手を伸ばした銀時は、クリスマスの朝の子供みたいに浮かれた気分になって、プレゼントは良いモンだと何度思ったか分からないことを思いながら、結んだばかりのリボンをいま解きはじめる。
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【All I want for Christmas is you】2021-12-25
※注意※ 若干の大人向け要素あります
プレゼントなんて柄じゃないがたまには良いモンだ。
紙袋のリボンを解く***を見て銀時はそう思った。目玉が零れそうなほど目を見開いて「プレゼント?銀ちゃんが私に?」と言った声は喜び溢れて上ずっている。瞳を輝かせて包みを開く姿を眺めながら、銀時は心の中でカウントダウンを始めた。予想では***が叫ぶまであと3、2、1……
「なっ、なんじゃこりゃぁぁぁ!?」
「ぶッッッ!!!」
二十五日の聖なる夜に男女がふたりきり。
だが万事屋のリビングにロマンチックな気配は無い。ゲラゲラ笑う銀時に投げつけられたのは透明の袋。そこにはセクシーなモデルの写真と“ミニスカサンタコスチューム”の文字。「こんなの要りません」と叫ぶ***の声はほとんど悲鳴だった。
「んでだよぉ?***の大好きな彼氏からのプレゼントだぞ、喜べよ。何ならいま着てみれば。ちょうどガキ共も居ねぇし」
「着れませんよ、こんな服!」
「なにお前、洋服の着方も知らねぇの?ったく、しょーがねーヤツだな。そんじゃ銀さんが着せてやっから、」
「そーゆー意味じゃないよ馬鹿!」
絶対に着たくない女と絶対に着せたい男の負けられない戦いだ。脚が出すぎて嫌だと言う***に、ニーハイソックスとガータベルト付きだと銀時が反論したら、ますます嫌がられた。チューブトップのワンピース姿で笑うモデルの写真を指さした***が、胸が見えそうと文句を言う。お前のはこんなにデカくねぇから大丈夫だろと銀時が諫めたら、案の定横っ面をひっぱたかれた。
とにかく嫌です、絶対に着ない、銀ちゃんの変態天パ野郎!と突っぱねられた銀時は、ついに最終奥義を出すことにした。これさえ言えば勝負はこっちのモンだ。そんな台詞はとっくに準備済みで、ヒリヒリする頬っぺたをさすりながらおもむろに口を開いた。
「じゃあ聞くけど、他に何かあんの?」
「他にって……何がですか?」
「俺へのプレゼントが他に何かあんのかよ?」
「えぇっ!?だ、だって、いつもはそんなの、」
「神楽には昨日あんなにあげてたのに?すげぇ量の菓子やら肉まんやら枕元に積んでさぁ。今朝ぱっつぁんにも商品券やってただろ?そんで俺には何も無ぇの?おかしくね?銀さんは***の彼氏なんですけどぉ?」
プレゼント交換なんてことは、付き合って以来一度もしてない。毎年クリスマスは子供らへの贈り物で頭が一杯だから、こんな展開を***はまさか予想もしてなかっただろう。でも銀時のおねだりにはめっぽう弱いから、少し唇を尖らせて仏頂面で駄々をこねれば、もう既に***はオロオロとしている。最後のひと押しに銀時はソファにふんぞり返って、大声で騒いだ。
「あ~あ~俺にもサンタ来ねぇかなぁ。肥満のジジィサンタじゃなくて、ぴちぴち若ぇサンタ~!プレゼントはアタシとか言っちゃう可愛いミニスカサンタァァァ!!」
「わっ、分かったよ、着ればいいんでしょ着れば!でも一瞬だからね!私が着たって可愛くなんかないし、ちょっと見せたらすぐ脱ぎますから!」
まだ着てもないのに頬を赤らめるのが可笑しい。和室の襖がスパンと閉まり、暫くすると衣擦れの音と一緒に「覗かないでください!」と声がした。戸の向こうで必死に着替えている***を想像したら、銀時は愉快で仕方がなかった。
「銀ちゃん、着れ、まし、た」
「うぉおおっ……!!」
襖が開くと同時に、プレゼントは良いモンだとまた思う。真っ赤な服に***の肌の白さが際立つ。素肌の肩と腕が蛍光灯に照らされて艶めかしく光る。ニーハイで覆われた脚はすらりと細くて、ガータベルトの縦断する太ももは肉感的だ。いつもの着物姿と違って色っぽくて、下品な言い方をすれば「ごっさエロい」だ。
ニヤつきながらじろじろ眺める銀時に「もういいよね?じゃ着替えます」と***が言うから慌てて引き留めた。「もっとよく見せろよ」と言うとほんの一歩前に出て、恥ずかしそうにくるりと一回転する。
「んぁ……?オイ、後ろが取れてんぞ」
「あ、ほんとだ。背中で結ぶの難しくって」
ワンピースの背中は編み上げになっていて、その一番上で黒いリボンが解けていた。直してやると手招きする銀時に***はおずおずと近づいてくる。背を向けようとするのをそのままでいいと止めて、ソファに座る銀時の膝の間に立たせた。
向かい合って両手を背中に回すと、顔が自然と胸に近づく。白い膨らみがチューブトップの縁でふっくらと盛り上がっていた。それにむしゃぶりつきたいのをぐっと抑えて、銀時はわざとゆっくりリボンを結んだ。
「おっ、もしかしてノーブラ?」
「違うよ!肩紐だけ外したんです!」
リボンを結び終えた手で背中を撫でまわすと、服の向こうに下着の存在を感じた。ちぇっ、ノーブラにしろよケチ、と思ったが口にしたらまた平手打ちを喰らうから言わない。華奢な***の腰の女らしい曲線をじっとりと撫でて、スカート越しにさりげなく尻を揉んでから、その手をするりと裾の中へ入れた。
「ぎゃッ!!ちょっ、ちょっと銀ちゃん!?」
***は目を剥いて、銀時の肩を両手で押しながらジタバタ暴れた。だが脚の付け根を探って「これ間違ってんじゃねーか」と銀時が言うと、キョトンとして固まった。
「あのなぁ、ガーターベルトってのはパンツの下に着んだよ。お前これパンツの上に穿いてんぞ。逆だよ逆ぅ」
「えっ……、そうなの!?」
元から赤かった頬っぺたがますます赤みを増す。金魚みたいにぱくぱくさせた口から「だってそんなの知らないもん」と漏れた声は今にも泣きそうだ。
「そんなしょげんなよ。あー、今のは銀さんが意地悪だったな。そーだよな、お前みてぇなお子ちゃまはこれの着け方なんか知らねぇよな。それも初心な***らしくて可愛いって。ちゃんと直してやっから脚上げろや、ほれ」
「へあっ……!?」
膝を掴んでソファに片脚をつかせ、ベルトの留め具をプチンッと外す。その動きがあまりに速くて、顔を茹でダコみたいにした***は抵抗どころか呼吸すらしてなかった。紐をつまんだ指で太腿の肌触りを楽しみながら登っていく。ミニスカートがぺろっとめくれて白いショーツが丸見えになった。腰骨の上を汗ばんだ手のひらでじっくり撫でた後、下着のゴムの隙間から薄い布の中へ指を侵入させた。
「ひっ、」と息を飲んで***の小さな身体が強張る。銀時の肩につかまる手に力が入った。ベルトを摘んだ指が下着の中をじりじり進む間に、ソファについた細い脚がぶるぶる震えはじめた。
「っ……、ぎ、ぎんちゃ、」
「んー?どーしたぁ」
「くすぐったいから、もぉいい」
「はぁぁ?まだ前しか直してねぇんだけど。後ろとこっちの脚も残ってんだろーが」
タイツの縁のレースに金具を留めて、すかさず後ろに手を伸ばす。ベルトに沿って尻の丸みを撫でながら、ふわふわした肌とぴちぴちしたニーハイの間を何往復もして、その手触りを楽しんだ。身体をまさぐられて嫌々と首を振るくせに、***の潤んだ瞳はもっとされたいと言うようにじっと見つめてくる。その目つきが前戯の時とそっくりで銀時は思わず「ふはっ」と吹き出した。ちんまりした尻を両手で掴んで引き寄せ、ワンピースの胸に服の上からぱくっと噛みつく。ギャーギャー騒いで髪を引っ張られたが、淡い赤色に染まった肌の下でドクンドクンと鳴る鼓動が***も欲情している証拠だった。
「その気になってんのは俺だけじゃねーな……神楽は新八んとこでパーティーしてて帰ってこねぇし、***も諦めてそろそろさっきのヤツ言えばぁ?」
「へ……?さ、さっきのヤツって、」
「プレゼントはア・タ・シってヤツ」
「ぜ、絶ッッッ対言わない!大体こんな服、んんっ!?」
うるさい口は唇で塞いだ。強く抱き寄せたら***の膝がガクッと折れて、銀時の脚に跨るように座り込む。顔を傾けて深く口づけると胸を叩いて抵抗されたが、舌を絡めとって痛いほど強く吸ってやれば腕の中の身体はへなへなと脱力した。狭く小さな口の中を銀時は隅々まで味わって、上顎の奥から手前へとべろりと舐めると抱き締めた***がびくびくと痙攣しはじめる。唇を離した後もふたりは唾液の糸で繋がっていた。
「はぁ、銀ちゃ……こ、んな格好で、やだぁっ……」
「こんな格好だからイイんだっつーの」
こんな格好がどれほど銀時を喜ばせるか、***には分からないだろう。元々エロい女のエロい姿に興味はない。今夜何より欲しいのは純真無垢な***が銀時の為だけに淫らになる姿だ。腕に***を抱えたままソファに倒れ込んで、再び口づけたらもう止まれない。聖なる夜の静かなリビングに唇を吸う水音だけが響いた。
小刻みに震える***の背中に手を伸ばした銀時は、クリスマスの朝の子供みたいに浮かれた気分になって、プレゼントは良いモンだと何度思ったか分からないことを思いながら、結んだばかりのリボンをいま解きはじめる。
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【All I want for Christmas is you】2021-12-25
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