銀ちゃんが好きな女の子
お礼画面(超短編小説)
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【日常】no.1 ゆびずもう
万事屋のソファでジャンプを読んでいた銀時に、***が唐突に突き付けた挑戦状。その内容は「指相撲」
「いやいや、オメーのその弱っちぃ指で、銀さんに勝てるわけねぇだろ、やめとけやめとけ」
「そんなことないです!スーパーのレジ打ちで指は鍛えられてるから、勝てるもん!」
そう言って***は譲らない。更に負けた方がコンビニでお菓子を買ってくるという条件まで提示されたので、しゃーねぇなと言って銀時は勝負を受けた。
右手同士で指をひっかけて、親指を立てていたが、あっという間に銀時の指が、***の小さな親指を押さえつけた。
「あ、あれ!?ちょ、ちょっと、待って!」
「はい、つかまえたぁ。ほい、い~ち、に~ぃ、さぁ~ん、しぃ~ぃ…じゅうッ!」
「うぎぎぎぎ……銀ちゃんもっかい!もう一回!」
「あぁ?お前どうせ勝てねぇよ、両手使っても無理だって」
「りょ、両手なら絶対勝てるもん!」
「ぜってぇー無理だって、ほら、じゃぁ両手でやってみ」
指を絡めた右手の親指で、さっと銀時の親指を押さえつける。少し悔しそうな顔をしながらも、***は更に左手を重ねて、銀時の右手ごと包むように、ぎゅっと握る。
「やった!ほら、銀ちゃん!今度はちゃーんと押さえたもんね!私の勝ちです!い~ち、に~ぃ、さ~ん、し~ぃ…」
カウントの間も左手で耳をほじりながら、全然抵抗しなかった銀時が、カウント「9」になった途端、「なぁ」と声をかけてくる。
「そんなにぎゅっと握って、***ってほんっと銀さんのこと好きなぁ」
えっ!と大きな声を上げて顔が真っ赤になると同時に、***の両手から力が抜けて、形勢逆転。気が付くとまた強い力の大きな親指で、小さな親指が押さえつけられていた。
あっという間にカウント10。
顔をあげるとニヤリと笑った銀時が、待ってましたとばかりに口をひらく。
「だから言ったろ、両手でもぜってぇ勝てねぇって。ほらほら、***ちゃ~ん、いちご牛乳買って来いよ」
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【日常】no.1 ゆびずもう
2019-0405
万事屋のソファでジャンプを読んでいた銀時に、***が唐突に突き付けた挑戦状。その内容は「指相撲」
「いやいや、オメーのその弱っちぃ指で、銀さんに勝てるわけねぇだろ、やめとけやめとけ」
「そんなことないです!スーパーのレジ打ちで指は鍛えられてるから、勝てるもん!」
そう言って***は譲らない。更に負けた方がコンビニでお菓子を買ってくるという条件まで提示されたので、しゃーねぇなと言って銀時は勝負を受けた。
右手同士で指をひっかけて、親指を立てていたが、あっという間に銀時の指が、***の小さな親指を押さえつけた。
「あ、あれ!?ちょ、ちょっと、待って!」
「はい、つかまえたぁ。ほい、い~ち、に~ぃ、さぁ~ん、しぃ~ぃ…じゅうッ!」
「うぎぎぎぎ……銀ちゃんもっかい!もう一回!」
「あぁ?お前どうせ勝てねぇよ、両手使っても無理だって」
「りょ、両手なら絶対勝てるもん!」
「ぜってぇー無理だって、ほら、じゃぁ両手でやってみ」
指を絡めた右手の親指で、さっと銀時の親指を押さえつける。少し悔しそうな顔をしながらも、***は更に左手を重ねて、銀時の右手ごと包むように、ぎゅっと握る。
「やった!ほら、銀ちゃん!今度はちゃーんと押さえたもんね!私の勝ちです!い~ち、に~ぃ、さ~ん、し~ぃ…」
カウントの間も左手で耳をほじりながら、全然抵抗しなかった銀時が、カウント「9」になった途端、「なぁ」と声をかけてくる。
「そんなにぎゅっと握って、***ってほんっと銀さんのこと好きなぁ」
えっ!と大きな声を上げて顔が真っ赤になると同時に、***の両手から力が抜けて、形勢逆転。気が付くとまた強い力の大きな親指で、小さな親指が押さえつけられていた。
あっという間にカウント10。
顔をあげるとニヤリと笑った銀時が、待ってましたとばかりに口をひらく。
「だから言ったろ、両手でもぜってぇ勝てねぇって。ほらほら、***ちゃ~ん、いちご牛乳買って来いよ」
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【日常】no.1 ゆびずもう
2019-0405
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