銀ちゃんに恋する女の子
おもちの宝もの
おなまえをどうぞ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【いちごみるく】
「せんせー、ノート持ってきたよ~」
昼休みの国語準備室、クラスのみんなのノートを持ってきた
「あれ?いないの?」
いつも突っ伏して寝こけている物の溢れたデスクにもくたびれたソファにも銀八の姿は見当たらない
『昼にでも集めて持ってきてくれや』と言い放たれこのくっそ重いノートわざわざ持ってきてやったのにいないとはどういう事だ
もう昼ごはんも食べ終わって準備室でグダってる頃だと思ったんだけどな
窓際のデスクにノートの束を置き、主人のいない部屋を見渡してみる
…部屋自体は意外と片付いてるよな
ちょっとたばこ臭いけどなぜか銀八に抱きしめられた時のように落ち着く部屋の匂い
ソファの前には飲みかけのイチゴ牛乳と灰皿
腰掛けてみると、なんだか私が眠くなってきた
「あ~、だりィ…」
昼飯食ってたらババアに雑用言いつけられて散々こき使われたわ
ったく、昼休み(貴重な昼寝の時間)がもうすぐ終わっちまうじゃあねーか
ガラガラ
国語準備室に入り、最初に目につくくたびれたソファにもたれる見知ったうちのクラスの生徒
っつか付き合ってんだけど
まぁ一応俺教師だし?内密にな。
沖田あたりにはバレてそうだけど
卒業までのあと半年は手は出さないように頑張ろうと思いました!!え?作文ン?
…じゃなくて、
「おーい、何寝てんだこんなトコで。昼休み終わんぞ」
「…ん……、あ、いた」
「いたじゃねーよ。ここは寝るトコじゃないんですけど~」
「いや先生いつも寝てるじゃないですか。ノート持って来たけど先生いなかったから待ってたら眠くなっちゃったの!」
「あー、持ってきてくれたのか。御苦労サン」
そう言ってポンと私の頭に手を置く
その手の重さと体温が心地よくてもう用は済んだはずなのに離れがたい
ちょっとだけ私から触れても良いだろうか
白衣の裾を指先で弄る
なにこれなにこの可愛い生き物
なんなのまだ眠いの?寝ぼけてるの?
「なに?離れたくなくなっちゃった?」
いや俺もまだ一緒にいたいけどね、つかここが学校じゃなかったらとか考えちゃうけど
こんなんでも少しだけお前より大人だからな
「もう予鈴なるから、戻んなサイ」と促す
すると白衣から指を離し、ドアまで歩いて行った…が戻ってき、た?
「午後もお仕事頑張ってね、せんせ」
背伸びしながら耳元でそう囁いたあいつは白衣のポケットに何か入れて準備室から出ていった
その場に取り残された俺は片手で目を覆いソファに沈み込む
「はぁ~~~~~」
たった一言だっつーのに耳に残る鈴のような声
なにガキに翻弄されてんだ俺は
「いちごみるく…か」
キーンコーンカーンコーン…
あいつがポケットに残していった飴玉を口に放り込んで俺も準備室を後にした。
-------------------------------------------------
【いちごみるく】end
♡ぴ(ちゃさき)様へ♡
素敵な銀八先生の夢小説、掲載の許可を下さって、ありがとうございます。
大切な作品を、半ば強奪するようなことをした無礼をお許し下さい。このお話を読んでからずっと、いちごみるくを食べ続け、銀八先生のことを考え続けております。おもちは本当にこのお話大好きで、スンッとした主人公がめちゃめちゃ可愛いし、生徒に振り回されてる銀八先生のドキドキに、とっても胸キュンです。何度も何度も読み返しています。
いつもおもちを応援してくれる、ちゃさき様の1番の読者かつファンをおもちは自称しますっ!またお話書いたら読ませてもらえた嬉しいです♡ありがとうございました!大好きっ♡
「せんせー、ノート持ってきたよ~」
昼休みの国語準備室、クラスのみんなのノートを持ってきた
「あれ?いないの?」
いつも突っ伏して寝こけている物の溢れたデスクにもくたびれたソファにも銀八の姿は見当たらない
『昼にでも集めて持ってきてくれや』と言い放たれこのくっそ重いノートわざわざ持ってきてやったのにいないとはどういう事だ
もう昼ごはんも食べ終わって準備室でグダってる頃だと思ったんだけどな
窓際のデスクにノートの束を置き、主人のいない部屋を見渡してみる
…部屋自体は意外と片付いてるよな
ちょっとたばこ臭いけどなぜか銀八に抱きしめられた時のように落ち着く部屋の匂い
ソファの前には飲みかけのイチゴ牛乳と灰皿
腰掛けてみると、なんだか私が眠くなってきた
「あ~、だりィ…」
昼飯食ってたらババアに雑用言いつけられて散々こき使われたわ
ったく、昼休み(貴重な昼寝の時間)がもうすぐ終わっちまうじゃあねーか
ガラガラ
国語準備室に入り、最初に目につくくたびれたソファにもたれる見知ったうちのクラスの生徒
っつか付き合ってんだけど
まぁ一応俺教師だし?内密にな。
沖田あたりにはバレてそうだけど
卒業までのあと半年は手は出さないように頑張ろうと思いました!!え?作文ン?
…じゃなくて、
「おーい、何寝てんだこんなトコで。昼休み終わんぞ」
「…ん……、あ、いた」
「いたじゃねーよ。ここは寝るトコじゃないんですけど~」
「いや先生いつも寝てるじゃないですか。ノート持って来たけど先生いなかったから待ってたら眠くなっちゃったの!」
「あー、持ってきてくれたのか。御苦労サン」
そう言ってポンと私の頭に手を置く
その手の重さと体温が心地よくてもう用は済んだはずなのに離れがたい
ちょっとだけ私から触れても良いだろうか
白衣の裾を指先で弄る
なにこれなにこの可愛い生き物
なんなのまだ眠いの?寝ぼけてるの?
「なに?離れたくなくなっちゃった?」
いや俺もまだ一緒にいたいけどね、つかここが学校じゃなかったらとか考えちゃうけど
こんなんでも少しだけお前より大人だからな
「もう予鈴なるから、戻んなサイ」と促す
すると白衣から指を離し、ドアまで歩いて行った…が戻ってき、た?
「午後もお仕事頑張ってね、せんせ」
背伸びしながら耳元でそう囁いたあいつは白衣のポケットに何か入れて準備室から出ていった
その場に取り残された俺は片手で目を覆いソファに沈み込む
「はぁ~~~~~」
たった一言だっつーのに耳に残る鈴のような声
なにガキに翻弄されてんだ俺は
「いちごみるく…か」
キーンコーンカーンコーン…
あいつがポケットに残していった飴玉を口に放り込んで俺も準備室を後にした。
-------------------------------------------------
【いちごみるく】end
♡ぴ(ちゃさき)様へ♡
素敵な銀八先生の夢小説、掲載の許可を下さって、ありがとうございます。
大切な作品を、半ば強奪するようなことをした無礼をお許し下さい。このお話を読んでからずっと、いちごみるくを食べ続け、銀八先生のことを考え続けております。おもちは本当にこのお話大好きで、スンッとした主人公がめちゃめちゃ可愛いし、生徒に振り回されてる銀八先生のドキドキに、とっても胸キュンです。何度も何度も読み返しています。
いつもおもちを応援してくれる、ちゃさき様の1番の読者かつファンをおもちは自称しますっ!またお話書いたら読ませてもらえた嬉しいです♡ありがとうございました!大好きっ♡
10/10ページ