銀ちゃんの愛する女の子
おいしい牛乳(恋人)
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【(25)白い糸】
自宅にお風呂があるのっていいなぁ。ぼうっとそう思いながら、シャンプーの泡を洗い流した。万事屋でお風呂に入るのは二度目。明るい浴室には慣れなくて、***は少し気恥ずかしい。
帰ってくるなり銀時は「風呂湧かしてやるから、入れ」と言った。放心状態で立ち尽くす***を脱衣所に押し込んで「なにお前パンツも脱げねぇの?銀さんが脱がしてやろうか?」と呆れた顔で言うので、ようやく***は我に返ったのだ。
———銀ちゃん、まだ怒ってるかなぁ。お風呂出たら、もういっかい謝ろう。連れて帰ってきてくれて、ありがとうって言わなきゃ……
湯船に鼻まで沈んで、ぶくぶくと溜息をつく。身体中に散らばるキスマークや歯形が水面越しに見えて、***はひとりで赤面した。三角座りでうずくまると、キャバクラの控え室でのことを思い出す。銀時を怒らせたことの不安と、溜まった疲労がドッと出て、情けない声が漏れた。
「はぁぁぁ~……、疲れたよぉ~……」
「お〜お〜、でっけぇため息ついちまって、人んちの風呂で随分くつろいでんじゃねぇか、***さ〜ん。あ~、変なクマのぬいぐるみ抱えて走ったせーで、銀さんもめっさ疲れたぁ〜。疲れた時はやっぱ甘ぇモンだよな。ほい、アイス、食えよ」
「えっっっ!!?」
浴室に突然入ってきた銀時が、驚きで固まる***に白いバニラの棒アイスを差し出した。わけも分からず受け取って目を丸くしていると、銀時がニヤニヤと笑いながら口を開いた。
「オイオイ、***ちゃ~ん、いくら彼氏の裸とはいえ、じろじろ見過ぎじゃないですかぁ~?そりゃ大好きな銀さんのセクシーショットに見惚れちゃうのは分かるけどさぁ、そんな熱心に見られっと、さすがの俺も恥ずかしぃんですけどぉぉ?」
「ギャッ!!!ご、ごごごごめんッ!!!」
バッと顔を背けた***はバスタブの端に寄り、膝を抱いて縮こまった。目の前は風呂場の壁、うつむくと一糸まとわぬ自分の身体、後ろには全裸の銀時、そして手にはアイスクリーム。ドボンッと大きな音と水しぶきを立てて、銀時が湯船に入ってくる。
え、何これ、どういう状況?あまりの混乱に***は身動きが取れず、ただ悲鳴のような声を上げた。
「なななななんで!?な、なんで銀ちゃん、入ってきてるんですか!!?」
「いや、なんでって、え、ここ俺んちの風呂なんだけど?俺んちの風呂に俺が入って何が悪いんだよ?」
「そ、そうじゃなくって……っ、わ、私もう上がります!銀ちゃん絶対にこっち見ないでね!!?」
「オイィィィ!ちょっと待てェェェ!!お前そのアイス持って出てく気!?それ銀さんも食べてぇんですけどぉぉぉ!?」
腰を上げたら背後から銀時が近づいてくるのが見えて、***は「ギャッ」と叫んだ。ダメだ、やっぱり出られない!眉間にシワを寄せ、再び壁に向き直るとぎゅっと膝を抱えた。銀時の長い脚が、***の身体の両脇に伸びてきた。
「やっぱふたりだと狭ぇな……っつーか、んな端っこで、ちっこくなって何やってんだよ***~~あっ、まさかお前、アイス全部ひとりで食う気じゃねぇだろーな!それ銀さんのなんですけど。我が家の大事な最後の1本なんですけどぉ。人んちの風呂堪能して、アイスまで横取りなんて、銀さん許さねぇんですけどぉ〜!?オイ、コラ、***!俺にも寄こせよ!」
「うわわ!や、ちょっと、銀ちゃっ……!!」
伸びてきた手が***の両肩を後ろからつかんだ。膝を抱えた姿勢のまま、銀時の足の間に引き寄せられて、背中がかたい胸板にトンッとぶつかる。
「あわわわ!ぎっ、銀ちゃん、私、もう出るから!」
「なに言ってんだよ***、まだ全然あったまってねーじゃん。めっさ冷てぇし、ごっさ鳥肌立ってるし、肩まで浸かって百数えねぇと母ちゃんに怒られるしぃ~。ホラ銀さんに寄りかかっていいから、ちゃんとあったまれって。ったく、世話が焼けるよこの子はぁ~!」
お腹に回った腕で抱きすくめられたら、身動きが取れない。耳のすぐ近くで銀時の声がして、心臓が破れそうなほどドキドキした。ゆらめく水面に、自分の胸や銀時の手足の肌色がぼんやりと見えて、***は声にならない悲鳴を上げた。とっさにアイスを持っていない左手で胸を隠すと、銀時が耳元でフッと笑った。
腰を引き寄せられて、お尻に柔い何かがふにゃりと当たった。これはなんだろう?と考えた1秒後に、***の顔はヤケドしそうなほど赤く染まった。
「ぶッッ!っだよ***~!!すっげぇ真っ赤じゃん。なになに、そんなリンゴみてぇになっちまうほど、銀さんと一緒に風呂入れて嬉しいの?」
「~~~~っ、う、嬉しくなんかないっ!……ね、ねぇ銀ちゃん、私もう温まったし、は、恥ずかしいから、先に出ちゃダメですか?」
恐々と振り返って尋ねても「ダメですぅ」と全く取り合ってもらえない。それどころか***を抱きしめたまま銀時が、上体を倒して浴槽に寄りかかるせいで、ますます密着度が増してしまった。
「胸なんざどうってことねーだろ***~、てか、さっきもお前おっぱい丸出しだったからね?今さら隠しても遅いからね?減るもんじゃねぇし、いちいち気にすんなって。それよかアイス、寄こしなさいってぇ!」
アイスを持つ右手を、大きな手が上からつかんで引き寄せた。顔のすぐ横でパクッと食いつかれたら、溶けはじめた表面から、白い液体がぽたりと肩に落ちた。
「おっと、もったいね」
「ひゃっ……!」
肩の上の白い雫を、銀時がぺろりと舐めた。アイスを持つ指がびくっと震える。上目づかいでチラリと見た銀時は、いつも通りの死んだ魚のような目をした顔で、口をもぐもぐしていた。
「***も食えよ、ホラ」
「ぅ、うん……」
銀時が***の手を動かして、唇にアイスを押し当てる。仕方なく少し食べたら、冷たくて甘い氷の粒が口の中に広がって、そのまろやかな甘みに張りつめていた心がほどけた。不安で仕方がない事を、今なら銀時に聞けそうな気がして、***はおずおずと問いかけた。
「ん、おいしい……ぁ、あの、銀ちゃん、まだ、」
怒ってますか?という声は途中で出せなくなった。
振り向いて見上げた銀時が、とても優しい目をしていたから。ふたつの赤い瞳はさっきとは打って変わって、愛おしいものを眺めるような眼差しで、***の首や胸元をじっと見つめていた。
「ここ、痕んなってる……こうやって触ると痛ぇ?」
長い指が***の首筋をさらりと撫でた。数時間前につけられた、赤い歯形がそこにあった。
「ううん……少しひりひりするけど、痛くないよ」
首の横を降りた指が、肩や胸元のキスマークをなでた。どの鬱血も痛くはない。ただ銀時の指でひとつひとつなぞられることが、恥ずかしくてたまらなかった。
「じゃ、ここは」
「ぎ、銀ちゃん?……あ、」
脇から滑り込んできた大きな手が、胸の膨らみを下から包んだ。乳房の横に残る歯形を、指先でつぅーっとなぞられて「これ痛ぇ?」と聞かれたが、あまりの恥ずかしさに声も出ない。ふるふると首を振った***の顔はますます赤くなり、震える手からアイスが落ちそうになった。
「ちょ、オイ***っ、アイス落とすなよ。それ銀さんのだっつーの。ちゃんと両手で持ってろって!」
言われるがまま両手で木の棒を持つ。溶けたアイスの雫が指に垂れて、手から腕に白い糸のように伝った。
「ね、ねぇ銀ちゃん、これ溶けちゃうよ……ぁっ!?」
いつのまにか、胸だけでなく下腹部にも銀時の手が伸びてきていた。お湯の中のふたつの手が、さわさわといやらしい動きで***の素肌の上を這いはじめた。
「っ……!やっ、ちょ…っと、銀ちゃんっ!な、何してるんですか!?」
「なにって、触ってんだよ。テメェの彼女の裸が目の前にあって、見てるだけの男なんかいねぇっつーの……あ、なに***、もしかしてここ触るだけじゃヤダった?さっきみたいに噛んだ方がいい?歯でコリコリって」
「んぁあっ!……ゃ、ひぁッ!」
ふにふにと乳房を揉んでいた手が動きを変えて、胸の先端を指先できゅっとつまんだ。薄いピンク色の先っぽを、親指と人差し指の腹でくにゅっと押し潰されて、***の全身に電流が走る。
腰がびくんと跳ねて、小さな乳首がたちまち硬くなる。こんな反応をしたら、銀時にまたスケベと言われてしまう。羞恥心に襲われた***は、せめて声は出すまいと唇を強く噛んだ。
「ぁ、んぅっ、~~~っ、ふッ……ん゙ッ——!」
「あ゙ぁ゙?……オイ、なに声、我慢してんだよ」
うつむく***の耳元で、銀時はいぶかしげな声でつぶやいた。濡れた髪の張り付く首筋に息が当たって、それにすらビクついてしまう。熱い吐息と一緒に銀時が「なぁ」と言った。直接耳に息を注ぐみたいに唇を寄せて、低い声でささやいた。
「***、我慢すんなよ……お前の可愛い声、ちゃんと俺に聞かせて。ちょっと触っただけで、気持ちよさそーにお前が喘ぐの、すげぇ好き。乳首いじっただけで感じちまってびくびくする***も、すっげぇ好き」
「っっ……、ぎん、ちゃっ、ぃゃぁあんっ———!」
色づいた突起を爪でこりこりと強く弾かれて、快感が駆け巡った。銀時に“好き”と言われただけで、張り裂けそうなほど胸が高鳴る。嬉しさが溢れて唇が緩んだら、***はもう声の抑えようがなかった。
「そーそー、それそれ、いい声出せんのに我慢すんじゃねーよ***……そんじゃ、ご褒美っつーことで、こっちも触ってやんなきゃな。お前すっげぇ敏感だから、どーせもう濡れてんじゃねーの」
「ひぁあんっ!?ゃっ、ゃめ、ッんぁあ、っ……!!」
乳首をつままれたまま、もうひとつの手が足の間に入ってくる。長い指がたやすく***の秘部にたどり着いて、そこを優しく撫で上げた。閉じかけた脚を銀時の膝が下から阻む。足先をすくって浴槽のフチに押さえつけられた。お尻が浮いて、銀時の胸に寄りかかるしかない***は、文字どおり手も足も出せなくなった。
「ゃぁあ、ぅんッ——……ふ、ぁぁあんっ!」
「ほら、やっぱ濡れてんじゃん。なぁ***、ここぬるぬるしてんの分かる?このトロトロした汁、水じゃねぇよなぁ?マジでお前、感じやすすぎだろ」
声だけで銀時が意地悪な顔で笑っているのが分かる。恥ずかしすぎて憎らしいのに、指の動きが優しいせいで胸が締め付けられた。数時間前に乱暴に触られたばかりだから、なおのこと。
骨ばった指は薄いひだを開いて、割れ目の上をゆっくりと往復した。ごつごつした指先が蜜口をかすめて、その上の敏感な部分をツンツンとつついた。それだけでお腹の奥がビリビリと痺れて、首をのけぞらせた***の唇からは、甲高い声が飛び出して行く。
「はぁっん、んぅっ、ぁッ、~~~っぁんッ!!」
「***、気持ちいい?そんまま力抜いてられる?俺に身体ぜんぶ預けていーから、そう……んで、ゆーっくり息吐いて」
答える余裕のない***は、銀時に背中をもたれて、言われた通りに「ふぁあ」と息を吐いた。それを見計らったかのように、筋張った指が1本、ぐにゅんと***の蜜口の中へ割り入ってきた。
「ん゙ん゙んッ!!?い゙ッぁ…ぎ、んっ、ゃぁあ!!」
突き抜けるような痛みに全身が強張る。たった数センチでも異物感が強くて、そこは銀時の指を押し返そうと震えていた。知らない場所を開かれる恐ろしさに、潤んだ瞳がじわっと熱くなった。
「ん、痛ぇよな、ここまで指入れたことねぇもんな……なぁ、でもさ***、お前ん中に入ってるこの指、これ誰の指か分かる?」
「なっ……、やっぁ、ぎ、ちゃぁ、んぅっ!」
「そーだよ、大好きな銀さんの指だよ。***は俺の指も好きだろ?なー、泣くなって。大丈夫だから、すぐ痛くなくなるから、もっと息吐いて力抜けって」
涙目で見上げた銀時が、眉を寄せて困ったように笑っていたから、***は困惑して息を飲んだ。
———どうして?どうして銀ちゃんがそんなに切ない顔をするの……?この前は痛いって言ったらすぐに抜いてくれたのに、なんで今日は止めてくれないの?痛いよ、痛くて怖いよ、銀ちゃん助けてよぉ……
「ふぁっ、ぁぅ、ん……はッ、はぁぁッ、」
「そうそう、いい子」
怖がりながらも***は必死で息を吐いた。吐き切った一瞬だけ、ひりつく痛みは少し和らいだ。声もなく笑った銀時が、優しい手つきで***の頭を撫でた。ちゅっという軽い音を立てて、こめかみに優しく口づけられたら、勝手に力が抜けていった。
「っあぁぁん!やぁっ……っ、ぅんぁあっ!」
中指の第二関節まで入れたまま、蜜口の上の敏感な粒を、親指で軽く撫でられる。いっそう強い刺激が***の身体の奥を貫いた。ぷっくりと膨れ上がった芽のまわりで、太い親指がくるくると円を描く。お湯ではないぬるつきをまとったそこが、じわぁ~っと熱くなって、つま先までぴくぴくと痙攣する。
「ほらな、***、もう痛くねぇだろ?お前んなか、ギチギチだけど、すっげぇうねってるし」
「~~~っぎ、ゃぁッ、そこ、さわ、なっでぇ……っやあぁん!」
ひくつく蕾を太い親指で押されて、背中がのけ反った。快感から逃れようと腰が揺れたが、気持ちよさに支配された全身が小刻みに震えはじめた。
「ほんっとお前、分かりやすいのな……***、もうイきそうなんだろ?イッていいよ。俺の指くわえたまんまで、イッて。ほら、ここ、***が大好きなここ、もっと触っててやっから」
「やっ、ひゃっ……んぁ、んんっ、~~~っっ!!」
膨らみきった小さな芽をこねる親指の動きが速くなる。挿しこまれた中指がわずかに前後した。蜜口の中はひりひりと痛むのに、それ以上の強い刺激が、休みなく送り込まれてきて、視界が白んでいく。
「ふ、ぅんんっ、はぁっ、ぁ、あっ……~~~っっ、んゃっ、ひぁああ、ぁんッッ———!!」
たくましい腕に全身をもたれた***は、何度も腰をびくびくと跳ねさせて、悲鳴のような声と共に達した。
「はっ、ぁっ、ふぁぁッ……っ、」
秘部から指が離れたと同時に、***はがくんと脱力した。手の中で傾いたアイスが、胸元にぱたっと倒れた。力の入らない腕をようやく動かして、手のひらですくい上げたアイスは、とっくに角が取れて半分以上が溶け切っていた。
果てたばかりで頭がふわふわする。手の中の白い塊を見つめてぼうっとしていたら、後ろから肩をつかまれ、くるりと向きを変えられた。向かい合った銀時を潤んだ目で見上げて、***は息も絶え絶えにつぶやいた。
「ぎんちゃ、んっ……これ、もぉ、溶けちゃ…から、は、はやくっ、食べちゃ、ってよぉ……!」
「っっ……!!!」
そう言った途端、銀時が目を見開いて驚いた顔をする。何か変なことを言っただろうかと、***は首を傾げた。回らない頭でぼけっとしていると、大きな手が伸びてきて***の両手をつかんだ。
銀時は小さな手のひらに顔を寄せて、アイスの残りと溶けた液体をずずっと口に含んだ。引き抜いた木の棒をぽいっと洗い場に投げる。
ああ、良かった、とホッとしたのも一瞬、気付くと銀時の顔が目の前に近づいてきていて、唇がむぎゅっと押し当てられていた。
「んむっ!!ん、んぁあッ!?」
ほっぺたを両手でガシっとつかまれて、割られた唇から溶けたアイスが、ドロリと入ってくる。驚きに揺らいだ***の瞳を、三日月型に細めた赤い瞳が見つめ返した。溶けたバニラを全て注がれて顔が離れると、ふたりの唇の間に粘着質な唾液が、つぅーっと白い糸を引いた。
「***、それ飲むなよ。あと吐き出すのもダメ。一滴もこぼしちゃダメね。それ銀さんのアイスだから」
「ふぅッ!?……っんぅ、ぅ゙~~っ!!」
口いっぱいに広がる液体の行き場がなくて、***は目を白黒させた。両手で口元を抑えたが、息をしただけで溢れそう。必死な形相の***に、お構いなしの銀時は「っつーか暑くね?のぼせちまうっつーの」と額の汗を腕で拭っていた。
「お前も暑いだろ。真っ赤っかでぶっ倒れそうな顔して、マジで茹でダコみてぇ。いっかい冷ませって」
そう言って銀時は、***の両脇に手を入れて、ぐいっと持ち上げた。壁を背にしてバスタブのフチに座らされたら、裸の全身が明るみにさらされてしまった。
「ん゙ッ——!?~~~うぅッ!!」
恥じらって***は身を屈めようとしたが、膝立ちをした銀時が足の間に割り込んできて、両肩をつかんで押し返した。浴室の冷たい壁に背中が当たって「んっ!」と声を漏らしたら、唇の端から白い液体が溢れた。それはあごに垂れ、首を伝って、胸元へと白い糸のように流れていく。
「うわぁぁぁ~~~、やっべぇぇぇ~~~!」
楽し気な声を上げた銀時の目はやけに輝いていた。困惑する***の両ほほを銀時の手が包んで、その手の親指が白く濡れた唇をふにふにと押した。
「ふはは、俺がやらせといて言うのもなんだけど、***さぁ、お前すっげぇことになってんぞ」
「んぅっ!?……ぁ、んっ、ふぅッ、んぁ!!」
口角から指を挿しこまれて、唇が薄く開いた。こぼさないように慌てて上を向いた***に、銀時が顔を寄せる。開いた唇の中を至近距離からじっと見つめる赤い瞳は、欲情した獣のようにギラついていた。入り込んできた指先で、舌をぐにぐにと押されたら、とても堪えきれなくて、白い水滴が唇から次々と垂れていった。
「ぁッ、ぅんッ、ひ、ひんひゃんっ!?」
「っっ……、えっろぉ~……んだよこれ、んだよ***!マジでやべぇんですけど、も~無理なんですけどぉ~。っつーか、***さぁ、溶けちゃうから早く食べてって、それアイスじゃなくてお前のことだろ?とろっとろにふやけた顔して、だらしねぇ口から汁垂らして、溶けちまってんはお前のことだろ……なぁ、だからさぁ、全部食っちまっていい、***のこと」
首の後ろをつかまれてぐいっと引き寄せられたら、再び唇がくっついていた。じゅるるっという音と一緒にドロドロした甘い液体がすべて、銀時の口の中へと吸い込まれていった。
「んっ、ふぁっ……も、ぎん、ちゃ、なに」
何がしたいの、と苦し気に言う***を、銀時は手の甲で口を拭いながら見ていた。ゴクンとのどを鳴らした銀時の瞳は、ひどく熱を帯びていた。
両肩をつかみ背中を壁に押し付けられて、熱っぽい視線で見つめられた***の身体には、溶けたアイスの液体がいくつもの線になって垂れていた。首と胸を伝ってお腹へ、長い白い糸が脚の間まで繋がっている。
「もったいねー……」
「ゃっ……!だめッ、銀ちゃ、んっ……あっ!」
その白に沿って銀時が舌を這わせはじめる。鎖骨から乳房に降りていく銀色の頭を離そうとしたが、手に力が入らない。そのうちに熱い舌がお腹をべろりと舐めて、ゆっくりと下腹部へと降りてきていた。
銀時の手が***の右脚の膝裏を持つと、ぐっと持ち上げた。さんざん指でいじられてとろけきった場所を、直接見られる恥ずかしさに、***の全身は燃えるように熱くなった。
「~~~っっ、ゃ、だぁッ、みっ、みな、ぃでぇっ!」
慌てて両手で隠したら、不満げな声が「あんだよ」と言った。膝立ちに戻った銀時が、***の胸に上半身をくっつけて抱き着いてくる。
子犬が甘えるみたいに、銀時は***の濡れた髪に鼻先をぐりぐりと押し付けて、耳に唇を寄せてつぶやいた。
「***、見せて、お前のここ、すげぇ見たい……ぜんぶ銀ちゃんのって、お前が言ったんじゃねーか。なら、ここも俺のじゃねーの?だから見せて、***、なぁ、ダメ?」
見たい、見せて***、と何度も甘い声でささやかれて、抵抗できなくなる。覆っていた手を退かされて、ひざ頭が胸に当たるほど右脚を高く持ち上げられた。左脚も銀時の肩に乗せられたら、もう逃れられない。銀色の頭が下りていくのを、***は震えながら見ていた。
おへそを撫でた舌が、ついに恥ずかしい所に辿り着く。小さなヒダと割れ目の横を優しく舐められて、膝がびくんと跳ねた。
ちろちろと動く舌が、蜜口の下から上まで、割れ目に沿ってゆっくりと撫で上げる。指で開かれて上の方にある敏感な桜色の突起まで、舌先でちゅるっと舐められたら、眩暈を起こしそうなほどの快感が***を襲った。
「ゃぁあっ、っひぃぁんッ、だ、だめぇ……!」
「だめじゃねぇって、***のここ、ちょー可愛いー……少し舐めただけでひくひくいって、やらしいピンク色で、すっげぇうめぇ~……」
尖った舌先が何度も割れ目を往復する。蜜を垂らす小さな穴に、キスをするように唇をくっ付けられて、ちゅうっと吸われた瞬間、あまりの気持ちよさに意識が飛びそうになった。
「はぁぁっん、んぅぁあっ、もっ、もぉ、ぎ、銀ちゃッ……や、ぁああんっ、やめ、てっ———!」
「ん~……、もーいけっかなぁー」
その声と一緒に銀時が離れて、解放されると思った***はホッと息をつく。
しかし、それはほんの束の間のことで、愛液と唾液でどろどろのそこを、骨ばった指が撫でていた。ハッとした***が抵抗するよりも先に、長い指が蜜壺の中へと入り込んできた。
「ひっ……!?ゃあっ、いッ、ぅ、うそ、銀ちゃッ、まって、ぃ゙ったぁぃ……ぎん、ちゃぁあんっ!!」
「んー、さっきより深ぇけど、***、大丈夫」
「っだ、じょぶ、じゃな、っっ——、ぃぁあッ、」
大丈夫かと聞いても止めてはくれない。筋張った中指は、迷いなく***のなかを押し広げる。ひりつく痛みに顔が歪んで、涙がじわっと浮かんだ。
指をくわえこむ蜜口を熱っぽい目で見られて、恥ずかしさに気が狂いそうだ。気が遠くなるほどゆっくりとした動きで指を出し入れされたら、つぷつぷ、ちゅぷちゅぷ、と水っぽい音が鳴った。
「っっ……ゃっ、あっ、ひゃぁあッ———っっ!?」
焦らすように抜きさしされて、狭い入り口と擦られる内壁がじわじわと痛む。それなのに痛みの向こうに、身体の奥まで流れ込んでくるような熱い何かがあって、***の腰がビクッと跳ねた。
「ははっ、***、よくなってきた?お前、ナカで感じてんだろ。さっきまで痛ぇって言って泣いてたくせに、溶けそうな顔しちまってさ。なぁ、いいんだろ、ここ?」
「やっ、あぁっん、ゎ、わかんなッ……こ、怖いっ、こわいよ、ぎ、ぎんちゃぁあ、ぁんっ!」
じりじりと動く指が奥へと進んでくる。進んでは戻り、また進んでを繰り返して、その度に***の知らない感覚が増していく。
痛いけど気持ちいい、でも痛い。そして少しずつ気持ちよさが上回っていくのが恐ろしくて、***は銀時に両腕を伸ばした。
「ったく、しょうがねぇなぁ~…」
呆れた声でそう言った銀時の顔は、やけに嬉しそうだった。肩から***の脚を下ろして上体を起こす。その首に両腕を回して、ぎゅうっと***が抱き着くと、大きな手が背中をぽんぽんと撫でた。安心して力が抜けた***の膣の中で、銀時の指が更に奥まで入ってきた。痛みはとっくに遠ざかって、くにゅりと押された内壁から、目がチカチカするほどの快感が駆け抜けた。
「あっ、あ、やっ、~~~っはぁ、ふ、ぁあんッ!」
「ここ、気持ちいい、それともこっち?」
指の動きが速くなる。入り口近くの上側、ざらついたところを擦られて「ひゃぁあん」と艶めかしい声が出た。その声が収まる前に、ずっと奥の方に固い指先が強く押し付けられる。
「んぅぁあッ、あっ、んぁ、~~~~っっ、」
「ん、***、またイく?もうイキそう?お前んナカ、俺の指すっげぇぎゅうぎゅうして、もっと奥まで来てって言ってるみてぇ」
「やっぁ……、ぎ、ぎん、ちゃぁあ、ゎ、たしッ、も、もぉっ……~~~っっ!!」
銀時の首筋に顔をうずめていたいのに、背中と首がそり返る。のけ反った***の首の横に、銀時がガブリと噛みついた。上書きされた赤い歯形から耳の下までを、ぶ厚い舌がべろりと舐め上げる。耳に唇を押し付けて銀時がささやいた。
「もうイこうな、***、俺にぎゅーってしたまま」
「んゃ、ぎんっ、ちゃぁ、ぁあっ、はぁ、~~~~っっ、ぁ、ぁん、ああッ、ひゃぁぁあぁッ————!!」
じゅぶっと大きな音を立てて、指が奥まで届く。ぐんっと強く内壁を押されたら、瞳の奥で閃光が走った。全身がびくびくと痙攣して、すがりつく銀時の肩だけが唯一の頼りだ。抜き差しを繰り返す指が、とろけきった奥をもう一度強く押す。いやらしく腰を揺らして喘ぎながら、言われたとおり***は銀時にぎゅうっと抱きついたまま、もう一度達した。
「は~い、よくできましたぁ~!***はやればできる子だって、銀さんは最初っから分かってたよ」
「はぁ、ぁ……ぎ、ちゃ……はぁ、あっ」
頭上からご機嫌な声が降ってくる。息が切れて返事もできない***は、それでも銀時がもう怒っていないことに、心底ホッとしていた。
浴槽のフチから***のお尻が滑って、ふたり一緒に抱き合ったまま、ざぶんっとお湯の中に落ちた。
「……あっ、たかぁ、ぃ……」
***はうっとりとして、抱きついた首におでこをすりすりとこすりつけた。声もなく笑った銀時が、濡れた髪を大きな手で何度も撫でてくれる。
長い髪ごと首の後ろを銀時がつかんで、***の顔を上げさせると同時に深く口づけた。力の抜けた舌を何度も絡められて、口の中いっぱいを舐められる。
息苦しさに***の目が涙ぐんだ頃、唇がゆっくりと離れた。お互いの濡れた唇から、唾液の白い糸が長くひいて、ぷつんと途切れた後、ゆらめく水面に静かに消えていった。
---------------------------------------
【(25)白い糸】end
ウォーアイニー(4)
色彩ノアイスクリイム 分ケ合ツテ居タクテ
☆指定年齢に満たない方はご遠慮ください
☆性的描写を含むため、苦手な方はお戻りください
【(25)白い糸】
自宅にお風呂があるのっていいなぁ。ぼうっとそう思いながら、シャンプーの泡を洗い流した。万事屋でお風呂に入るのは二度目。明るい浴室には慣れなくて、***は少し気恥ずかしい。
帰ってくるなり銀時は「風呂湧かしてやるから、入れ」と言った。放心状態で立ち尽くす***を脱衣所に押し込んで「なにお前パンツも脱げねぇの?銀さんが脱がしてやろうか?」と呆れた顔で言うので、ようやく***は我に返ったのだ。
———銀ちゃん、まだ怒ってるかなぁ。お風呂出たら、もういっかい謝ろう。連れて帰ってきてくれて、ありがとうって言わなきゃ……
湯船に鼻まで沈んで、ぶくぶくと溜息をつく。身体中に散らばるキスマークや歯形が水面越しに見えて、***はひとりで赤面した。三角座りでうずくまると、キャバクラの控え室でのことを思い出す。銀時を怒らせたことの不安と、溜まった疲労がドッと出て、情けない声が漏れた。
「はぁぁぁ~……、疲れたよぉ~……」
「お〜お〜、でっけぇため息ついちまって、人んちの風呂で随分くつろいでんじゃねぇか、***さ〜ん。あ~、変なクマのぬいぐるみ抱えて走ったせーで、銀さんもめっさ疲れたぁ〜。疲れた時はやっぱ甘ぇモンだよな。ほい、アイス、食えよ」
「えっっっ!!?」
浴室に突然入ってきた銀時が、驚きで固まる***に白いバニラの棒アイスを差し出した。わけも分からず受け取って目を丸くしていると、銀時がニヤニヤと笑いながら口を開いた。
「オイオイ、***ちゃ~ん、いくら彼氏の裸とはいえ、じろじろ見過ぎじゃないですかぁ~?そりゃ大好きな銀さんのセクシーショットに見惚れちゃうのは分かるけどさぁ、そんな熱心に見られっと、さすがの俺も恥ずかしぃんですけどぉぉ?」
「ギャッ!!!ご、ごごごごめんッ!!!」
バッと顔を背けた***はバスタブの端に寄り、膝を抱いて縮こまった。目の前は風呂場の壁、うつむくと一糸まとわぬ自分の身体、後ろには全裸の銀時、そして手にはアイスクリーム。ドボンッと大きな音と水しぶきを立てて、銀時が湯船に入ってくる。
え、何これ、どういう状況?あまりの混乱に***は身動きが取れず、ただ悲鳴のような声を上げた。
「なななななんで!?な、なんで銀ちゃん、入ってきてるんですか!!?」
「いや、なんでって、え、ここ俺んちの風呂なんだけど?俺んちの風呂に俺が入って何が悪いんだよ?」
「そ、そうじゃなくって……っ、わ、私もう上がります!銀ちゃん絶対にこっち見ないでね!!?」
「オイィィィ!ちょっと待てェェェ!!お前そのアイス持って出てく気!?それ銀さんも食べてぇんですけどぉぉぉ!?」
腰を上げたら背後から銀時が近づいてくるのが見えて、***は「ギャッ」と叫んだ。ダメだ、やっぱり出られない!眉間にシワを寄せ、再び壁に向き直るとぎゅっと膝を抱えた。銀時の長い脚が、***の身体の両脇に伸びてきた。
「やっぱふたりだと狭ぇな……っつーか、んな端っこで、ちっこくなって何やってんだよ***~~あっ、まさかお前、アイス全部ひとりで食う気じゃねぇだろーな!それ銀さんのなんですけど。我が家の大事な最後の1本なんですけどぉ。人んちの風呂堪能して、アイスまで横取りなんて、銀さん許さねぇんですけどぉ〜!?オイ、コラ、***!俺にも寄こせよ!」
「うわわ!や、ちょっと、銀ちゃっ……!!」
伸びてきた手が***の両肩を後ろからつかんだ。膝を抱えた姿勢のまま、銀時の足の間に引き寄せられて、背中がかたい胸板にトンッとぶつかる。
「あわわわ!ぎっ、銀ちゃん、私、もう出るから!」
「なに言ってんだよ***、まだ全然あったまってねーじゃん。めっさ冷てぇし、ごっさ鳥肌立ってるし、肩まで浸かって百数えねぇと母ちゃんに怒られるしぃ~。ホラ銀さんに寄りかかっていいから、ちゃんとあったまれって。ったく、世話が焼けるよこの子はぁ~!」
お腹に回った腕で抱きすくめられたら、身動きが取れない。耳のすぐ近くで銀時の声がして、心臓が破れそうなほどドキドキした。ゆらめく水面に、自分の胸や銀時の手足の肌色がぼんやりと見えて、***は声にならない悲鳴を上げた。とっさにアイスを持っていない左手で胸を隠すと、銀時が耳元でフッと笑った。
腰を引き寄せられて、お尻に柔い何かがふにゃりと当たった。これはなんだろう?と考えた1秒後に、***の顔はヤケドしそうなほど赤く染まった。
「ぶッッ!っだよ***~!!すっげぇ真っ赤じゃん。なになに、そんなリンゴみてぇになっちまうほど、銀さんと一緒に風呂入れて嬉しいの?」
「~~~~っ、う、嬉しくなんかないっ!……ね、ねぇ銀ちゃん、私もう温まったし、は、恥ずかしいから、先に出ちゃダメですか?」
恐々と振り返って尋ねても「ダメですぅ」と全く取り合ってもらえない。それどころか***を抱きしめたまま銀時が、上体を倒して浴槽に寄りかかるせいで、ますます密着度が増してしまった。
「胸なんざどうってことねーだろ***~、てか、さっきもお前おっぱい丸出しだったからね?今さら隠しても遅いからね?減るもんじゃねぇし、いちいち気にすんなって。それよかアイス、寄こしなさいってぇ!」
アイスを持つ右手を、大きな手が上からつかんで引き寄せた。顔のすぐ横でパクッと食いつかれたら、溶けはじめた表面から、白い液体がぽたりと肩に落ちた。
「おっと、もったいね」
「ひゃっ……!」
肩の上の白い雫を、銀時がぺろりと舐めた。アイスを持つ指がびくっと震える。上目づかいでチラリと見た銀時は、いつも通りの死んだ魚のような目をした顔で、口をもぐもぐしていた。
「***も食えよ、ホラ」
「ぅ、うん……」
銀時が***の手を動かして、唇にアイスを押し当てる。仕方なく少し食べたら、冷たくて甘い氷の粒が口の中に広がって、そのまろやかな甘みに張りつめていた心がほどけた。不安で仕方がない事を、今なら銀時に聞けそうな気がして、***はおずおずと問いかけた。
「ん、おいしい……ぁ、あの、銀ちゃん、まだ、」
怒ってますか?という声は途中で出せなくなった。
振り向いて見上げた銀時が、とても優しい目をしていたから。ふたつの赤い瞳はさっきとは打って変わって、愛おしいものを眺めるような眼差しで、***の首や胸元をじっと見つめていた。
「ここ、痕んなってる……こうやって触ると痛ぇ?」
長い指が***の首筋をさらりと撫でた。数時間前につけられた、赤い歯形がそこにあった。
「ううん……少しひりひりするけど、痛くないよ」
首の横を降りた指が、肩や胸元のキスマークをなでた。どの鬱血も痛くはない。ただ銀時の指でひとつひとつなぞられることが、恥ずかしくてたまらなかった。
「じゃ、ここは」
「ぎ、銀ちゃん?……あ、」
脇から滑り込んできた大きな手が、胸の膨らみを下から包んだ。乳房の横に残る歯形を、指先でつぅーっとなぞられて「これ痛ぇ?」と聞かれたが、あまりの恥ずかしさに声も出ない。ふるふると首を振った***の顔はますます赤くなり、震える手からアイスが落ちそうになった。
「ちょ、オイ***っ、アイス落とすなよ。それ銀さんのだっつーの。ちゃんと両手で持ってろって!」
言われるがまま両手で木の棒を持つ。溶けたアイスの雫が指に垂れて、手から腕に白い糸のように伝った。
「ね、ねぇ銀ちゃん、これ溶けちゃうよ……ぁっ!?」
いつのまにか、胸だけでなく下腹部にも銀時の手が伸びてきていた。お湯の中のふたつの手が、さわさわといやらしい動きで***の素肌の上を這いはじめた。
「っ……!やっ、ちょ…っと、銀ちゃんっ!な、何してるんですか!?」
「なにって、触ってんだよ。テメェの彼女の裸が目の前にあって、見てるだけの男なんかいねぇっつーの……あ、なに***、もしかしてここ触るだけじゃヤダった?さっきみたいに噛んだ方がいい?歯でコリコリって」
「んぁあっ!……ゃ、ひぁッ!」
ふにふにと乳房を揉んでいた手が動きを変えて、胸の先端を指先できゅっとつまんだ。薄いピンク色の先っぽを、親指と人差し指の腹でくにゅっと押し潰されて、***の全身に電流が走る。
腰がびくんと跳ねて、小さな乳首がたちまち硬くなる。こんな反応をしたら、銀時にまたスケベと言われてしまう。羞恥心に襲われた***は、せめて声は出すまいと唇を強く噛んだ。
「ぁ、んぅっ、~~~っ、ふッ……ん゙ッ——!」
「あ゙ぁ゙?……オイ、なに声、我慢してんだよ」
うつむく***の耳元で、銀時はいぶかしげな声でつぶやいた。濡れた髪の張り付く首筋に息が当たって、それにすらビクついてしまう。熱い吐息と一緒に銀時が「なぁ」と言った。直接耳に息を注ぐみたいに唇を寄せて、低い声でささやいた。
「***、我慢すんなよ……お前の可愛い声、ちゃんと俺に聞かせて。ちょっと触っただけで、気持ちよさそーにお前が喘ぐの、すげぇ好き。乳首いじっただけで感じちまってびくびくする***も、すっげぇ好き」
「っっ……、ぎん、ちゃっ、ぃゃぁあんっ———!」
色づいた突起を爪でこりこりと強く弾かれて、快感が駆け巡った。銀時に“好き”と言われただけで、張り裂けそうなほど胸が高鳴る。嬉しさが溢れて唇が緩んだら、***はもう声の抑えようがなかった。
「そーそー、それそれ、いい声出せんのに我慢すんじゃねーよ***……そんじゃ、ご褒美っつーことで、こっちも触ってやんなきゃな。お前すっげぇ敏感だから、どーせもう濡れてんじゃねーの」
「ひぁあんっ!?ゃっ、ゃめ、ッんぁあ、っ……!!」
乳首をつままれたまま、もうひとつの手が足の間に入ってくる。長い指がたやすく***の秘部にたどり着いて、そこを優しく撫で上げた。閉じかけた脚を銀時の膝が下から阻む。足先をすくって浴槽のフチに押さえつけられた。お尻が浮いて、銀時の胸に寄りかかるしかない***は、文字どおり手も足も出せなくなった。
「ゃぁあ、ぅんッ——……ふ、ぁぁあんっ!」
「ほら、やっぱ濡れてんじゃん。なぁ***、ここぬるぬるしてんの分かる?このトロトロした汁、水じゃねぇよなぁ?マジでお前、感じやすすぎだろ」
声だけで銀時が意地悪な顔で笑っているのが分かる。恥ずかしすぎて憎らしいのに、指の動きが優しいせいで胸が締め付けられた。数時間前に乱暴に触られたばかりだから、なおのこと。
骨ばった指は薄いひだを開いて、割れ目の上をゆっくりと往復した。ごつごつした指先が蜜口をかすめて、その上の敏感な部分をツンツンとつついた。それだけでお腹の奥がビリビリと痺れて、首をのけぞらせた***の唇からは、甲高い声が飛び出して行く。
「はぁっん、んぅっ、ぁッ、~~~っぁんッ!!」
「***、気持ちいい?そんまま力抜いてられる?俺に身体ぜんぶ預けていーから、そう……んで、ゆーっくり息吐いて」
答える余裕のない***は、銀時に背中をもたれて、言われた通りに「ふぁあ」と息を吐いた。それを見計らったかのように、筋張った指が1本、ぐにゅんと***の蜜口の中へ割り入ってきた。
「ん゙ん゙んッ!!?い゙ッぁ…ぎ、んっ、ゃぁあ!!」
突き抜けるような痛みに全身が強張る。たった数センチでも異物感が強くて、そこは銀時の指を押し返そうと震えていた。知らない場所を開かれる恐ろしさに、潤んだ瞳がじわっと熱くなった。
「ん、痛ぇよな、ここまで指入れたことねぇもんな……なぁ、でもさ***、お前ん中に入ってるこの指、これ誰の指か分かる?」
「なっ……、やっぁ、ぎ、ちゃぁ、んぅっ!」
「そーだよ、大好きな銀さんの指だよ。***は俺の指も好きだろ?なー、泣くなって。大丈夫だから、すぐ痛くなくなるから、もっと息吐いて力抜けって」
涙目で見上げた銀時が、眉を寄せて困ったように笑っていたから、***は困惑して息を飲んだ。
———どうして?どうして銀ちゃんがそんなに切ない顔をするの……?この前は痛いって言ったらすぐに抜いてくれたのに、なんで今日は止めてくれないの?痛いよ、痛くて怖いよ、銀ちゃん助けてよぉ……
「ふぁっ、ぁぅ、ん……はッ、はぁぁッ、」
「そうそう、いい子」
怖がりながらも***は必死で息を吐いた。吐き切った一瞬だけ、ひりつく痛みは少し和らいだ。声もなく笑った銀時が、優しい手つきで***の頭を撫でた。ちゅっという軽い音を立てて、こめかみに優しく口づけられたら、勝手に力が抜けていった。
「っあぁぁん!やぁっ……っ、ぅんぁあっ!」
中指の第二関節まで入れたまま、蜜口の上の敏感な粒を、親指で軽く撫でられる。いっそう強い刺激が***の身体の奥を貫いた。ぷっくりと膨れ上がった芽のまわりで、太い親指がくるくると円を描く。お湯ではないぬるつきをまとったそこが、じわぁ~っと熱くなって、つま先までぴくぴくと痙攣する。
「ほらな、***、もう痛くねぇだろ?お前んなか、ギチギチだけど、すっげぇうねってるし」
「~~~っぎ、ゃぁッ、そこ、さわ、なっでぇ……っやあぁん!」
ひくつく蕾を太い親指で押されて、背中がのけ反った。快感から逃れようと腰が揺れたが、気持ちよさに支配された全身が小刻みに震えはじめた。
「ほんっとお前、分かりやすいのな……***、もうイきそうなんだろ?イッていいよ。俺の指くわえたまんまで、イッて。ほら、ここ、***が大好きなここ、もっと触っててやっから」
「やっ、ひゃっ……んぁ、んんっ、~~~っっ!!」
膨らみきった小さな芽をこねる親指の動きが速くなる。挿しこまれた中指がわずかに前後した。蜜口の中はひりひりと痛むのに、それ以上の強い刺激が、休みなく送り込まれてきて、視界が白んでいく。
「ふ、ぅんんっ、はぁっ、ぁ、あっ……~~~っっ、んゃっ、ひぁああ、ぁんッッ———!!」
たくましい腕に全身をもたれた***は、何度も腰をびくびくと跳ねさせて、悲鳴のような声と共に達した。
「はっ、ぁっ、ふぁぁッ……っ、」
秘部から指が離れたと同時に、***はがくんと脱力した。手の中で傾いたアイスが、胸元にぱたっと倒れた。力の入らない腕をようやく動かして、手のひらですくい上げたアイスは、とっくに角が取れて半分以上が溶け切っていた。
果てたばかりで頭がふわふわする。手の中の白い塊を見つめてぼうっとしていたら、後ろから肩をつかまれ、くるりと向きを変えられた。向かい合った銀時を潤んだ目で見上げて、***は息も絶え絶えにつぶやいた。
「ぎんちゃ、んっ……これ、もぉ、溶けちゃ…から、は、はやくっ、食べちゃ、ってよぉ……!」
「っっ……!!!」
そう言った途端、銀時が目を見開いて驚いた顔をする。何か変なことを言っただろうかと、***は首を傾げた。回らない頭でぼけっとしていると、大きな手が伸びてきて***の両手をつかんだ。
銀時は小さな手のひらに顔を寄せて、アイスの残りと溶けた液体をずずっと口に含んだ。引き抜いた木の棒をぽいっと洗い場に投げる。
ああ、良かった、とホッとしたのも一瞬、気付くと銀時の顔が目の前に近づいてきていて、唇がむぎゅっと押し当てられていた。
「んむっ!!ん、んぁあッ!?」
ほっぺたを両手でガシっとつかまれて、割られた唇から溶けたアイスが、ドロリと入ってくる。驚きに揺らいだ***の瞳を、三日月型に細めた赤い瞳が見つめ返した。溶けたバニラを全て注がれて顔が離れると、ふたりの唇の間に粘着質な唾液が、つぅーっと白い糸を引いた。
「***、それ飲むなよ。あと吐き出すのもダメ。一滴もこぼしちゃダメね。それ銀さんのアイスだから」
「ふぅッ!?……っんぅ、ぅ゙~~っ!!」
口いっぱいに広がる液体の行き場がなくて、***は目を白黒させた。両手で口元を抑えたが、息をしただけで溢れそう。必死な形相の***に、お構いなしの銀時は「っつーか暑くね?のぼせちまうっつーの」と額の汗を腕で拭っていた。
「お前も暑いだろ。真っ赤っかでぶっ倒れそうな顔して、マジで茹でダコみてぇ。いっかい冷ませって」
そう言って銀時は、***の両脇に手を入れて、ぐいっと持ち上げた。壁を背にしてバスタブのフチに座らされたら、裸の全身が明るみにさらされてしまった。
「ん゙ッ——!?~~~うぅッ!!」
恥じらって***は身を屈めようとしたが、膝立ちをした銀時が足の間に割り込んできて、両肩をつかんで押し返した。浴室の冷たい壁に背中が当たって「んっ!」と声を漏らしたら、唇の端から白い液体が溢れた。それはあごに垂れ、首を伝って、胸元へと白い糸のように流れていく。
「うわぁぁぁ~~~、やっべぇぇぇ~~~!」
楽し気な声を上げた銀時の目はやけに輝いていた。困惑する***の両ほほを銀時の手が包んで、その手の親指が白く濡れた唇をふにふにと押した。
「ふはは、俺がやらせといて言うのもなんだけど、***さぁ、お前すっげぇことになってんぞ」
「んぅっ!?……ぁ、んっ、ふぅッ、んぁ!!」
口角から指を挿しこまれて、唇が薄く開いた。こぼさないように慌てて上を向いた***に、銀時が顔を寄せる。開いた唇の中を至近距離からじっと見つめる赤い瞳は、欲情した獣のようにギラついていた。入り込んできた指先で、舌をぐにぐにと押されたら、とても堪えきれなくて、白い水滴が唇から次々と垂れていった。
「ぁッ、ぅんッ、ひ、ひんひゃんっ!?」
「っっ……、えっろぉ~……んだよこれ、んだよ***!マジでやべぇんですけど、も~無理なんですけどぉ~。っつーか、***さぁ、溶けちゃうから早く食べてって、それアイスじゃなくてお前のことだろ?とろっとろにふやけた顔して、だらしねぇ口から汁垂らして、溶けちまってんはお前のことだろ……なぁ、だからさぁ、全部食っちまっていい、***のこと」
首の後ろをつかまれてぐいっと引き寄せられたら、再び唇がくっついていた。じゅるるっという音と一緒にドロドロした甘い液体がすべて、銀時の口の中へと吸い込まれていった。
「んっ、ふぁっ……も、ぎん、ちゃ、なに」
何がしたいの、と苦し気に言う***を、銀時は手の甲で口を拭いながら見ていた。ゴクンとのどを鳴らした銀時の瞳は、ひどく熱を帯びていた。
両肩をつかみ背中を壁に押し付けられて、熱っぽい視線で見つめられた***の身体には、溶けたアイスの液体がいくつもの線になって垂れていた。首と胸を伝ってお腹へ、長い白い糸が脚の間まで繋がっている。
「もったいねー……」
「ゃっ……!だめッ、銀ちゃ、んっ……あっ!」
その白に沿って銀時が舌を這わせはじめる。鎖骨から乳房に降りていく銀色の頭を離そうとしたが、手に力が入らない。そのうちに熱い舌がお腹をべろりと舐めて、ゆっくりと下腹部へと降りてきていた。
銀時の手が***の右脚の膝裏を持つと、ぐっと持ち上げた。さんざん指でいじられてとろけきった場所を、直接見られる恥ずかしさに、***の全身は燃えるように熱くなった。
「~~~っっ、ゃ、だぁッ、みっ、みな、ぃでぇっ!」
慌てて両手で隠したら、不満げな声が「あんだよ」と言った。膝立ちに戻った銀時が、***の胸に上半身をくっつけて抱き着いてくる。
子犬が甘えるみたいに、銀時は***の濡れた髪に鼻先をぐりぐりと押し付けて、耳に唇を寄せてつぶやいた。
「***、見せて、お前のここ、すげぇ見たい……ぜんぶ銀ちゃんのって、お前が言ったんじゃねーか。なら、ここも俺のじゃねーの?だから見せて、***、なぁ、ダメ?」
見たい、見せて***、と何度も甘い声でささやかれて、抵抗できなくなる。覆っていた手を退かされて、ひざ頭が胸に当たるほど右脚を高く持ち上げられた。左脚も銀時の肩に乗せられたら、もう逃れられない。銀色の頭が下りていくのを、***は震えながら見ていた。
おへそを撫でた舌が、ついに恥ずかしい所に辿り着く。小さなヒダと割れ目の横を優しく舐められて、膝がびくんと跳ねた。
ちろちろと動く舌が、蜜口の下から上まで、割れ目に沿ってゆっくりと撫で上げる。指で開かれて上の方にある敏感な桜色の突起まで、舌先でちゅるっと舐められたら、眩暈を起こしそうなほどの快感が***を襲った。
「ゃぁあっ、っひぃぁんッ、だ、だめぇ……!」
「だめじゃねぇって、***のここ、ちょー可愛いー……少し舐めただけでひくひくいって、やらしいピンク色で、すっげぇうめぇ~……」
尖った舌先が何度も割れ目を往復する。蜜を垂らす小さな穴に、キスをするように唇をくっ付けられて、ちゅうっと吸われた瞬間、あまりの気持ちよさに意識が飛びそうになった。
「はぁぁっん、んぅぁあっ、もっ、もぉ、ぎ、銀ちゃッ……や、ぁああんっ、やめ、てっ———!」
「ん~……、もーいけっかなぁー」
その声と一緒に銀時が離れて、解放されると思った***はホッと息をつく。
しかし、それはほんの束の間のことで、愛液と唾液でどろどろのそこを、骨ばった指が撫でていた。ハッとした***が抵抗するよりも先に、長い指が蜜壺の中へと入り込んできた。
「ひっ……!?ゃあっ、いッ、ぅ、うそ、銀ちゃッ、まって、ぃ゙ったぁぃ……ぎん、ちゃぁあんっ!!」
「んー、さっきより深ぇけど、***、大丈夫」
「っだ、じょぶ、じゃな、っっ——、ぃぁあッ、」
大丈夫かと聞いても止めてはくれない。筋張った中指は、迷いなく***のなかを押し広げる。ひりつく痛みに顔が歪んで、涙がじわっと浮かんだ。
指をくわえこむ蜜口を熱っぽい目で見られて、恥ずかしさに気が狂いそうだ。気が遠くなるほどゆっくりとした動きで指を出し入れされたら、つぷつぷ、ちゅぷちゅぷ、と水っぽい音が鳴った。
「っっ……ゃっ、あっ、ひゃぁあッ———っっ!?」
焦らすように抜きさしされて、狭い入り口と擦られる内壁がじわじわと痛む。それなのに痛みの向こうに、身体の奥まで流れ込んでくるような熱い何かがあって、***の腰がビクッと跳ねた。
「ははっ、***、よくなってきた?お前、ナカで感じてんだろ。さっきまで痛ぇって言って泣いてたくせに、溶けそうな顔しちまってさ。なぁ、いいんだろ、ここ?」
「やっ、あぁっん、ゎ、わかんなッ……こ、怖いっ、こわいよ、ぎ、ぎんちゃぁあ、ぁんっ!」
じりじりと動く指が奥へと進んでくる。進んでは戻り、また進んでを繰り返して、その度に***の知らない感覚が増していく。
痛いけど気持ちいい、でも痛い。そして少しずつ気持ちよさが上回っていくのが恐ろしくて、***は銀時に両腕を伸ばした。
「ったく、しょうがねぇなぁ~…」
呆れた声でそう言った銀時の顔は、やけに嬉しそうだった。肩から***の脚を下ろして上体を起こす。その首に両腕を回して、ぎゅうっと***が抱き着くと、大きな手が背中をぽんぽんと撫でた。安心して力が抜けた***の膣の中で、銀時の指が更に奥まで入ってきた。痛みはとっくに遠ざかって、くにゅりと押された内壁から、目がチカチカするほどの快感が駆け抜けた。
「あっ、あ、やっ、~~~っはぁ、ふ、ぁあんッ!」
「ここ、気持ちいい、それともこっち?」
指の動きが速くなる。入り口近くの上側、ざらついたところを擦られて「ひゃぁあん」と艶めかしい声が出た。その声が収まる前に、ずっと奥の方に固い指先が強く押し付けられる。
「んぅぁあッ、あっ、んぁ、~~~~っっ、」
「ん、***、またイく?もうイキそう?お前んナカ、俺の指すっげぇぎゅうぎゅうして、もっと奥まで来てって言ってるみてぇ」
「やっぁ……、ぎ、ぎん、ちゃぁあ、ゎ、たしッ、も、もぉっ……~~~っっ!!」
銀時の首筋に顔をうずめていたいのに、背中と首がそり返る。のけ反った***の首の横に、銀時がガブリと噛みついた。上書きされた赤い歯形から耳の下までを、ぶ厚い舌がべろりと舐め上げる。耳に唇を押し付けて銀時がささやいた。
「もうイこうな、***、俺にぎゅーってしたまま」
「んゃ、ぎんっ、ちゃぁ、ぁあっ、はぁ、~~~~っっ、ぁ、ぁん、ああッ、ひゃぁぁあぁッ————!!」
じゅぶっと大きな音を立てて、指が奥まで届く。ぐんっと強く内壁を押されたら、瞳の奥で閃光が走った。全身がびくびくと痙攣して、すがりつく銀時の肩だけが唯一の頼りだ。抜き差しを繰り返す指が、とろけきった奥をもう一度強く押す。いやらしく腰を揺らして喘ぎながら、言われたとおり***は銀時にぎゅうっと抱きついたまま、もう一度達した。
「は~い、よくできましたぁ~!***はやればできる子だって、銀さんは最初っから分かってたよ」
「はぁ、ぁ……ぎ、ちゃ……はぁ、あっ」
頭上からご機嫌な声が降ってくる。息が切れて返事もできない***は、それでも銀時がもう怒っていないことに、心底ホッとしていた。
浴槽のフチから***のお尻が滑って、ふたり一緒に抱き合ったまま、ざぶんっとお湯の中に落ちた。
「……あっ、たかぁ、ぃ……」
***はうっとりとして、抱きついた首におでこをすりすりとこすりつけた。声もなく笑った銀時が、濡れた髪を大きな手で何度も撫でてくれる。
長い髪ごと首の後ろを銀時がつかんで、***の顔を上げさせると同時に深く口づけた。力の抜けた舌を何度も絡められて、口の中いっぱいを舐められる。
息苦しさに***の目が涙ぐんだ頃、唇がゆっくりと離れた。お互いの濡れた唇から、唾液の白い糸が長くひいて、ぷつんと途切れた後、ゆらめく水面に静かに消えていった。
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【(25)白い糸】end
ウォーアイニー(4)
色彩ノアイスクリイム 分ケ合ツテ居タクテ