銀ちゃんの愛する女の子
おいしい牛乳(恋人)
おなまえをどうぞ
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※※※R18/注意※※※
☆指定年齢に満たない方はご遠慮ください
☆性的描写・銀ちゃんの自慰行為の描写があります
☆苦手な方はお戻りください
※“きみは天使”(+α)という名の蛇足です
※(5)で描ききれなかった不必要な補足
【(*)溢れる】
くったりと力が抜けて瞳を閉じた***に口付けても、柔らかな唇は反応を返さなかった。銀時はため息を吐いたが、あきらめきれずに何度か「***」と呼んだ。
汗ばんだ前髪を払って、おでこを軽くぺしぺしと叩く。ヤケになってほっぺたを指でつまんで引っ張ったが結局、***が目覚めることはなかった。
「くっそ、コイツは……いつもいっつもぉぉぉ……」
苦々しい声でつぶやきながら、腕の中の***を見下ろす。すやすやと穏やかな寝息を立てる顔は、子供のように安心しきっていた。
銀時の指で初めての絶頂を経験させられた直後、***は気を失うように眠りに落ちた。大泣きした後でずいぶん疲れさせてしまったことは、銀時もよく分かっている。適当に布団を敷いて、裸の***を抱き上げると、壊れ物をあつかうような繊細な手つきで、そっと横たえた。
「はぁぁぁぁ~……どーすんのコレ、オイ***、お前、どーしてくれんの、これぇぇぇ」
仰向けでぐっすりと眠る***は答えない。
そのすぐ横にあぐらをかいて座った銀時は、頭を抱えて視線を下げた。無視しようもないほど、下半身の中心が熱く硬くなっている。それは黒い服のジッパー部分を押し上げて、存在を強く主張していた。
腰に引っかかるだけになっていた着流しを脱ぐ。裸の上半身は汗ばんでいたが、それよりも脚の間で膨らんだものの方がずっと熱くて、気が気じゃない。
この部屋に来てすぐ、***を背後から抱きしめた瞬間から、銀時の身体はずっと正直だった。自分の手で***を乱すことに興奮して、沸騰した血液はどんどん下腹部に集中した。戸惑う***に初めての快感を与えた時も、震える***を絶頂まで押し上げた時も、雄の本能はずっと銀時のなかで反応していた。腹の奥はじくじくと疼いて、首をもたげて硬くなったそこは、女の中に入る瞬間を今か今かと待ち望んでいた。
「ちょ、マジか、い、痛てぇんですけど……」
言いわけのようなひとり言をこぼす。服に押し当てられた先端が痛む。痛いならしょうがないよね?だから脱いでもいいよね?と見えない誰かに弁解する。
ごそごそと脱ぎすてて、イチゴ柄のトランクスだけになる。薄い布越しに先端を軽く手で触ったら、ますます硬度が増した気がする。
「ぐっ……ぅ、」
今まで数えきれないほど何度も、AV女優やエロ雑誌のプロの女たちに、***の姿を重ねて自己処理をしてきた。しかし、何も知らずに無防備に眠る***を前に、自分で自分を慰めるというのは、あまりにも背徳的で。
無垢な寝顔に気がとがめたが、我慢をしすぎて膨れ上がったところは、溜まった欲を吐き出さなければとても鎮まりそうにない。
白い素肌を惜しげもなくさらして、***は相変わらず寝息を立てている。好きな女の美しい身体を前にして、これ以上の忍耐は持ち合わせていなかった。
「チッ……くそッ……」
勢いよくパンツをずり下げると、猛ったものがぶるりと飛び出した。直接それを握った手を軽く動かしたら、止めることはできなかった。
もう片方の手が勝手に動いて、***の乳房をつかむ。柔い膨らみはムニュムニュと形を変えて、銀時の指に吸い付いてくる。
あれだけ名を呼んだり頬を引っ張ったりしても起きなかったのだから、胸を揉んでも起きるはずない。万が一起きてしまっても「じゃ、第二ラウンド開始っつーことで」と言えばいい。どちらにせよ銀時にとってはうまい話だ。
都合よく自分に言い聞かせて、無遠慮に***の胸を揉みしだく。ふにふにした乳房が指の形に沈むのが心地よい。夢中で触り続けていたら、***の胸の小さなピンク色の蕾が、ぷっくりと勃ち上がった。
「っっ、……く、ははっ、んだよコイツ!」
呆れたように銀時は笑った。意識がなくても***の身体が反応を返すことが、嬉しくてしかたがない。前かがみになって、剥き出しの乳房に顔を寄せると、桃色の先端部分をぱくりと口に含んだ。
「んっ、」
眠ったままの***が、ほんの少し眉間にシワを寄せて身じろいだ。しかし起きる気配はない。より硬くなった乳首にわずかに歯を立てたら、***は「んぅ……っん、はぁ……」と小さく喘いだ。
———こいつの声、やっべぇなオイ……
‟あっ——、んんっぁ……っっっ!!”
ついさっき、銀時の腕のなかで***が上げた嬌声が耳によみがえってきて、腰がぶるぶると震えた。自らのたぎるものを握って上下する手の動きが速くなった。
胸に吸い付きながら目を閉じたら、まぶたの裏に***のあられもない姿が浮かんだ。濡れた割れ目を指で軽く撫でただけで、全身びくびく震えていたっけ。
「くっ、は……ぅあっ、***、」
ぱっと身体を起こして乳房から離れた。力なく横たわる***の下半身に目を移す。銀時の指で愛撫されていた太ももの間は、まだ愛液で濡れて光っていた。
手をさし込んで秘所を指でそっとなぞったら、ぬるぬるとした蜜が垂れてきた。
———この瞬間に***が起きたら、ぜってぇ引っぱたかれんだろーな。銀ちゃんの馬鹿ぁ!とか言って、真っ赤な顔して殴り掛かってくるに決まってやがる。
すくいとった蜜液ごと指を口に含む。指先にまとわりつく***の体液を、舌で丁寧に舐めとった。とてつもなくいやらしくて、たまらなく愛おしい味がした。強い力でしごかれる手の中のモノが、一段と熱く硬くなった。
‟い、痛い、ッたいぃ、ぎ、んちゃんんッ……!”
「うぐっ……!くぁっ……っっ!」
***の痛がる声と、指を挿しこんだ蜜口の狭さを思い出した途端、銀時の心臓は飛び跳ねて、バクバクと脈打ちはじめた。
人差し指の第一関節までも入らなかった。ごつごつとした指の爪が全部、入ったか入らなかったかくらい。たったそれだけで***は苦しそうに顔を歪めて、濡れそぼった中はぎゅうぎゅうと締め付けた。
———あんなんダメだろッ、あんなん狭すぎるだろッ、あんなトコにコレ挿れたら、ぶっ壊れちまうだろ、コイツも、俺もッ……!!!
「はっ、はっ、……ぅっ、」
それでも銀時は***のナカに入りたい。
あの狭いところをこじ開けたい。
誰も触れたことのない深いところまで分け入って、何度もこすりつけて、何度も奥を打ち付けたい。そして自分の形をしっかりと教えこませたい。
今は無理でも、いつかは———
その想いが溢れて胸が苦しい。はぁっ、と荒い息を吐いて顔を歪めて***を見つめると、薄紅色の唇が薄く開いていた。その唇に深く噛みついた瞬間の***の顔が鮮明に思い出せた。
‟ひぃっ、んぅ、ぁあっ……んふぁッ!?”
小さな舌を引きずりだした時、***は目を見開いて驚いていた。その舌は柔らかくて熱くて、そして甘かった。噛んだり吸ったりすればするほど、もっと欲しくなるほどの甘ったるさだった。
この口の中のように、***が恥ずかしがって隠す秘部のその内壁も、柔く熱く甘いのだろうか。もしそうなら、そこにも舌を這わせたい。しとどに溢れる甘い蜜を舐めたり吸ったりしたい。
逆に、***の小さな唇に自分のモノをくわえさせたら、どうなってしまうだろう。許されないほどいかがわしい考えだと分かってはいたが、深いキスをする度に銀時は妄想していた。
———いやいやいやいやッ!寝てるからってソレはダメだろ!AVじゃあるまいし、寝てる女の口に突っ込むなんざ、ぜってぇ許されねぇだろぉぉ!さすがの***も引っぱたくどころか、ドン引きすんに決まってんだろ。銀ちゃん最低っつって、嫌いになるだろフツー……いや、***に限ってそれはねぇかな?コイツ、俺のことめっさ好きだし。いやいや、でも……
何度も葛藤した挙句、さすがにそれはやめた。
ああ、でも、もう少し***の身体を味わいたい。何か方法はないかと探しあぐねた挙句、銀時は***の口に手を伸ばした。
ふっくらとした桃色の唇の隙間に、人差し指を挿しこむと、***の舌に指先がちょんと触れた。その舌を指の腹でぐにぐにと押したら、「んむっ」という苦し気な声を上げた後で、***は銀時の指をちゅうう、と吸った。
「っっ……!!うっぐぁ……っ、」
指先からの感覚を、蜜口の中の感触と重ねる。***の熱い唇で長い指をきゅうきゅうと吸われながら、もう一方の手で自身の熱いものを何度もこすり上げる。***のなかで締め付けられている気がして、腰と太ももがびくびくと引きつった。
もう終わりが近い。目の端がチカチカして、意識がぼやけている。手でしごかれて張りつめたものは、湧き上がってくる精液を吐き出したそうにひくひくと痙攣していた。
「はぁっ、あっ……く、***っ」
ずるりと***の口から指を引き抜いて、唾液のついた手も使って、両手でそれをにぎり直すと激しく上下させた。
もう出しちまおう、と思った時にふと視界の端に***の履いていた白いショーツが見えた。ぱっと拾い上げたそれは、まだ***の愛液でびしょびしょに濡れていた。
湿っているクロッチ部分を鼻に押し付けて、深く息を吸う。花のように甘い***の肌の匂いと、卑猥な愛液の香りが混ざったものが鼻腔に入ってきて、気を失いそうなほど興奮した。
———あぁ、クソッ、クソッ、ちくしょう、挿れてぇ、***んなかに挿れちまいてぇっ……!!!
裸の***を見下ろして、下着の香りを吸う。すると自然と頭の中で、***を組み敷いて、あの狭く濡れたところに猛ったものをずぶずぶと沈めていく瞬間が想像で描くことができた。
‟ぎ、銀ちゃっ!……んぁっ、あっ、や、そこ、ダメッ、やめ、も、もぉ、そこ触っちゃ、やっ……~~~っ!!”
さっき聞いた***の甘い声が耳元でリピートする。泣きそうな顔を真っ赤に染めて、長い髪を振り乱しながら、腕にすがりついてきたっけ。
知らない快感に驚いたあの顔が忘れられない。敏感な粒を指でこすり続けた時「どうしてやめてくれないの?」と銀時をいぶかしげに見つめていた。あんな表情はAV女優たちは浮かべたりしない。
‟やぁっ!あっ、なっ、やだやだっ———な、なに、これっ……んっぁぁあん!”
想像のなかの***を抑え込み、その脚を大きく開いて、もっと深く、もっと奥へと、銀時は腰を押し進めた。怖がって涙を流しながらも、***は銀時を受け入れてくれた。
初めての絶頂の直前に、すがるように腕にひっついてきた***の可愛らしさを思い出したら、全ての理性が飛んだ。本能に任せて手を動かし、勃ち上がったものをひたすら強くしごき続ける。
それと同時に空想のなかで、喘ぎ声を上げる***の細い腰をつかんで、強く引き寄せた。挿入した熱い塊を、濡れそぼったところに何度も出し入れする。ぎゅうう、ときつく締め付ける***の最奥を目指して、繰り返し突き上げ続けた。
‟ひゃあっ、んんん、んぅっ……、~~~~っっ、ぁ、あっ、ぁああぁぁ—————!!!”
「うぁっっ……***っ、ぐっ、はぁ、っ……」
イメージの中の***が背をのけぞらせて達した瞬間、銀時の手の中で腫れあがったものが欲を吐き出した。
浮き出た血管がびくびくと震え、先端からどろっとした精液が溢れる。
それでもなお指に力を込めてこすり続けたら、白い液体がびゅるびゅると勢いよく飛び出してきた———
布団を汚す前にその白濁を拭きとらなければ。そう思った銀時の手が素早く動いて、咄嗟に握っていた***のショーツを亀頭の先にこすりつけた。
「ゲッ……ヤベッ!」
そう言って気付いた時にはもう遅い。大量に吐き出された白いドロドロが、シルクの下着にべっとりと付いていた。
「……………うん、よし……洗おう」
そうだそうだ、そうしよう。洗ってしまえば気付かれることもない。そう言い聞かせて、ダラダラと汗を流しながら銀時は立ち上がる。まさかこの自分が、女の下着を洗う日がくるとは。夢にも思わなかった。
おかしいやら、情けないやら、複雑な感情が入り混じる。ショーツをにぎりしめる銀時の耳に、***の小さな声が届いた。
「銀ちゃん……」
起こしたかと思いギクッとして、銀時は顔を青くして振り返った。しかし***はムニャムニャと言葉にならない寝言を発して、深い夢のなかにいた。
「はぁぁ~、っんだよ、びっくりさせんなっつーの」
「んっ……ぅうん、銀ちゃぁ、ん」
「あんだよオメーはぁ……ったく」
ホッとしながら片手で掛け布団をひっぱり上げて、***の身体に掛けた。ぽんぽんと布団の上から優しく叩くと、眠っている顔が穏やかに微笑んだ。
「銀ちゃん……すき、だいすき」
子どものような無垢な寝顔で、***がつぶやいた寝言に、銀時は声もなく笑った。
「わかってるっつーの……この馬鹿」
らしくない声が出て、銀時は自分で自分に呆れた。
こんな声は恥ずかしくて誰にも聞かれたくない。柔らかくて熱くて甘ったるいこんな声は。***を愛おしく思う気持ちはどうしようもなく膨らんで、気を抜くとこうやって些細な所に溢れ出す。
再び寝息を立て始めた***の前髪を払って、つるりとしたおでこに銀時はそっと唇を寄せた。
「***……」
呆れて言葉も出ない。その名前を呼ぶだけで、こんなにも胸が満たされる事実に。銀時は苦笑して、頭をガリガリとかいた。
穏やかに眠り続ける天使は、その名を呼ぶ声が砂糖を吐きそうなほど甘いことを、知る由もない。
----------------------------------------------
【(*)溢れる】
きみは天使(+α/おまけ/end)
柔らかくて熱くて甘ったるい
☆指定年齢に満たない方はご遠慮ください
☆性的描写・銀ちゃんの自慰行為の描写があります
☆苦手な方はお戻りください
※“きみは天使”(+α)という名の蛇足です
※(5)で描ききれなかった不必要な補足
【(*)溢れる】
くったりと力が抜けて瞳を閉じた***に口付けても、柔らかな唇は反応を返さなかった。銀時はため息を吐いたが、あきらめきれずに何度か「***」と呼んだ。
汗ばんだ前髪を払って、おでこを軽くぺしぺしと叩く。ヤケになってほっぺたを指でつまんで引っ張ったが結局、***が目覚めることはなかった。
「くっそ、コイツは……いつもいっつもぉぉぉ……」
苦々しい声でつぶやきながら、腕の中の***を見下ろす。すやすやと穏やかな寝息を立てる顔は、子供のように安心しきっていた。
銀時の指で初めての絶頂を経験させられた直後、***は気を失うように眠りに落ちた。大泣きした後でずいぶん疲れさせてしまったことは、銀時もよく分かっている。適当に布団を敷いて、裸の***を抱き上げると、壊れ物をあつかうような繊細な手つきで、そっと横たえた。
「はぁぁぁぁ~……どーすんのコレ、オイ***、お前、どーしてくれんの、これぇぇぇ」
仰向けでぐっすりと眠る***は答えない。
そのすぐ横にあぐらをかいて座った銀時は、頭を抱えて視線を下げた。無視しようもないほど、下半身の中心が熱く硬くなっている。それは黒い服のジッパー部分を押し上げて、存在を強く主張していた。
腰に引っかかるだけになっていた着流しを脱ぐ。裸の上半身は汗ばんでいたが、それよりも脚の間で膨らんだものの方がずっと熱くて、気が気じゃない。
この部屋に来てすぐ、***を背後から抱きしめた瞬間から、銀時の身体はずっと正直だった。自分の手で***を乱すことに興奮して、沸騰した血液はどんどん下腹部に集中した。戸惑う***に初めての快感を与えた時も、震える***を絶頂まで押し上げた時も、雄の本能はずっと銀時のなかで反応していた。腹の奥はじくじくと疼いて、首をもたげて硬くなったそこは、女の中に入る瞬間を今か今かと待ち望んでいた。
「ちょ、マジか、い、痛てぇんですけど……」
言いわけのようなひとり言をこぼす。服に押し当てられた先端が痛む。痛いならしょうがないよね?だから脱いでもいいよね?と見えない誰かに弁解する。
ごそごそと脱ぎすてて、イチゴ柄のトランクスだけになる。薄い布越しに先端を軽く手で触ったら、ますます硬度が増した気がする。
「ぐっ……ぅ、」
今まで数えきれないほど何度も、AV女優やエロ雑誌のプロの女たちに、***の姿を重ねて自己処理をしてきた。しかし、何も知らずに無防備に眠る***を前に、自分で自分を慰めるというのは、あまりにも背徳的で。
無垢な寝顔に気がとがめたが、我慢をしすぎて膨れ上がったところは、溜まった欲を吐き出さなければとても鎮まりそうにない。
白い素肌を惜しげもなくさらして、***は相変わらず寝息を立てている。好きな女の美しい身体を前にして、これ以上の忍耐は持ち合わせていなかった。
「チッ……くそッ……」
勢いよくパンツをずり下げると、猛ったものがぶるりと飛び出した。直接それを握った手を軽く動かしたら、止めることはできなかった。
もう片方の手が勝手に動いて、***の乳房をつかむ。柔い膨らみはムニュムニュと形を変えて、銀時の指に吸い付いてくる。
あれだけ名を呼んだり頬を引っ張ったりしても起きなかったのだから、胸を揉んでも起きるはずない。万が一起きてしまっても「じゃ、第二ラウンド開始っつーことで」と言えばいい。どちらにせよ銀時にとってはうまい話だ。
都合よく自分に言い聞かせて、無遠慮に***の胸を揉みしだく。ふにふにした乳房が指の形に沈むのが心地よい。夢中で触り続けていたら、***の胸の小さなピンク色の蕾が、ぷっくりと勃ち上がった。
「っっ、……く、ははっ、んだよコイツ!」
呆れたように銀時は笑った。意識がなくても***の身体が反応を返すことが、嬉しくてしかたがない。前かがみになって、剥き出しの乳房に顔を寄せると、桃色の先端部分をぱくりと口に含んだ。
「んっ、」
眠ったままの***が、ほんの少し眉間にシワを寄せて身じろいだ。しかし起きる気配はない。より硬くなった乳首にわずかに歯を立てたら、***は「んぅ……っん、はぁ……」と小さく喘いだ。
———こいつの声、やっべぇなオイ……
‟あっ——、んんっぁ……っっっ!!”
ついさっき、銀時の腕のなかで***が上げた嬌声が耳によみがえってきて、腰がぶるぶると震えた。自らのたぎるものを握って上下する手の動きが速くなった。
胸に吸い付きながら目を閉じたら、まぶたの裏に***のあられもない姿が浮かんだ。濡れた割れ目を指で軽く撫でただけで、全身びくびく震えていたっけ。
「くっ、は……ぅあっ、***、」
ぱっと身体を起こして乳房から離れた。力なく横たわる***の下半身に目を移す。銀時の指で愛撫されていた太ももの間は、まだ愛液で濡れて光っていた。
手をさし込んで秘所を指でそっとなぞったら、ぬるぬるとした蜜が垂れてきた。
———この瞬間に***が起きたら、ぜってぇ引っぱたかれんだろーな。銀ちゃんの馬鹿ぁ!とか言って、真っ赤な顔して殴り掛かってくるに決まってやがる。
すくいとった蜜液ごと指を口に含む。指先にまとわりつく***の体液を、舌で丁寧に舐めとった。とてつもなくいやらしくて、たまらなく愛おしい味がした。強い力でしごかれる手の中のモノが、一段と熱く硬くなった。
‟い、痛い、ッたいぃ、ぎ、んちゃんんッ……!”
「うぐっ……!くぁっ……っっ!」
***の痛がる声と、指を挿しこんだ蜜口の狭さを思い出した途端、銀時の心臓は飛び跳ねて、バクバクと脈打ちはじめた。
人差し指の第一関節までも入らなかった。ごつごつとした指の爪が全部、入ったか入らなかったかくらい。たったそれだけで***は苦しそうに顔を歪めて、濡れそぼった中はぎゅうぎゅうと締め付けた。
———あんなんダメだろッ、あんなん狭すぎるだろッ、あんなトコにコレ挿れたら、ぶっ壊れちまうだろ、コイツも、俺もッ……!!!
「はっ、はっ、……ぅっ、」
それでも銀時は***のナカに入りたい。
あの狭いところをこじ開けたい。
誰も触れたことのない深いところまで分け入って、何度もこすりつけて、何度も奥を打ち付けたい。そして自分の形をしっかりと教えこませたい。
今は無理でも、いつかは———
その想いが溢れて胸が苦しい。はぁっ、と荒い息を吐いて顔を歪めて***を見つめると、薄紅色の唇が薄く開いていた。その唇に深く噛みついた瞬間の***の顔が鮮明に思い出せた。
‟ひぃっ、んぅ、ぁあっ……んふぁッ!?”
小さな舌を引きずりだした時、***は目を見開いて驚いていた。その舌は柔らかくて熱くて、そして甘かった。噛んだり吸ったりすればするほど、もっと欲しくなるほどの甘ったるさだった。
この口の中のように、***が恥ずかしがって隠す秘部のその内壁も、柔く熱く甘いのだろうか。もしそうなら、そこにも舌を這わせたい。しとどに溢れる甘い蜜を舐めたり吸ったりしたい。
逆に、***の小さな唇に自分のモノをくわえさせたら、どうなってしまうだろう。許されないほどいかがわしい考えだと分かってはいたが、深いキスをする度に銀時は妄想していた。
———いやいやいやいやッ!寝てるからってソレはダメだろ!AVじゃあるまいし、寝てる女の口に突っ込むなんざ、ぜってぇ許されねぇだろぉぉ!さすがの***も引っぱたくどころか、ドン引きすんに決まってんだろ。銀ちゃん最低っつって、嫌いになるだろフツー……いや、***に限ってそれはねぇかな?コイツ、俺のことめっさ好きだし。いやいや、でも……
何度も葛藤した挙句、さすがにそれはやめた。
ああ、でも、もう少し***の身体を味わいたい。何か方法はないかと探しあぐねた挙句、銀時は***の口に手を伸ばした。
ふっくらとした桃色の唇の隙間に、人差し指を挿しこむと、***の舌に指先がちょんと触れた。その舌を指の腹でぐにぐにと押したら、「んむっ」という苦し気な声を上げた後で、***は銀時の指をちゅうう、と吸った。
「っっ……!!うっぐぁ……っ、」
指先からの感覚を、蜜口の中の感触と重ねる。***の熱い唇で長い指をきゅうきゅうと吸われながら、もう一方の手で自身の熱いものを何度もこすり上げる。***のなかで締め付けられている気がして、腰と太ももがびくびくと引きつった。
もう終わりが近い。目の端がチカチカして、意識がぼやけている。手でしごかれて張りつめたものは、湧き上がってくる精液を吐き出したそうにひくひくと痙攣していた。
「はぁっ、あっ……く、***っ」
ずるりと***の口から指を引き抜いて、唾液のついた手も使って、両手でそれをにぎり直すと激しく上下させた。
もう出しちまおう、と思った時にふと視界の端に***の履いていた白いショーツが見えた。ぱっと拾い上げたそれは、まだ***の愛液でびしょびしょに濡れていた。
湿っているクロッチ部分を鼻に押し付けて、深く息を吸う。花のように甘い***の肌の匂いと、卑猥な愛液の香りが混ざったものが鼻腔に入ってきて、気を失いそうなほど興奮した。
———あぁ、クソッ、クソッ、ちくしょう、挿れてぇ、***んなかに挿れちまいてぇっ……!!!
裸の***を見下ろして、下着の香りを吸う。すると自然と頭の中で、***を組み敷いて、あの狭く濡れたところに猛ったものをずぶずぶと沈めていく瞬間が想像で描くことができた。
‟ぎ、銀ちゃっ!……んぁっ、あっ、や、そこ、ダメッ、やめ、も、もぉ、そこ触っちゃ、やっ……~~~っ!!”
さっき聞いた***の甘い声が耳元でリピートする。泣きそうな顔を真っ赤に染めて、長い髪を振り乱しながら、腕にすがりついてきたっけ。
知らない快感に驚いたあの顔が忘れられない。敏感な粒を指でこすり続けた時「どうしてやめてくれないの?」と銀時をいぶかしげに見つめていた。あんな表情はAV女優たちは浮かべたりしない。
‟やぁっ!あっ、なっ、やだやだっ———な、なに、これっ……んっぁぁあん!”
想像のなかの***を抑え込み、その脚を大きく開いて、もっと深く、もっと奥へと、銀時は腰を押し進めた。怖がって涙を流しながらも、***は銀時を受け入れてくれた。
初めての絶頂の直前に、すがるように腕にひっついてきた***の可愛らしさを思い出したら、全ての理性が飛んだ。本能に任せて手を動かし、勃ち上がったものをひたすら強くしごき続ける。
それと同時に空想のなかで、喘ぎ声を上げる***の細い腰をつかんで、強く引き寄せた。挿入した熱い塊を、濡れそぼったところに何度も出し入れする。ぎゅうう、ときつく締め付ける***の最奥を目指して、繰り返し突き上げ続けた。
‟ひゃあっ、んんん、んぅっ……、~~~~っっ、ぁ、あっ、ぁああぁぁ—————!!!”
「うぁっっ……***っ、ぐっ、はぁ、っ……」
イメージの中の***が背をのけぞらせて達した瞬間、銀時の手の中で腫れあがったものが欲を吐き出した。
浮き出た血管がびくびくと震え、先端からどろっとした精液が溢れる。
それでもなお指に力を込めてこすり続けたら、白い液体がびゅるびゅると勢いよく飛び出してきた———
布団を汚す前にその白濁を拭きとらなければ。そう思った銀時の手が素早く動いて、咄嗟に握っていた***のショーツを亀頭の先にこすりつけた。
「ゲッ……ヤベッ!」
そう言って気付いた時にはもう遅い。大量に吐き出された白いドロドロが、シルクの下着にべっとりと付いていた。
「……………うん、よし……洗おう」
そうだそうだ、そうしよう。洗ってしまえば気付かれることもない。そう言い聞かせて、ダラダラと汗を流しながら銀時は立ち上がる。まさかこの自分が、女の下着を洗う日がくるとは。夢にも思わなかった。
おかしいやら、情けないやら、複雑な感情が入り混じる。ショーツをにぎりしめる銀時の耳に、***の小さな声が届いた。
「銀ちゃん……」
起こしたかと思いギクッとして、銀時は顔を青くして振り返った。しかし***はムニャムニャと言葉にならない寝言を発して、深い夢のなかにいた。
「はぁぁ~、っんだよ、びっくりさせんなっつーの」
「んっ……ぅうん、銀ちゃぁ、ん」
「あんだよオメーはぁ……ったく」
ホッとしながら片手で掛け布団をひっぱり上げて、***の身体に掛けた。ぽんぽんと布団の上から優しく叩くと、眠っている顔が穏やかに微笑んだ。
「銀ちゃん……すき、だいすき」
子どものような無垢な寝顔で、***がつぶやいた寝言に、銀時は声もなく笑った。
「わかってるっつーの……この馬鹿」
らしくない声が出て、銀時は自分で自分に呆れた。
こんな声は恥ずかしくて誰にも聞かれたくない。柔らかくて熱くて甘ったるいこんな声は。***を愛おしく思う気持ちはどうしようもなく膨らんで、気を抜くとこうやって些細な所に溢れ出す。
再び寝息を立て始めた***の前髪を払って、つるりとしたおでこに銀時はそっと唇を寄せた。
「***……」
呆れて言葉も出ない。その名前を呼ぶだけで、こんなにも胸が満たされる事実に。銀時は苦笑して、頭をガリガリとかいた。
穏やかに眠り続ける天使は、その名を呼ぶ声が砂糖を吐きそうなほど甘いことを、知る由もない。
----------------------------------------------
【(*)溢れる】
きみは天使(+α/おまけ/end)
柔らかくて熱くて甘ったるい