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【空島編】

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主人公

兎にも角にもまずすることは情報収集だ。

シロも行こうぜ!探検!」

ルフィはガリオン船に興味津々だ。早く行きたくてしょうがないと落ち着きがない。

「でもどうやって?」

ガリオン船は海のど真ん中で、メリー号から飛び移るにも距離がある。そんなシロの疑問をルフィは笑って「まかせろ!」と右腕を伸ばした。左腕にはシロと、同じく探検に行きたがっているウソップを巻きつける。

「あっ…!まさか!?」

「にししっ!ゴムゴムのォー!ロケットー!」

ゴムの反動で一気にガリオン船へと吹き飛ぶ3人。今回はきちんと着地をしてくれたルフィのおかげで、無事に到着出来たが、シロは「…心臓に悪い」と忙しなく動く胸に手を当てる。

「まっ、細かいことは気にすんな!」

「もう、慣れちまったよ…」

笑っているルフィに、遠い目をするウソップ。きっと何度もこんな目にあってきたのだろうとシロは悟る。
ガリオン船はずいぶんと古い物のようで、船内の物のほとんどが朽ちていた。シロたちは何か手がかりがないかと手分けして辺りを探ってみる。

「おい、これ見てくれ!」

ルフィが嬉しそうに見せてきたそれはどこかの島の地図。島の名前は"スカイピア"と書いてある。

「これって…!もしかして」

「空島の地図じゃねェか?」

一気に空島の存在が真実味を帯びて、3人の気分も盛り上がる。喜ぶのも束の間、足元が冷んやりしてきた事に気づく。

「やばっ!沈んでる!」

シロ、ウソップ!つかまれ!」

ルフィが来た時同様に腕を伸ばして船へと吹き飛ぶ。今度は急いで飛んだせいで、シロだけ船へと激突し海へと投げ出された。ぶつかった衝撃で意識が飛んでいるうちに、ドボン!と勢いよくシロは海に落ち、悪魔の実の影響で体は動かず、先ほどのガリオン船と同じように海の底へとぐんぐんと沈んでいく。

(これは、さすがにやばい…)

海の中ではどうすることも出来ず、ただただ助けを待つしかない。息が苦しくなってきた頃、視界にキレイな金色が見えた。その金色はシロをしっかりと抱きしめて、一気に海面へと浮上する。

「おい!しっかりしろ!大丈夫か?」

助けに来てくれたのはサンジだった。彼は優しく頬を叩き、シロの意識を呼び覚ます。少し海水を飲んでしまっていたシロは、苦しそうにそれを吐き出した。

「げほっ!はぁ…はぁ…。あ、りがと、サンジ…」

「ったく!心配しただろ!レディなんだからルフィたちのマネはあんまりするなよ?」

シロを見つめるサンジの目には心配の色が浮かんでいる。

「…ごめんなさい」

反省してしょんぼりとしているシロを見て、サンジは「…俺がいる時だけにしとけ」と彼女の背中を優しく叩くのだった。

シロ!大丈夫か!?」

船に上がったシロの元へとルフィが駆け寄るが、その姿にシロは「ルフィの方が大丈夫…?」と目を丸くした。ゴムで打撃が効かないはずのルフィがタンコブだらけになっている。

「これ、ナミとサンジからやられたんだぜ。特にサンジがすごかった」

ウソップがこっそりとシロに耳打ちする。ルフィに何だか悪いことをしたなと、彼を見ればそんなこと気にもしておらず、見つけた地図を見せびらかしている。
ナミが本当の地図か分からないと言うと、それまで夢の島だと大喜びをしていたルフィ、ウソップ、チョッパーの目が闇に落ちたように真っ暗になりナミを見つめる。あまりの落ち込みように、思わずナミは謝るも結局行き方がわからないことで苛立っていた。
ガリオン船を調べたいところだが、今はもう海の底へと沈んでいる。

「沈んだんならサルベージよっ!」

「よっしゃぁぁぁ!」

「できるかァ!」

ナミの号令にルフィとウソップはやる気いっぱいだが、ゾロが呆れたように叫んだ。
引き上げるのは大きすぎて無理だという結論になり、船まで潜って調べることとなった。潜水服をウソップがタルで作り、三強に着せる。さすがのルフィも「お前はホントにムチャさすなあー」と焦り、ゾロは諦めたのか無言で佇んでいる。唯一サンジはナミの役に立てるのが嬉しいようで「俺が必ず空へと手掛りを見つけてくるぜ」とハートを飛ばしていた。3人が海底へと行っている間に、シロは濡れた服を着替えようと一度船内へと戻るのだった。
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