【アラバスタ王国編】
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戦いを、やめて下さい!とビビの声が響く中、シロたちは懸命に人々を止める為に動いていると、サンジが何かに気づく。下から飛び出して空に舞うあの姿は、ルフィが戦っていたはずのクロコダイル。
「何であんなとこから飛び出してくるのか分からねェが」
「そうさ!とにかく」
あいつが勝ったんだ!と全員の声が揃う。
ルフィの勝利が分かり、もう戦う必要はないのに、アラバスタの民は国のために戦い続ける。
「戦いを!やめて下さい!!」
今まで1番大きくそして悲痛なビビの声が響いた。その思いが通じたのか、空から待ち望まれた雨が降ってくる。
雨により塵旋風は晴れて、ようやくビビの姿が、そして声が人々に届いた。
「今降っている雨は、昔のようにまた降ります。悪夢は全て…終わりましたから…!」
それでも今までの国に対しての不信感が、そう簡単に消えることはなく、民衆からは疑いの声が飛ぶ。
そこに1人の人物が現れる。それはビビと共に陰謀を探って死んだと思われていたイガラム。そして1人の少年。
彼が連れてきた少年は、偽物の国王や国王軍が暴れていた事を告げた。それに続くように反乱軍のリーダー、コーザもこの戦いは仕組まれたものだと訴える。
「この国に起きたことの全てを、私から説明しよう。全員武器を捨てなさい」
イガラムの言葉にやっと人々の手から武器が離れた。
戦いが終わった事を見届けると、シロたちはこっそりとその場を後にし、ルフィを探しに向かった。
クロコダイルが飛び出た方へ行くと、見知らぬ男性がルフィをおんぶして歩いてくるのが見える。
あちらもシロたちに気づいたようで、「…君たちは?」尋ねてくる。
「あんたのその背中のやつ。運んでくれてありがとう。うちのなんだ引き取るよ」
「では君らかね。ビビをこの国まで連れてきてくれた海賊たちとは」
なぜ彼がその事を知っているのかと思っていると、そこにビビが現れ、彼に向かって「パパ」と声をかけた。
「じゃあ国王様?」
国王はルフィに命を救われたと話し、クロコダイルとの死闘も話してくれた。このまま話し続けたいところだが、彼らには大事な役目がある。
ゾロが「早く広場に戻れ」と催促し、ウソップが「国王と王女の言葉がないとしまらねェ」と、2人を送り出す。ビビはそれならみんなもと、誘うもサンジがきっぱりと断った。
海賊が国に関わるわけにはいかない。表立って出てしまえば、海軍に目をつけられて、またこの国が争いに巻き込まれてしまうかもしれない。それだけは避けたかった。
しぶしぶ戻るビビたちを見送った後、気が抜けたシロたちは、今までの疲労から誰からともなくその場で力尽きて気絶してしまった。
「何であんなとこから飛び出してくるのか分からねェが」
「そうさ!とにかく」
あいつが勝ったんだ!と全員の声が揃う。
ルフィの勝利が分かり、もう戦う必要はないのに、アラバスタの民は国のために戦い続ける。
「戦いを!やめて下さい!!」
今まで1番大きくそして悲痛なビビの声が響いた。その思いが通じたのか、空から待ち望まれた雨が降ってくる。
雨により塵旋風は晴れて、ようやくビビの姿が、そして声が人々に届いた。
「今降っている雨は、昔のようにまた降ります。悪夢は全て…終わりましたから…!」
それでも今までの国に対しての不信感が、そう簡単に消えることはなく、民衆からは疑いの声が飛ぶ。
そこに1人の人物が現れる。それはビビと共に陰謀を探って死んだと思われていたイガラム。そして1人の少年。
彼が連れてきた少年は、偽物の国王や国王軍が暴れていた事を告げた。それに続くように反乱軍のリーダー、コーザもこの戦いは仕組まれたものだと訴える。
「この国に起きたことの全てを、私から説明しよう。全員武器を捨てなさい」
イガラムの言葉にやっと人々の手から武器が離れた。
戦いが終わった事を見届けると、シロたちはこっそりとその場を後にし、ルフィを探しに向かった。
クロコダイルが飛び出た方へ行くと、見知らぬ男性がルフィをおんぶして歩いてくるのが見える。
あちらもシロたちに気づいたようで、「…君たちは?」尋ねてくる。
「あんたのその背中のやつ。運んでくれてありがとう。うちのなんだ引き取るよ」
「では君らかね。ビビをこの国まで連れてきてくれた海賊たちとは」
なぜ彼がその事を知っているのかと思っていると、そこにビビが現れ、彼に向かって「パパ」と声をかけた。
「じゃあ国王様?」
国王はルフィに命を救われたと話し、クロコダイルとの死闘も話してくれた。このまま話し続けたいところだが、彼らには大事な役目がある。
ゾロが「早く広場に戻れ」と催促し、ウソップが「国王と王女の言葉がないとしまらねェ」と、2人を送り出す。ビビはそれならみんなもと、誘うもサンジがきっぱりと断った。
海賊が国に関わるわけにはいかない。表立って出てしまえば、海軍に目をつけられて、またこの国が争いに巻き込まれてしまうかもしれない。それだけは避けたかった。
しぶしぶ戻るビビたちを見送った後、気が抜けたシロたちは、今までの疲労から誰からともなくその場で力尽きて気絶してしまった。