【アラバスタ王国編】
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橋が落ちた事で混乱しているカジノ内で、ビビと再会を果たしたシロたちは、彼女の案内でルフィたちの元へと急ぐ。ビビによればルフィたちは海楼石の檻に閉じ込められて身動きが出来ず、しかも水に沈められている最中という一刻の猶予もない状態だった。
案内された部屋に入ると、そこには巨大なワニたちが。これがビビの言っていたバナナワニかとシロは驚いた。そんなバナナワニをサンジはいとも容易く蹴り上げて倒してしまった。
ルフィの救出はサンジに任せて、シロはビビをバナナワニから守る。サンジのようにはいかないが、シロも負けられないと唸り声を上げて、飛びかかってくるバナナワニに対抗する。バナナワニは巨体に見合わず動きが素早く、反転したかと思えば、シロはバナナワニの尻尾に吹き飛ばされた。
「シロさん!」
ビビの心配した声が響き、シロは大丈夫だと返事をする。思ったよりも頭を強く撃ち視界が霞む。その間にもバナナワニはシロを確実に狙っていた。このままではやばいと感じたシロは人獣型へと姿を変えて戦うも、じわじわとまるで猫がネズミで遊ぶように、バナナワニがシロで遊ぶ。血を流しすぎたシロはついにその場に倒れてしまった。
「そんな!シロさん!危ない」
やっとの思いでオリから脱出したルフィたちのもとに、ビビの叫び声が聞こえる。その声色から緊急事態なのはその場にいた全員が分かった。
いち早く飛び出したのはサンジ。その後ろにルフィとゾロも続く。それでもあと少し間に合わずに、シロはバナナワニに潰されてしまった。
「「シロー!!こんのッ!クソワニー!」」
ルフィとサンジの怒声が響く中、ゾロが2人を「待て!なんか変だ!」と止める。怒れる2人も異変に気づきその場に立ち止まる。
「グルル…!ウゥー!」
「シロ?どうした!?」
今までに聞いた事のない唸り声とともに、バナナワニを突き破って出てきたのは、傷だらけのシロだった。
サンジの呼び声にも反応せず、辺りを見渡し威嚇を繰り返す。
「どうしちゃったの?!シロ!」
ナミが心配そうに呼びかけるも、それさえも聞こえていないようだ。まるで誰かを探すようにシロは1人1人をじっくりと見て、ビビに目を止める。まるで獲物を見つけたというようにじわりじわりと寄って来る、そのあまりの迫力に固まるビビ。それを見てシロは一気にビビへと走り出す。それを止めようとルフィたちが近づくと、シロは素早くビビを背後に隠し、さらに唸り声を響かせた。
「もしかして…!ビビを守っているの?!」
先ほどまで懸命にビビ守っていたシロ。気を失って満身創痍になりながらもその役目を果たそうとしているのだった。
「そうか。…シロ、もういい。俺たちがいる」
ルフィが優しく声をかけ続けると、次第に警戒が解かれ「ル、フィ?」と弱々しい声が聞こえた。その声と共にシロはその場で崩れるようにして横たわる。
「やばいッ!とりあえずここから出ねェと!」
気づけば水が勢いよく流れ続けた部屋は崩壊寸前。一同は急いでその場から脱出した。
案内された部屋に入ると、そこには巨大なワニたちが。これがビビの言っていたバナナワニかとシロは驚いた。そんなバナナワニをサンジはいとも容易く蹴り上げて倒してしまった。
ルフィの救出はサンジに任せて、シロはビビをバナナワニから守る。サンジのようにはいかないが、シロも負けられないと唸り声を上げて、飛びかかってくるバナナワニに対抗する。バナナワニは巨体に見合わず動きが素早く、反転したかと思えば、シロはバナナワニの尻尾に吹き飛ばされた。
「シロさん!」
ビビの心配した声が響き、シロは大丈夫だと返事をする。思ったよりも頭を強く撃ち視界が霞む。その間にもバナナワニはシロを確実に狙っていた。このままではやばいと感じたシロは人獣型へと姿を変えて戦うも、じわじわとまるで猫がネズミで遊ぶように、バナナワニがシロで遊ぶ。血を流しすぎたシロはついにその場に倒れてしまった。
「そんな!シロさん!危ない」
やっとの思いでオリから脱出したルフィたちのもとに、ビビの叫び声が聞こえる。その声色から緊急事態なのはその場にいた全員が分かった。
いち早く飛び出したのはサンジ。その後ろにルフィとゾロも続く。それでもあと少し間に合わずに、シロはバナナワニに潰されてしまった。
「「シロー!!こんのッ!クソワニー!」」
ルフィとサンジの怒声が響く中、ゾロが2人を「待て!なんか変だ!」と止める。怒れる2人も異変に気づきその場に立ち止まる。
「グルル…!ウゥー!」
「シロ?どうした!?」
今までに聞いた事のない唸り声とともに、バナナワニを突き破って出てきたのは、傷だらけのシロだった。
サンジの呼び声にも反応せず、辺りを見渡し威嚇を繰り返す。
「どうしちゃったの?!シロ!」
ナミが心配そうに呼びかけるも、それさえも聞こえていないようだ。まるで誰かを探すようにシロは1人1人をじっくりと見て、ビビに目を止める。まるで獲物を見つけたというようにじわりじわりと寄って来る、そのあまりの迫力に固まるビビ。それを見てシロは一気にビビへと走り出す。それを止めようとルフィたちが近づくと、シロは素早くビビを背後に隠し、さらに唸り声を響かせた。
「もしかして…!ビビを守っているの?!」
先ほどまで懸命にビビ守っていたシロ。気を失って満身創痍になりながらもその役目を果たそうとしているのだった。
「そうか。…シロ、もういい。俺たちがいる」
ルフィが優しく声をかけ続けると、次第に警戒が解かれ「ル、フィ?」と弱々しい声が聞こえた。その声と共にシロはその場で崩れるようにして横たわる。
「やばいッ!とりあえずここから出ねェと!」
気づけば水が勢いよく流れ続けた部屋は崩壊寸前。一同は急いでその場から脱出した。