【アラバスタ王国編】
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カジノに到着すると、またもそこにはB.Wの集団がいた。次から次へと厄介だとシロは唸り声を上げる。
「シロ!無理すんなよ!」
チョッパーはそう言うと自身も戦闘モードに入る。動物系 コンビをみて、さすがのB.Wも怯んだ様子を見せた。その隙にシロとチョッパーは次々と敵を倒していった。
ようやく全滅出来たと油断した時、シロを銃弾が襲う。それに気づいたチョッパーが咄嗟に声をかけて、何とか致命傷は外す事が出来た。
「このやろっ!大丈夫か?!すまねェ遅くなった」
シロを狙撃した相手を蹴り飛ばし駆けつけたサンジは、シロの頬から流れる血を見て慌てている。
「ただのかすり傷だよ。大丈夫、ここには凄腕の医者がいるんだから」
チョッパーはさっそく手当ての準備を始めており、手早くシロの治療をした。隣で見守るサンジが、傷が残らないように頼むぞとチョッパーに話しかける。
「少し深いからな…。最善は尽くすよ」
シロは応急処置にしては物凄く丁寧な処置を受けた後、3人でどうしようかと作戦会議を始めた。
まずはクロコダイルを誘 き出し、中にいるであろう仲間の安否確認。その為にここに倒れているB.Wを利用しようと、さっそくミリオンズの1人を捕まえて、子電伝虫を使いクロコダイルへと連絡を取らせる。『おい!さっさと用件を言え!何があった!』と聞こえた声に、一度クロコダイルと直接通話した事のあるサンジが挑発するように返事をした。
「ああ、その声…聞いたことあるぜ。えー、こちらクソレストラン」
クロコダイルもサンジの話し方に覚えがあるようだ。その反応にサンジはわざと嬉しそうな反応を返す。子電伝虫越しにもクロコダイルの殺気が伝わってくるようだ。
サンジはクロコダイルへの挑発をやめず、あえてB.Wと同じように自分自身の事を"Mr.プリンス"と名乗った。
ここまでは作戦通り、あとはルフィたちがそこにいるかどうかを確かめられればと、隣で聞き耳を立てるシロたちの願いが届いたのか、子電伝虫から『プリンスー!助けてくれェ!捕まっちまってんだよォー!』と叫び声が聞こえる。
「いた!ルフィの声だ」
シロは思わず小さく呟く。サンジにもちゃんと聞こえていたようで、作戦は最終段階へと入る。
あえて、B.Wの残党にやられたように芝居をうち、居場所を言わせる。これでクロコダイルは確実にこっちに向かうはずだ。その隙に捕まっているルフィたちを救出する。
「チョッパー!囮は任せたぞ」
「気をつけてね!」
シロとサンジがカジノに潜入する間、クロコダイルが出てくるまで、サンジの服を纏いチョッパーは自分はMr.プリンスだと言いながら暴れ回る。もちろんクロコダイルが出てくれば姿を隠し見つからないようにして時間稼ぎだ。万が一にも見つかればただでは済まない。危険だがチョッパーなら大丈夫だと信頼しての作戦だ。
「今のうちに急ぐぞ!」
サンジの後を追いシロもカジノへと向かう。
しかし、広いカジノの中でルフィたちがどこに閉じ込められているのかさえ分からない。早くしないとクロコダイルが戻ってくるかもしれない。慌てるシロに比べてサンジは余裕そうにしている。
その時地響きがして、誰かが橋が落ちたと叫んだ。
「まさか、サンジが…?」
「さっ、あいつらを探そう」
にやりと笑うサンジに、シロは彼の計算高さに驚くのだった。
「シロ!無理すんなよ!」
チョッパーはそう言うと自身も戦闘モードに入る。
ようやく全滅出来たと油断した時、シロを銃弾が襲う。それに気づいたチョッパーが咄嗟に声をかけて、何とか致命傷は外す事が出来た。
「このやろっ!大丈夫か?!すまねェ遅くなった」
シロを狙撃した相手を蹴り飛ばし駆けつけたサンジは、シロの頬から流れる血を見て慌てている。
「ただのかすり傷だよ。大丈夫、ここには凄腕の医者がいるんだから」
チョッパーはさっそく手当ての準備を始めており、手早くシロの治療をした。隣で見守るサンジが、傷が残らないように頼むぞとチョッパーに話しかける。
「少し深いからな…。最善は尽くすよ」
シロは応急処置にしては物凄く丁寧な処置を受けた後、3人でどうしようかと作戦会議を始めた。
まずはクロコダイルを
「ああ、その声…聞いたことあるぜ。えー、こちらクソレストラン」
クロコダイルもサンジの話し方に覚えがあるようだ。その反応にサンジはわざと嬉しそうな反応を返す。子電伝虫越しにもクロコダイルの殺気が伝わってくるようだ。
サンジはクロコダイルへの挑発をやめず、あえてB.Wと同じように自分自身の事を"Mr.プリンス"と名乗った。
ここまでは作戦通り、あとはルフィたちがそこにいるかどうかを確かめられればと、隣で聞き耳を立てるシロたちの願いが届いたのか、子電伝虫から『プリンスー!助けてくれェ!捕まっちまってんだよォー!』と叫び声が聞こえる。
「いた!ルフィの声だ」
シロは思わず小さく呟く。サンジにもちゃんと聞こえていたようで、作戦は最終段階へと入る。
あえて、B.Wの残党にやられたように芝居をうち、居場所を言わせる。これでクロコダイルは確実にこっちに向かうはずだ。その隙に捕まっているルフィたちを救出する。
「チョッパー!囮は任せたぞ」
「気をつけてね!」
シロとサンジがカジノに潜入する間、クロコダイルが出てくるまで、サンジの服を纏いチョッパーは自分はMr.プリンスだと言いながら暴れ回る。もちろんクロコダイルが出てくれば姿を隠し見つからないようにして時間稼ぎだ。万が一にも見つかればただでは済まない。危険だがチョッパーなら大丈夫だと信頼しての作戦だ。
「今のうちに急ぐぞ!」
サンジの後を追いシロもカジノへと向かう。
しかし、広いカジノの中でルフィたちがどこに閉じ込められているのかさえ分からない。早くしないとクロコダイルが戻ってくるかもしれない。慌てるシロに比べてサンジは余裕そうにしている。
その時地響きがして、誰かが橋が落ちたと叫んだ。
「まさか、サンジが…?」
「さっ、あいつらを探そう」
にやりと笑うサンジに、シロは彼の計算高さに驚くのだった。