守りたいものと同一人物
守りたいもの <番外編>
主人公の名前
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10月10日。
毎年この日はケイにとって大切な日だ。
両親の命日でもあり、何より1番の仲間であるナルトの誕生日なのだから。
『ナルト、今年も一楽で良いの?』
「おう!チャーシュー大盛りで頼むってばよ!」
にしっと笑いながら、よだれを拭うナルト。
今回も誕生日祝いは一楽のラーメンが良い、と言うナルトの希望通りに、2人で一楽へと向かう。
「へい!らっしゃい。おお、ナルトにケイ!また今年もうちを選んでくれたのか」
「やっぱりここが1番だからな!おっちゃん、チャーシュー大盛りで味噌ラーメン頼むってばよ!」
『テウチさん、私も同じのをお願いします!ラーメンを待ってる間に、はい!ナルト誕生日おめでとう』
ケイは隠しておいたプレゼントを、ナルトへと渡した。
驚いて戸惑っているナルトに、開けてみてと促す。
包みを開けると、任務で使うクナイや応急処置具がセットになったポーチが入っていた。
「へへ。ちょうど忍具も減ってたし、助かったってばよ!ありがとな、ケイ」
『喜んでもらえて良かった!何が良いかギリギリまで悩んでたんだよ』
喜ぶナルトの顔を見て安心するケイ。
「ナルト、良いもん貰ったな。オレからは、はいよ!特製チャーシュー大盛り煮卵乗せ味噌ラーメンだ!」
テウチが出来上がったラーメンをケイ達に差し出す。
器からはみ出るほどのチャーシュー、その真ん中には煮卵が黄身をとろりとさせている。
熱々の湯気に、味噌の良い香りが漂う特製ラーメンを受け取り、2人はお礼を言う。
「今日は特別な日だからな。オレからの誕生日祝いだ」
「さすがおっちゃん!さっそく頂くってばよ!
いただきます」
『私の分まで、ありがとうございます。いただきます』
美味しそうにラーメンを啜る2人を見て、テウチは優しく笑みを浮かべていた。
「喜んでもらえて何よりだ。2人とも誕生日おめでとう」
『えっ?私は誕生日じゃ…』
「でもさ、ケイってば誕生日わかんねぇんだろ?じゃあオレと一緒でいいじゃん!その方がオレも忘れなくて済むってばよ」
ナルトの言葉に戸惑うケイに、テウチがそうすればいいじゃねえかと頷く。
いつも一緒なんだから、どうせなら誕生日も同じでいいだろと。
『良いのかなぁ。でもそれって嬉しい!』
「んじゃ、今年から一緒だ!ケイ誕生日おめでとうってばよ」
ありがとうと笑うケイに、つられてナルトも笑う。
そんな2人をテウチも笑って見守っていた。
毎年この日はケイにとって大切な日だ。
両親の命日でもあり、何より1番の仲間であるナルトの誕生日なのだから。
『ナルト、今年も一楽で良いの?』
「おう!チャーシュー大盛りで頼むってばよ!」
にしっと笑いながら、よだれを拭うナルト。
今回も誕生日祝いは一楽のラーメンが良い、と言うナルトの希望通りに、2人で一楽へと向かう。
「へい!らっしゃい。おお、ナルトにケイ!また今年もうちを選んでくれたのか」
「やっぱりここが1番だからな!おっちゃん、チャーシュー大盛りで味噌ラーメン頼むってばよ!」
『テウチさん、私も同じのをお願いします!ラーメンを待ってる間に、はい!ナルト誕生日おめでとう』
ケイは隠しておいたプレゼントを、ナルトへと渡した。
驚いて戸惑っているナルトに、開けてみてと促す。
包みを開けると、任務で使うクナイや応急処置具がセットになったポーチが入っていた。
「へへ。ちょうど忍具も減ってたし、助かったってばよ!ありがとな、ケイ」
『喜んでもらえて良かった!何が良いかギリギリまで悩んでたんだよ』
喜ぶナルトの顔を見て安心するケイ。
「ナルト、良いもん貰ったな。オレからは、はいよ!特製チャーシュー大盛り煮卵乗せ味噌ラーメンだ!」
テウチが出来上がったラーメンをケイ達に差し出す。
器からはみ出るほどのチャーシュー、その真ん中には煮卵が黄身をとろりとさせている。
熱々の湯気に、味噌の良い香りが漂う特製ラーメンを受け取り、2人はお礼を言う。
「今日は特別な日だからな。オレからの誕生日祝いだ」
「さすがおっちゃん!さっそく頂くってばよ!
いただきます」
『私の分まで、ありがとうございます。いただきます』
美味しそうにラーメンを啜る2人を見て、テウチは優しく笑みを浮かべていた。
「喜んでもらえて何よりだ。2人とも誕生日おめでとう」
『えっ?私は誕生日じゃ…』
「でもさ、ケイってば誕生日わかんねぇんだろ?じゃあオレと一緒でいいじゃん!その方がオレも忘れなくて済むってばよ」
ナルトの言葉に戸惑うケイに、テウチがそうすればいいじゃねえかと頷く。
いつも一緒なんだから、どうせなら誕生日も同じでいいだろと。
『良いのかなぁ。でもそれって嬉しい!』
「んじゃ、今年から一緒だ!ケイ誕生日おめでとうってばよ」
ありがとうと笑うケイに、つられてナルトも笑う。
そんな2人をテウチも笑って見守っていた。