波の国
主人公の名前
設定NARUTOの夢小説。
カカシ寄りのほのぼのになる予定。
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第七班として日々任務に取り組むも、下忍の任務はDランク。迷い猫探しや、里の清掃など、簡単なものが多い。
新しい任務を受けに火影の元を訪れるも、言い渡されたのはまたDランクのものだった。
「もっとすげぇのはねえのかよー!」
不満げにナルトは口を尖らせた。
「こら!ナルト!すみません」
そんな彼にカカシは困ったように注意をする。
『火影様を困らせたらダメだよ。でも確かに私たちの任務って地味ではあるかもね』
ケイの呟きに
「ナルトはそろそろ駄々こねると思ってたけど、ケイまでそんなこと言っちゃって」
と、カカシは困り顔だ。
(私とナルトだけじゃなくて、サクラとサスケもきっとそう思ってるよ。そんな顔してるし)
せっかく忍者になってもやってる任務はボランティアのような簡単な事ばかり。
予想していた任務とのギャップに、やる気が下がるのも仕方ない。
「そこまで言うのならCランクの任務をやってもらおう。ある人の護衛だ。入ってきてもらえますかな?」
火影の合図で1人の男性が入ってくる。瓶を持ったおじさんだ。
「なんじゃ。超ガキばっかりじゃねえか。特にチビ2人は本当に忍者か?」
チビ2人。おじさんの言葉にパッと背を見比べる。
(私とナルトのことだー)
怒るナルトの横で、落ち込むケイ。
『カカシ先生、私そんなに頼りなく見えますか』
「んー。まあ、今からの成長次第かな」
今回の任務はタズナを波の国まで送り届けて、橋が完成するまで護衛するというものだった。
初めて里を出るケイとナルトは辺りを見渡し、ウキウキとしている。
「よっしゃー!波の国に出発だってばよー!」
おー!と拳を空へ突き上げて歩き出す2人に、やれやれと少々呆れながら残りのカカシたちもあとに続く。
ついにCランク任務開始だ。