フィリス
16歳、158cm。クラスは雷魔道士→雷の賢者。一人称は「私」、二人称は「あなた」。
辺境の小さな村で育った、おてんばな魔道士。明るく常に前向きで、喜怒哀楽が激しい。考えるより先に体が動くタイプ。自由奔放な言動は周囲を振り回すことが多いが、ムードメーカー的役割も果たす。
人見知りしないので誰とでもすぐ仲良くなる。仲間意識は誰よりも強く、仲間が侮辱されたり理不尽に暴力を振るわれたりすると自分のことのように怒る。
魔力に関して高い潜在能力を持ち、感情が昂ぶると実力以上の力を発揮することがある。反面防御は脆く、敵の攻撃は基本回避しなければ大ダメージになることもある。
実家は教会で、敬虔な信者でもある。幼児だったころに教会前に捨てられ、その教会のシスターに育てられた。シスターのことは「おばあちゃん」と呼び本当の親のように慕っている。子供の頃はおばあちゃんのようにシスターになることが夢だったが、癒しの杖の才能がさっぱりなかったため魔道士に転向した(魔道士から賢者に昇格すれば杖が使えるようになるため)。生みの親のことは全く知らないがおばあちゃんや村民が家族同然のため、特に知りたいとも思っていないし、恨んでもいない。
幼少の頃、同年代の少女が外からやってきて村で住むことになり、すぐに仲良くなり親友になった。しかし彼女は迫害され逃げてきた所をシスター達村人に匿われたため、元住んでいた村とフィリスの村とで諍いになり、責任を感じた少女は行方をくらませてしまった。その親友を探すためフィリスは魔法の腕を磨き、旅に出ることになった。

「やっほー！私フィリスだよ！辛い物大好き雷魔道士！みんなと仲良くしたいな！よろしくね！」
「ねえねえ、この辺りで美味しい辛い料理屋さん知らない？どんなに辛くても平気だよ！教えて教えて！」
「私、雷魔法が一番得意なんだー！なんか、精霊との相性が良い？らしいよ！よくわかんないけど！」
「差別とか、私絶対許せない！だってその人は何も悪くないもん！なのにその人を攻撃したりするの、おかしいよ！」