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 十二の月、二十四番の日。今日はセントゥーロ王国の建国記念日の前日であり、今晩は建国記念祝賀舞踏会が開かれる日でもある。

 開場は十九時、舞踏会は二十時から日付変更まで行われ、二十五日になった瞬間に建国を祝う。その後は随時解散となり、お開きの時刻は二時となっている。
 基本的には日付変更までいられれば問題ないのだが、アイゼアはその日付変更までいられたことがなかった。


 時刻は十八時半、午前中は式典行事に騎士として出席し、舞踏会用の燕尾えんび服に着替えて準備を済ませてからメリーの家へと来ていた。今はメリーの準備が終わるのをリビングで待っている。

 隣の作業部屋から、ペシェとエルヴェとフィロメナが着付けや化粧などを施しているらしく、楽しそうな喋り声が聞こえてくる。
 さすがに着替えを覗くわけにもいかずアイゼアは大人しくここで待っているわけだが、冷静に考えればフィロメナはともかくペシェは男性でエルヴェも明確な性別はないとはいえ、どっちかといえば男性側だ。

 何となく釈然としないもやもやとした感情が湧き上がるが、別に着替えを覗きたいというわけではない。そこは断じて違うと明言しておく。

 時間潰しにとメリーが持ってきてくれた魔術の入門書を読んでみてはいるのだが、今までは深く考えもしなかった自然の摂理や属性のこと、魔術と魔法の違いなど覚えることも多く、感覚に寄った説明や自分にはない魔力のことなどまで理解しながら読み解こうとするとかなり時間がかかる。これで入門だというのだから恐ろしい。
 更にページを捲り読み進めていると、不意に隣の作業部屋の扉が開き、エルヴェがリビングへと戻ってきた。

「着付けが終わりました。それと、アイゼア様に先に一つ謝っておかなければならないことがあるのですが……」
「謝ること?」
「はい。私、お母様のドレスを少々……いえ、かなり手を加えてしまって。元のドレスと少し雰囲気が変わってしまったことを先に謝罪させて下さい。申し訳ございません」

 深々と頭を下げられてしまい、慌ててエルヴェに顔を上げるように頼む。アイゼアとしては修繕してもらえれば御の字で、雰囲気が変わろうとドレスとして舞踏会へ着ていけるものになっているのなら何も問題はない。

「それは別に構わないんだけど、どうして雰囲気を変えようって思ったんだい?」
「……ほつれや傷を修繕するついでにレースや小さな刺繍ししゅうを施していたのですが、食堂の方々から沢山の案をいただいて、もっといろいろやってみたくなってしまったのです」
「楽しかった?」

 怒っていないとわかってもらうために穏やかに尋ねると、エルヴェからじわじわと笑みが零れる。

「……はい! レースや布を探したり、刺繍の模様も食堂の方々から教えていただいて、それを組み合わせながら縫ってみました。今にして思えば、とても充実していたように思います。このような機会を私に下さり、ありがとうございました」
「僕の方こそ。修繕を引き受けてくれてありがとう、エルヴェ」

 今のエルヴェはとても目が輝いている。それだけ楽しく、実りのある時間だったのだとわかった。

「エルヴェが楽しみを一つ見つけられて、僕はすごく嬉しいよ」
「アイゼア様……私もメリー様がより一層美しく見えるよう、力の限りを尽くしました。舞踏会を楽しんできて下さい」
「うん。エルヴェのおかげで今年も無事に行けるよ」

 エルヴェにしては珍しく力のこもった自信のある発言だ。それだけメリーのことを思い、食堂の仲間たちの思いを受け、真剣にドレスと向き合ってくれた結果なのだろう。

「メリー、歩けるかしら?」
「問題ないですよ」
「後ろはアタシが持ってるから前だけは気をつけてよー。ここで引っ掛けて破れたら終わりだからねー」

 フィロメナとペシェがメリーを補助しながら、作業部屋から出てくる。フィロメナに隠れていたメリーの姿が目に飛び込んで来た瞬間、アイゼアは息を吸うのも忘れていた。

 普段はお団子サイドテールにまとめている髪が下ろされ、編み込みのハーフアップになっている。緩く癖のある髪がふんわりと肩にかかり『淑やかな女性』といった印象を抱いた。
 エルヴェが修繕してくれた山吹色のドレスは以前見たものよりも更に華やかになっている。胸元の刺繍や、袖やスカートにレース、透けた素材の布が追加され、豪奢さと繊細さを兼ね備えていた。

 胸元にはあの真珠の首飾りをしており、任せていた髪飾りはドレスの生地に合わせたカチューシャ型のティアラのようだ。ティアラの両端から後ろへかけて取り付けられた銀糸と真珠の飾りが花冠のように見え、ほんの少しだけメリーらしい可愛らしさを残している。ティアラに一つだけあしらわれた青い花飾りが、山吹色と白を基調にした装いを凛と引き締めていた。

「どうですか? アイゼアさんの隣を歩いても恥ずかしくない感じですかね?」

 少し照れ臭そうにはにかむメリーには化粧が施されている。薄く塗られた白粉とほんのりと色づく頬紅。目元にも柔らかな桃色が差し、唇は可愛らしい桜色でありながら妙に艶やかに見えた。

 いつもとはかなり雰囲気が違い、妙な緊張感と胸の高鳴りに鼓動が逸る。ぐっと大人っぽさを増したメリーは、清楚な可愛らしさを残しながらも凛とした静けさと品のある女性というものを感じさせる。
 その魅力に当てられ、くらりと目眩がするような、平常心ではいられないような、妙な感覚だ。

「あのー……アイゼアさん?」

 メリーに声をかけられ、ハッと我に返る。

「反応は上々ってとこねー。アンタ、今メリーに見惚れてたっしょ」

 図星だった。こちらの反応を面白そうににやけながら伺うペシェに、苦笑しながら頷く。

「その通り。雰囲気が違ってて……いつものメリーも素敵だけど、今日のメリーもまた一段と素敵だね」

 何と言葉をかければいいのか、様々な想いや感想が頭を駆け巡って迷う。結局思考と想いが渋滞し過ぎて、月並みな言葉を捻り出すので精一杯だった。

「えぇ。本当によくお似合いです、メリー様」
「エルヴェが直したドレスも可愛いし、メリーもすっごく可愛いわよ!」

 エルヴェとフィロメナがメリーの仕上がりに満足そうに笑みを浮かべて絶賛している。お下がりのドレスに、あまり割けない予算など不安要素が常に付きまとっていたが、想像していたよりも遥かに完璧に準備されていた。
 それも髪型や化粧のことまで気遣って手配してくれたメリーと、協力してくれた皆のおかげだろう。

「ありがとうございます。少し安心しました」
「ほら、言ったでしょ? アンタも化粧したらこーんなに映えるんだから、これからはちゃんとしなさいよね」
「そうですね。せっかく教えてもらったし、するようにします。それにしても……何か本物の貴族の令嬢みたいですねー」

 感心したように自分の姿をしげしげと見つめるメリーに、ペシェは呆れたように項垂れてため息をつく。

「『みたい』じゃなくて、アンタは御三家令嬢だったでしょうが」
「内情を知った今でも同じこと言います?」
「言うわよ。明らかに高等教育受けてきてんのは、平民のアタシらから見りゃ一目瞭然りょうぜんだし?」

 ペシェの言う通りだ。メリーが叔母に見せたあの所作は一朝一夕にして成るものではない。実情はどうであれ、名家の令嬢に相応しいだけのものを学んできていることだけは間違いなかった。

「さて、アタシたちもちゃっちゃと着替えるとしますかー」
「はい。アイゼア様、メリー様、少々お待ちくださいませ」

 そう言うなり、ペシェとエルヴェは作業部屋へと戻っていった。少しして戻ってきたペシェとエルヴェは、なぜかかっちりと正装に身を包んでいる。
 理由がわからずじっと見つめていると、ペシェがエルヴェをつんつんと肘でつつき、顔を見合わせる。

「アイゼア様、メリー様、お二人は私たちが城までお送りいたします。どうぞこちらへ」

 エルヴェは染み付いたかのように洗練された所作で、裏庭の扉を開き促す。

「うーん、さすがエルヴェ! カッコいいわよ!」
「うんうん、完璧でしょ。やっぱ従者役はエルヴェくん以外は無理だわ」
「ありがとうございます。フィロメナ様、ペシェ様」

 エルヴェは少し恥ずかしそうにしているが、褒められたのが素直に嬉しいのか、いつもより笑みを深くしていた。


 促されるまま裏庭に出ると、つるで編まれた馬車の客車のようなものが置かれていた。だが馬も車輪もついておらず、代わりに猫足型の小さな足がついている。その傍らにミーリャと猫の姿のままのスイウの姿があった。

「えーっと……これは?」
「馬車の代わりですよ。即席でスイウさんとミーリャに作ってもらったんです」

 ミーリャはともかく、スイウまで協力してくれたというのは正直驚いた。おそらくメリーが頼みに行ってくれたのだろうが。

「確かに、馬車は準備できないね。今まで頼んでた相手はみんな自分の馬車で来てもらってたし」

 全く不甲斐ない話だが、アイゼアのように貴族位を賜っただけのいわゆる称号貴族は馬車を使わずに来る者もいる。少数ではあるが。

「でも、馬なし車輪なしでどうやって城まで?」
「馬鹿ねー。何の為のアタシなのよ。風術で空飛んで城まで行くんだって。わかりやすく言えば魔術人力車ってとこね」
「つまり力業です」

 梔子くちなしの木をメリーの庭へ移すとき、ペシェが風術で浮かせて運んでいたことを思い出す。それと同じ要領でこの客車を飛ばすということだろうか。

「こんなところまで協力してくれてありがとう」
「いえいえー。アタシとミーリャはちょっとだけアンタに感謝してるから気にしないで。むしろ、客車作りはスイウくんがかなり頑張ったから、ちゃんとお礼しときなよ」
「スイウも本当にありがとう。今度、ドライフルーツを袋一杯に買って持っていくよ」
「……お前に礼を言われると毛が逆立つな。まぁ、ドライフルーツの方はありがたく受け取らせてもらう。マンゴーを多めに頼む」
「マンゴーね、覚えておくよ」

 スイウは蔓で編まれた客車へ視線を戻した。

「んじゃ、最後の仕上げやるか」
「わかった」

 ミーリャの肩へスイウが飛び乗り、何かぽそぽそと虚空に向かって話している。ミーリャがゆっくりと手をかざすと、その手に淡い光が宿り始め、やがて桃色の小さな光の玉へと変化した。その光の玉がふわふわと浮かび上がり、客車に触れた瞬間、緑一色だった蔓の客車にぶわっと無数の花が咲き乱れ、彩られていく。

 次にメリーが隣で手を前へかざすと、客車に車輪がつき、その前にガラス細工のように体が少し透けた白馬が二頭現れた。アイゼアはもう何が目の前で起きているのかわからず、ひたすら目をしばたたかせて凝視することしかできない。

「あ、そっか。メリー幻術使えたんだっけ、やる〜」

 どうやらメリーが幻術で白馬と車輪を作り出したらしく、ペシェとメリーは拳を突き合わせて互いを労っている。

「こんな華やかな馬車になるなんて思わなかったよ……これも魔術?」
「俺が精霊を呼び集めて、精霊とミーリャの魔術で花を咲かせた。でないとこうはならん」
「ここまでやった……キミ、メリーをちゃんとお願い」
「うん、僕にできる限りのことは尽くすよ」

 舞踏会の会場に入ってしまえば、もう皆の力を借りることはできない。だが暴言が飛んだとしてどの程度上手くやれるかはわからない。毎年毎年、嫌味が言いたいだけなのか収まったことは一度もなかった。

「綺麗ねー! お花と白馬の馬車、あたしも憧れちゃうわ」
「……馬には触れないのですね」

 そんなアイゼアの重苦しい心とは裏腹に、フィロメナとエルヴェが馬車を見てはしゃいでいる。エルヴェは透けた体の白馬を撫でようとして、すり抜けてしまったようだった。

「カーラントと違って幻術は不得手なんで実体化は厳しいですね。とにかくこれで見た目も取り繕えましたし、やれるだけの武装はしました。後は空から堂々と乗り入れて、口うるさい貴族共の度肝を抜いてやりましょうか」
「お、いいねぇー! アタシそういうの好き。奇襲、先制攻撃、ペシェさん俄然燃えてきたわー!」

 ペシェは左手の拳を天高く突き上げる。気合十分というのはひしひしと伝わってくるのだが、今日はあくまでも舞踏会へ行くのだ。決して武闘会ではない。

「さ、二人共馬車に乗っちゃってー」
「メリー様から。お手をどうぞ」

 エルヴェが客車の扉を開き、メリーへ恭しく手を差し出す。補助を受けながら乗り込むのを見守ってから、アイゼアも乗り込んだ。

 内装も同様に蔓で編まれており、座椅子には質のいい布が敷かれ、座り心地は想像よりも柔らかい。
 エルヴェが客車の扉を閉め、ペシェと共に御者台に座る。フィロメナたちはここで見送ってくれるようだ。間もなくして馬車がふわりと浮かび上がり、景色がみるみるうちに高くなっていく。

「すごい……ペシェ様の魔術で浮いてます」
「あはは、そんな驚くほどでもないわよー」

 感嘆の声を上げるエルヴェにペシェは特別なことでもなさそうにカラカラと笑う。やがてある程度高く上がった馬車は上昇を止め、空中に停滞する。
 フィロメナが翼で空を飛び上がり、同じ目線の高さまでやって来た。その腕の中に青褪めた表情のミーリャが収まり、肩の上にはスイウが乗っている。

「いってらっしゃーい!」

 三人に見送られ、馬車は城へ向けて出発した。


 暗い夜空を、冬の冷たい空気を裂いて馬車が駆けていく。それでいて寒くないのは魔術のおかげかもしれない。
 アイゼアは窓から眼下に広がるサントルーサの夜景を眺める。こんなに高いところから見る機会もなく、宝石を散りばめたような幻想的な街の様子が夢のようだった。

「すごいなぁ……君たちはまるで童話の中に出てくる魔法使いみたいだね」
「童話の中の魔法使い……ですか?」

 カストルとポルッカの持っている童話の本の中には、主人公を不思議な力で助ける魔法使いや、優しい妖精が出てくる。今日見せてくれた魔術の数々は夢のようで、本当に現実なのかと疑いたくなるほどだった。

「花の客車も、ガラス細工みたいな白馬も、空飛ぶ馬車も……それだけじゃないね。エルヴェのドレスもペシェの化粧も全部魔法みたいで、僕は童話の中にでも迷い込んだのかなって思ったんだよ」

 舞踏会と言われればいつも気が重くて憂鬱で仕方なかった。だが今日は初めて、少しだけ期待している自分がいる。

「あはは! アンタいい年して結構夢見がちなこと言うのねー」
「その感じだと、アイゼアさんが魔法をかけられた童話の中のお姫様か何かですか?」
「あー……言われてみればそうなっちゃうのかな」

 確かに今の自分は、不思議な魔法にかけられて、舞踏会という夢の舞台に胸を弾ませている主人公そのものだ。同伴の相手が信頼できる人であり、恋心を抱く相手ともなれば、それだけでも夢みたいな話だというのに。

「サントルーサは素敵な街ですね。夜景もとても綺麗ですし」
「メリーがこの街を好きになってくれて嬉しいよ」

 窓から夜景を眺めるメリーの横顔にしっとりとした色っぽさを感じ、鼓動が小さく胸を叩いた。

「そろそろ城が見えてきたから高度下げるわよ。メリー、舞踏会が終わったら迎えに行くから、連絡は使い魔でよろしく〜」

 馬車は少しずつ高度を下げると、照明で明るく浮かび上がる王城が見えてくる。いつもはない赤い絨毯じゅうたんが外にまで敷かれており、複数台の馬車が停泊していた。

 地面が近づくにつれ、こちらを指さし下から見上げている人々の姿や、戸惑いの声が大きくなってくる。静かに音もなく馬車が降り立つと、御者台に乗っていたエルヴェが素早く降車し、馬車の扉を開いた。

「アイゼア様、足元にお気をつけ下さいませ」
「ありがとう、エルヴェ」

 凛々しく表情を引き締めたエルヴェには隙がない。完璧な従者役をこなしているが、一体どこで身につけたのか。
 アイゼアは客車から降りて振り返り、メリーへと手を差し伸べる。

「メリー、お手をどうぞ」
「ありがとうございます、アイゼア様」

 メリーはゆったりと淑やかに会釈する。『様』という敬称といつもと違う雰囲気から、すでに『貴族の令嬢』を演じているのだとわかった。深海のような瞳は淑やかさに似つかわしくない鋭さが宿っている。それはさながら戦場に立つ者の目だった。
 相当気合が入っていることと、『アイゼアさんに恥をかかせるわけにはいかない』と言っていた決意が生半可な覚悟ではないことを悟る。

「行ってらっしゃいませ」

 エルヴェがうやうやしく一礼し、隣に立っているペシェがそれを真似て一礼する。

「メリー、僕の頼みに応えてくれてありがとう。今日はありったけの誠意を込めて、君をエスコートさせてもらうよ」
「よろしくお願いいたします」
「それでは、参りましょうか」
「はい」

 メリーと腕を組み、紅い絨毯を辿るようにゆっくりと歩き出す。空から降りてきた、また飛んで帰っていく、という戸惑いの声で辺りは騒然としている。いつもならすでに陰口を叩かれていてもおかしくはないが、メリーの言っていた『度肝を抜く』がわりと上手くいっているのかもしれない。

 アイゼアは東の空へ飛び去っていく馬車を見つめ足を止めた。黒く塗り潰された空に花の馬車が白く浮かび上がっている。メリーがおもむろに空へと手をかざすと、突然馬車が光り始め、白馬と車輪が光の粒子を放ちながら煙のように消え尾を引いていく。それは彗星のようにも見え、その美しさにここにいる者たちの視線を集め、各々感嘆の声を漏らしていた。

 美しいものを美しいと感じる価値観は同じなのに、どうして自分の偏見は解けないのか。それとも、美しいものを美しいと感じる価値観のように、アイゼアに偏見を抱くのが当たり前の反応なのだろうか。こちらの話に耳を傾けてくれる者の方が変わり者なのかもしれないとさえ思う。

「アイゼア様、笑みを忘れてはなりません。幻術が解けていく間に、受付を済ませてしまいましょう」

 メリーは控えめに微笑むと、ふと演技を解いてから小さく「私がついてるから大丈夫です」と励ましてくれた。
 以前、メリーはアイゼアを脆い人だと評したことがあったが、これでは反論の余地もない。彼女の笑みに背を押され、アイゼアは再び紅い絨毯の上を城門を目指して歩き出した。


第19話 童話のような奇跡を僕に  終
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