SS 141~160

※会話文オンリーです


「いちごパンツ派ですか?」

「は?」

「いえ、ですから。あなたはいちごパンツ派ですか?それともくまさんパンツ派ですかと訊いているのです」

「なんかくまさん増えてるし」

「で?どちらなんです?」

「それは今答えないといけないことですかね?せんせー」

「今答えたらこのチューリップがついたパンツを差し上げますよ?」

「新たなるパンツ……というか握り締め方がやばいですねせんせー」

「どれがお好みですか?」

「ブレないし人の話聞かないし、それでも教師ですかせんせー」

「れっきとした教員免許を持った教師ですよ?」

「今日イチで会話が通じたけれども通じて欲しくなかったなぁ……」

「で?……ええと、女子生徒Bさん」

「いや、クラス担任しっかり」

「私は女児にしか興味がないんですよ」

「普通にやばいな。良かったよこのせんせーが小学校に行かなくて」

「私はこれでも公私混同避けるタイプの変態なので」

「自分で変態って言う変態はじめて見た。こんな顔してるんだ」

「さあ、それで?この女児向けアニメのプリントがされているパンツ穿いてくれます?」

「まだ出て来たよ。それ穿いたら私に何かいいことでもあるんですかね」

「もれなく私が……いや、萎えるかも知れないですね。所詮あなたは女児ではなかった」

「なんか勝手に落胆された」

「まあ、良いでしょう」

「何がか聞いていい感じなんですかね?」

「女児に女児向けのパンツを穿かせたら犯罪ですからね」

「いや、せんせーが穿かせなければまっとうな出来事ですからね?」

「ああ……女児……」

「そんな鳴き声みたいな発言をしながらパンツ握り締めてスリスリしないでください。端的に言って絵面がやばいので」

「だまらっしゃい。私の癒しの時間なんですから」

「そろそろ暴言吐いてもいいですか?いい加減授業はじめろこのくそ変態教師」
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