鬼の手短編
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鵺野先生夢ですが、陵辱要素有りです。
ご注意を。
ーーー
マリオネット
それは放課後の廊下を歩いている時。
生徒の落とし物かと思った。
漫画家がポージングの参考のために使うような、木製の顔のない関節人形だ。
掌より少し大きい。
触れたとき、言葉では言い表せない違和感を覚えた。
サラサラした木目なのに、触れていると吸い込まれていくような、そんな感じ。
あまりよくない感じなのは間違いない。
「あれ?道明先生。どうしました?」
「いえ。たぶん生徒の落とし物だと思うんですけど。こんなものを拾いまして」
「へえ」
私の人形を見て、鵺野先生はぴくりと片眉が跳ねたのを確かに見た。
「ちょっといいですか?」
渡すように手を差し出された。
先生の顔は少し険しい。
やはり、何かよくない物なのだ。
先生に人形を渡した時、
ぞっと背中に何かが触れてきたような気がした。
「っ!」
振り向けば誰もいない。
「道明先生?」
鵺野先生は不思議そうに私を見たが、すぐに人形に視線を戻す。
「うーむ。微かに妖気を感じるんですが」
先生は人形のあちこちを指でなぞる。
「っ…」
胸の頂を触れられたような感覚に肌が粟立つ。
びくりと跳ねてしまったから、先生は眉を寄せて私を見た。
「大丈夫ですか?」
「はい……あの、その人形……やはり何かあるのでしょうか?」
「もう少し調べてみないと分からないですね」
「っ……」
今度は太股から……性器へと、見えない手によって確かに触れられた気がしたのだ。
辺りを見回すが、鵺野先生以外誰もいない。
まさか妖怪なのだろうか。
それならば何ていやらしい妖怪だろう。
だが、もしも妖怪ならば鵺野先生がとっくに気がついているはずだ。
この後、体育倉庫に行かねばならないのに、大丈夫だろうか。
ご注意を。
ーーー
マリオネット
それは放課後の廊下を歩いている時。
生徒の落とし物かと思った。
漫画家がポージングの参考のために使うような、木製の顔のない関節人形だ。
掌より少し大きい。
触れたとき、言葉では言い表せない違和感を覚えた。
サラサラした木目なのに、触れていると吸い込まれていくような、そんな感じ。
あまりよくない感じなのは間違いない。
「あれ?道明先生。どうしました?」
「いえ。たぶん生徒の落とし物だと思うんですけど。こんなものを拾いまして」
「へえ」
私の人形を見て、鵺野先生はぴくりと片眉が跳ねたのを確かに見た。
「ちょっといいですか?」
渡すように手を差し出された。
先生の顔は少し険しい。
やはり、何かよくない物なのだ。
先生に人形を渡した時、
ぞっと背中に何かが触れてきたような気がした。
「っ!」
振り向けば誰もいない。
「道明先生?」
鵺野先生は不思議そうに私を見たが、すぐに人形に視線を戻す。
「うーむ。微かに妖気を感じるんですが」
先生は人形のあちこちを指でなぞる。
「っ…」
胸の頂を触れられたような感覚に肌が粟立つ。
びくりと跳ねてしまったから、先生は眉を寄せて私を見た。
「大丈夫ですか?」
「はい……あの、その人形……やはり何かあるのでしょうか?」
「もう少し調べてみないと分からないですね」
「っ……」
今度は太股から……性器へと、見えない手によって確かに触れられた気がしたのだ。
辺りを見回すが、鵺野先生以外誰もいない。
まさか妖怪なのだろうか。
それならば何ていやらしい妖怪だろう。
だが、もしも妖怪ならば鵺野先生がとっくに気がついているはずだ。
この後、体育倉庫に行かねばならないのに、大丈夫だろうか。