切原赤也
夢小説設定
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たまには気分を変えて、いつものゲーセンとは別の店へ行った、ある日の事。
店の奥の方の、格ゲー台が並ぶ一角。
画面に映るキャラクターを自在に、見事に使いこなす、やべー奴が居た。
ゲーセンにいる事が似つかわしくない、一見どこぞのお嬢様か?と思わせる風貌の女の子が格ゲー台に座っている姿は目立っていた。
…この制服見た事あるけど、どこの中学だっけ?
俺は格ゲーはほとんどやらないけど、この娘格ゲーなんてできんの?という興味から、俺は後ろからこっそり画面を覗き込んでいたのだ。
(こんな上手な人、初めて見たかも…)
俺の視線に気づいたのか、格ゲーがめちゃつえー女は振り返る。
後ろ姿から想像していたより、勝ち気そうな顔をした女の子だった。
俺と目が合うとその娘は「次どうぞ」と言ってどこかへ行ってしまった。
別に格ゲーなんてやるつもりはなかったけど、女の子が座っていたその台に座りプレイしてみる。
「やっぱ俺にはムリだわ…」
あんなに鮮やかにキャラクターを動かすなんて、俺にはやっぱりできなかった。
初めて来たゲーセンなので、店内を見て回る。
すると、さっきの女の子が今度はUFOキャッチャーをプレイしていた。
また後ろからこっそりと見物する俺。
この娘、UFOキャッチャーは下手だ。
あれじゃあ、何円注ぎ込もうと絶対取れないと思う。
俺の視線に気づいたようで振り返った女の子とまた目が合う。
やべ、俺、変質者だと思われるかも…汗
「UFOキャッチャー得意ですか?これ、取れます?」
普通に話しかけられた。
とりあえず、変質者とは思われていないようだ。
UFOキャッチャーは俺もよくやるのだが、これなら俺でも取れそうだ。
そう答えて、代わりに取ってあげた。
つーかこの娘、こんなキモいぬいぐるみ欲しかったの?
ちゃぶ台に顔と手足が付いたぬいぐるみ…
「なかなか自分じゃ取れなかったんだー、ありがとね、ワカメくん」
とびきりの笑顔で言われ、内心ムカついていた。
ワカメ…気にしてんのに…
それからというもの、何故かここが俺の行きつけのゲーセンとなっていった。
店の奥の方の、格ゲー台が並ぶ一角。
画面に映るキャラクターを自在に、見事に使いこなす、やべー奴が居た。
ゲーセンにいる事が似つかわしくない、一見どこぞのお嬢様か?と思わせる風貌の女の子が格ゲー台に座っている姿は目立っていた。
…この制服見た事あるけど、どこの中学だっけ?
俺は格ゲーはほとんどやらないけど、この娘格ゲーなんてできんの?という興味から、俺は後ろからこっそり画面を覗き込んでいたのだ。
(こんな上手な人、初めて見たかも…)
俺の視線に気づいたのか、格ゲーがめちゃつえー女は振り返る。
後ろ姿から想像していたより、勝ち気そうな顔をした女の子だった。
俺と目が合うとその娘は「次どうぞ」と言ってどこかへ行ってしまった。
別に格ゲーなんてやるつもりはなかったけど、女の子が座っていたその台に座りプレイしてみる。
「やっぱ俺にはムリだわ…」
あんなに鮮やかにキャラクターを動かすなんて、俺にはやっぱりできなかった。
初めて来たゲーセンなので、店内を見て回る。
すると、さっきの女の子が今度はUFOキャッチャーをプレイしていた。
また後ろからこっそりと見物する俺。
この娘、UFOキャッチャーは下手だ。
あれじゃあ、何円注ぎ込もうと絶対取れないと思う。
俺の視線に気づいたようで振り返った女の子とまた目が合う。
やべ、俺、変質者だと思われるかも…汗
「UFOキャッチャー得意ですか?これ、取れます?」
普通に話しかけられた。
とりあえず、変質者とは思われていないようだ。
UFOキャッチャーは俺もよくやるのだが、これなら俺でも取れそうだ。
そう答えて、代わりに取ってあげた。
つーかこの娘、こんなキモいぬいぐるみ欲しかったの?
ちゃぶ台に顔と手足が付いたぬいぐるみ…
「なかなか自分じゃ取れなかったんだー、ありがとね、ワカメくん」
とびきりの笑顔で言われ、内心ムカついていた。
ワカメ…気にしてんのに…
それからというもの、何故かここが俺の行きつけのゲーセンとなっていった。