☆爆竜戦隊アバレンジャー&仮面ライダーアギト☆

【25話:アバレろ、その魂!】

 ここはエヴォリアンの拠点、ダイノアースにある「侵略の園」。
 エヴォリアンとは、邪命神デズモゾーリャを筆頭に、世界を侵略、破壊しようと企む集団である。
 デズモゾーリャは自らの体を持たず、魂だけを「巫女」に憑依させて己の意思を伝えている。
 その意思を伝える巫女は、「黎明の使徒」リジェ。真っ白な服を着た、見た目十二、三歳くらいの少女だ。巫女であるが為に、彼女の地位はこのエヴォリアンの中でもかなり高位にある。
 そんな彼女の目の前に、見知らぬ異形が佇んでいた。顔全体が口のようで、目はその大きく開かれた「口」の中でぼんやりと光っている二つの点がそれだろう。右手には彫刻刀を連想させる剣、左手には彼の作品と思しき掌サイズのシマウマの彫刻。
「あなた、誰?」
「……『明滅の使徒』。名はエトワール」
 エトワールと名乗ったそいつは、持っていた彫刻をリジェに向かってそっと差し出す。
「この子、可愛い。くれるの?」
「そのつもりだ」
 こくりと頷きながら、彼は満面の笑みを浮かべるリジェに、肯定の言葉を返した。
 眼前に差し出されたシマウマの彫刻を気に入ったのか、リジェは嬉しそうにそれを受け取ると、感嘆の声を上げてしげしげとそれを眺める。
 愛らしくデフォルメされている物の、割と細かい所まで作りこまれており、今にも尻尾をパタパタと振りだしそうに生き生きとしている。彩色こそ施されてはいない物の、細かく彫られたゼブラ模様が一層彼の苦労を感じさせる。
「嬉しい。大事にするね」
「喜んでもらえて、俺も嬉しい」
 そんな風にはしゃぐリジェの声で、エトワールの気配に気付いたのだろうか。
 金色の角のような物をいくつも生やした、全身に楽器や音符を連想させる衣装を纏った化物と、騙し絵のような顔……正確に言えば、顔の中心に大きな鼻と両目に見える部分に小さな鼻を持つ絵筆のような杖を持った化物、さらには赤い服を纏った女性が、どこからかその姿を現した。
 現れた順に、「無限の使徒」ヴォッファ、「創造の使徒」ミケラ、「破壊の使徒」ジャンヌと言う。
「はじめて見かける顔なんだなぁ」
「……普段は、ここにいない」
 ミケラの言葉に、エトワールは静かな声で答える。見た目が「大きな口」であるだけに、声も大きいかと思うが、案外とそうでもない。低く、良く通る声ではあるが。
「口の化物の癖に、随分と大人しい奴だな」
「それで? その滅多にいない貴様が、今更何の用だ?」
 ヴォッファとジャンヌの二人に言われ、彼は空いた左手でごそごそと懐を探ると、細長い、真ん中に「L」と書かれた「何か」を取り出した。
 色は黒と白。シマウマのような縞模様ではなく、「L」を境に端子のような物が付いている方が黒、上部と思しき部分は白。
 しかし、その妙な物体からは自分達と同じ何か邪悪な物を感じ取る事ができる。
「……次のトリノイドに、これを使うと良い」
「何だ、これは?」
「『ロードメモリ』」
 端的な言葉を返しながら、エトワールはその「ロードメモリ」とやらをミケラに、ぐいぐいと押し付ける。
 受け取れと言う事なのだろう。とりあえずミケラはそれを手に取り、しげしげと眺めた。
「しかし、何でトリノイドになんだぁ?」
「……エトワロイドは製作時間がかかる。俺は彫刻家だから。……材料調達が、難しい」
――何だか、物凄く理解できるんだなぁ……――
――確かに、材料がなければどうにもならんか――
 エトワールの、心の底からの言葉に共感したのか、ミケラとヴォッファは慰めるように彼の肩を叩く。
 材料調達……と言うか、トリノイドの材料のネタに困るミケラ。
 創作意欲はあっても、曲が浮かんでこないヴォッファ。
 不思議そうに首を傾げるリジェや、馬鹿にしたように鼻で笑うジャンヌ達とは違い、芸術家肌の二人にとって、エトワールの持つ拘りは、共感できる部分があったらしい。出来る事なら素材から拘り、細かい所まで趣向を凝らしたいというその意欲は、己の作品にこだわりを持つ者でなければ分るまい。
「閃いた! 今回のトリノイドは……」
 唐突に声を上げると、ミケラは宙に、三色の絵の具で一つずつ何かの絵を描いていく。赤で台所、黄色でクチナシ、青でシマウマ。
「シンクと、クチナシと、シマウマ……シンクチナシマウマの完成だ!」
 出来上がった絵をぐるぐるとかき混ぜ、邪命体の「生命の実」を与える事で、初めてミケラの絵に命が吹き込まれる。
 体はゼブラ模様。両肩にクチナシの花。腹部からは出っ張るように台所にあるシンクがあった。
「それじゃあ、頑張ってね!」
 生まれたばかりのトリノイドに、そう声をかけると、リジェはクチナシ部分に軽くキスをし……そして、彼女の持つ力で、シンクチナシマウマをアナザアースへと送ったのであった。

 紫蘇町の街角に、黄土色の作務衣さむえを着た白髪白髭の「おじいちゃん」と呼べる年齢の男性……杉下 竜之介、通称「スケさん」が営む喫茶店、「恐竜や」がある。
 一見すると喫茶店ではなく軽食屋のように見え、店名の通り店内は恐竜関連のグッズが多い。器やスプーン、内装は勿論の事、そこで働いている面々の服にまで恐竜がプリントされている程だ。ちなみにそのデザインもスケさんが手がけたというのだから、相当な恐竜好きと言って良いだろう。
 最近では「恐竜カレー」という名のメニューが人気を博しており、雑誌にも紹介された。
 一見すると、「恐竜好きにはたまらない、ちょっと変わった喫茶店」なのだが、その実は……異次元からの侵略者、エヴォリアンと呼ばれる存在から、世界を守る戦士「爆竜戦隊アバレンジャー」の活動拠点なのである。
 ちなみに爆竜とは、「ダイノアース」と呼ばれる異次元で超進化した恐竜達の末裔。現在はエヴォリアンと戦うために、この次元……「アナザアース」に来て、アバレンジャーの面々と共に戦っている。
 ……のだが。
「……平和ですね~」
 眼鏡をかけ、髪を某洋菓子メーカーの舌出しマスコットのように結んでいる少女は、「えみポン」こと今中 笑里えみり。高校生だが、現在は「恐竜や」にてバイト中。そしてアバレンジャーをサポートしているかけがえのない存在だ。……多分。
 彼女もスケさんも、普通の人よりも「少しだけ」爆竜との意思の疎通をしやすい人間である。
「平和な事は良い事です。今のうちに、皆さんも骨休めしておくべきですよ」
「ま、確かにな」
 スケさんの言葉に軽く頷いたのは、トリケラトプスのプリントされた青ジャケットの青年、アバレブルーこと三条 幸人ゆきと。ぶっきらぼうで冷たい印象を受けるが、その底には熱情を秘める整体師だ。意外に子供の押しに弱い事も、ここに付け加えておこう。
「しかし、静か過ぎるのも気になります」
 そう真剣に返したのは、ブラキオザウルスのプリントされた濃い灰色のジャケットの青年、アバレブラックことアスカ。彼はこのアナザアースの住人ではなく、爆竜と同じダイノアースの住人……「竜人」と呼ばれる種族である。そのため、この恐竜やでは、「大野 飛鳥」という偽名を用いて働いている。
 元からエヴォリアンと戦う戦士であるのだが、ダイノアースの住人であるが故に、アナザアースにやってきた頃は、電話BOXの上に乗って物見櫓代わりにしたり、「大金を蹴る」の意味を正確に理解できずに「大金」と言うボールを蹴る事だと勘違いしたり……相当な天然ボケっぷりを発揮している。本人は至って真面目なのだが。
「ただいま~」
「ああ、お帰りなさい、らんるちゃん」
 大きな荷物を持って入ってきたのは、プテラノドンのプリントされた黄色いジャケットの女性。アバレイエローこといつき らんる。
 趣味は「オタク」を自称する程のメカ弄り。男勝りで、感情が昂ぶると若干違和感のある博多弁を繰り出す事がある、元アイドルという不思議な経歴を持つ。
「…………何だ、その大荷物は?」
「これ? この間、馴染みの機械屋さんで見つけたんだけど、弄り甲斐がありそうだったから、つい買っちゃった」
 幸人の問いに、悪びれもなくらんるがぺろりと舌を出して答える。
 ダンボールからは僅かに青い、機械だが鎧だかのような物が覗いている。
 そんな物をどうするつもりなのかは知らないが、自分達の変身ツールであるダイノブレスを弄っていればいいだろうに。そもそも「機械屋」って何だ、そんな物この世に存在するのか、いや、あるのかもしれないがその店に利益は果たしてあるのだろうか、と幸人の頭をツッコミの嵐が巻き起こる。
 ……ホクホクと嬉しそうな笑顔のらんるが答えてくれるとは、到底思えないし、答えられたところで自己嫌悪に陥る事になりそうなので声には出さないが。
「あれ? そう言えば凌駕りょうがさんは?」
「凌駕君なら、舞ちゃんを迎えに行きましたよ」
 アバレッド、伯亜はくあ 凌駕の姿がない事に気付いたらんるの問いに、スケさんが鍋の中身をかき回しながらも答えを返す。
 なお、「舞ちゃん」というのは凌駕の姪に当たる五歳の少女のことだ。事故で亡くなった兄夫婦に代わり、凌駕が引き取って育てている。
「そう言えば、もうそんな時間か。道理で静かな訳だ」
 ちらりと時計を見やり、幸人が小さく呟いた。別段凌駕が煩い訳ではないはずなのだが、彼がいるのといないのとでは店内での会話量は明らかに異なる。
 それに、舞はこの店でもかなりの癒しである。凌駕の育て方が良いのか、素直で明るい子だし、人見知りもしない。時々、年齢に似合わず物凄くしっかりしている時があるが……あの歳で両親を亡くしているのだから、それもある意味当然なのかも知れない。
 舞の事を思い、ほんわかとした空気が流れかけた瞬間。
 「次元の扉」が開いた時特有の反応を感知したのか、店内には警告音が響き、彼らにエヴォリアンの襲来を告げた。
「ちっ。久し振りに来たか……!」
 幸人が軽く毒吐くと同時に、アバレンジャーの面々は恐竜やの扉を勢いよく開ける。
「うわっ!?」
「あぁ、申し訳ありません。急いでいたものですから! あの、お怪我は!?」
 開けた瞬間に扉の外にいた青年と正面衝突しそうになり、思わずアスカはぺこりと頭を下げる。外に人がいる事を確認してから開けるべきだった。
 とは言え、アスカは曲がりなりにもダイノアースの戦士だ。人の気配にはそれなりに敏いつもりだったのだが……
――アナザアースに来て、私の戦士としての勘が鈍ってきているのか……?――
 気付けなかった事に愕然とするアスカに気付いているのかいないのか。青年の方は軽く苦笑を浮かべると、真剣な眼差しでアスカに向って言葉をかけた。
「怪我はありません。でも、扉を開ける時は気を付けた方が良いですよ」
 怒られると思っていただけに、寛大な言葉に安堵する。相手に怪我を負わせなかった事にも、ほっと胸を撫で下ろした。
 とは言え、エヴォリアンが現れている以上、ここでのんびりしている場合ではない。
「本当に申し訳ありません。あ、私は急ぐので、これで失礼します」
 もう一度ぺこりと頭を下げると、アスカは先に走っていった二人の後を追うのであった。

 その頃、伯亜舞はいつもより若干遅い自分の叔父を、ブランコに乗りながら待っていた。
「遅いなぁ、凌ちゃん」
 きぃ、とブランコの軋む音を聞きながら、不貞腐れたような呟きを漏らす。既に他の児童達には迎えが来ており、残っているのは舞だけだ。
 寂しさから深い溜息を吐き出し、門の方に視線を送ったその瞬間。
 現れたのは待ち侘びた叔父の姿ではなく、ダイノアースから送られてきたトリノイド、シンクチナシマウマだった。
 相手はきょろきょろと周囲を見回すと、すぐに舞の姿を見つけたらしい。馬面のどこから声を出しているのか分らないが、ジャバババ、と奇妙な笑い声を上げて真っ直ぐに舞に向かって駆けて来る。
「きゃぁぁっ!」
 恐怖からか、それとも生理的嫌悪からか、はたまた単なる条件反射か。とにかく舞はぎゅっとブランコの鎖をつかんだまま、そう大きな悲鳴をあげる。
 それに気を良くしたように、シンクチナシマウマはジャバジャバと笑いながら、舞に向ってその腕を大きく振り上げ……
 しかし、その刹那。
「させません!」
「失せろ!」
 その声と共に舞を救ったのは、二人の青年。
 どことなく凌駕と似た雰囲気持つ穏やかそうな青年が舞を抱えて相手との距離を取り、もう一方のやや怖い印象を抱かせる茶髪の青年が、舞の無事を確認するや、馬面を拳で思い切り殴り飛ばした。
「ジャバっ!? な、殴ったね!?」
「……何なんだ、こいつは?」
「この感覚は、アンノウンじゃないみたいですけど……」
 青年達は警戒しつつ、シンクチナシマウマを見つめて呟きを落とす。しかし、彼らに逃げようとする気配はない。どちらかと言えば立ち向かっていく雰囲気さえある。
 ……実際に舞を救う為に立ち向かい、更には殴りつけてさえいるのだが。
「俺がそんな安っぽい怪物ですか! 俺は、シンクと、クチナシと、シマウマの力を持ったトリノイド。『シンクチナシマウマ』って名前があるんジャバジャバ」
 殴られた頬をさすりながら、シンクチナシマウマは青年二人に対して名乗りを上げる。しかし、殴られた頬が、随分と痛かったらしい。目にはうっすらと涙が浮いており、声もちょっと涙声だ。
「トリノイド?」
「姿からも名前からも、あんまり『鳥』って感じがしませんね」
 「トリノイド」の名前の由来を勘違いしているのか、青年達は軽く首を傾げている。
 ちなみに、トリノイドの「トリ」は「三」の意味である「Tri」であるが、それはさておき。
 きつめの表情の青年は油断なくシンクチナシマウマを睨みつけ、温和そうな方の青年は抱えていた舞を降ろすと、笑顔を向け……
「大丈夫?」
「うん。舞、大丈夫」
「そっか。それじゃ、これから見る事は内緒にしてくれる?」
「内緒?」
「俺……いや、俺達、アギトなんだ」
 きょとんとした表情の舞に向かい、青年は「内緒」と言わんばかりに自分の口元に人差し指を当ててにっこりと笑うと、もう一人の青年同様、相手を真っ直ぐに見据え……
「変身!」
 青年の宣言が響く。それと同時に、彼の……いや、彼らの姿が変わった。
 温和そうな青年は、黒地に金の竜を連想させる姿へ、きつめの青年の方は深緑でもう一人の青年よりも更に「生物」と言う印象を抱かせる姿へと。
 一歩間違えれば怪人のようにさえ見える彼らの姿。しかし、それを見て舞が思ったのは……深緑の方は「アバレモードの凌ちゃん」、黒の方は「普段の凌ちゃん」みたいだ、と言う事だけ。不思議と、彼らを怖いとは思わなかった。
 ……少しだけ、深緑の方は触ると痛そうだな、と思いはしたが。
「ジャババ!? アバレンジャーじゃない!?」
「あばれんじゃぁ? アギトの別名でしょうか?」
「さあな。とにかくやるぞ、津上つがみ
「はい、葦原あしはらさん!」
 深緑の方の言葉に、黒い方が力強く頷き……そして、同時に二人はシンクチナシマウマの方へ駆け寄ると、黒い方は体を低くして相手の腹部にあるシンク部分を蹴り飛ばし、深緑の方は変身する前にも殴った横面をもう一度殴り飛ばす。
 その勢いに押され、シンクチナシマウマはよろりと数歩たたらを踏んだ後、キッと二人を睨みつけ……
「ぶったね! 二度もぶった! パパンにもぶたれた事ないのに!」
 口でジャバジャバ言いながら、シンクチナシマウマは己の腹部にあるシンク……正確にはそこに付いている蛇口を捻り、ダバダバと水を垂れ流す。
 流された水はまるで意思を持っているかのようにうねり、巨大な渦となって黒と深緑の二人に襲い掛かる。当然、彼らの近くにいる舞までも巻き添えにするかのように。
 その事に気付いたらしい。彼らは無言で頷きあうと、今度は深緑の方が、カァッと口を開いて無音の咆哮をあげて舞を抱きかかえ、黒の方は……舞が一瞬目を離した隙に「変わった」のだろうか。それまで黒と金で構成されていたはずの彼の体……正確には腕の色が、変化していた。
 右腕は燃える炎のような赤、左腕は涼しげな青。まるで腕だけ異なる物を付け足したような印象を抱かせる格好。
 そしてそれぞれの手に、剣と槍斧を持って、彼はうねる水と対峙していた。
「危ないよ!」
「心配するな。あいつなら、大丈夫だから」
 不安げな舞の声に、深緑の方がそう答えた瞬間。
 黒……いや、三色に変わった彼は、まずは左の槍斧を振るって水のうねりを相殺させ、勢いの死んだそれを突き抜けて水の大元……即ちシンクチナシマウマを、右の剣で思い切り斬りつけた。
「ジャバッ!?」
 斬られるとは思っていなかったのか。シンクチナシマウマは悲鳴をあげ、たたらを踏んで数歩下がると、自身の体についた傷をそっとなぞり……
「もうやだ、痛いっ! 帰る! ジャ~ババ~イ!!」
 ブンブンと手を振りながらそう宣言すると、シンクチナシマウマはあっさりとその姿を消してしまった。
 反撃される物と思っていたのだろう。舞を下ろした深緑と、再度武器を構え直した黒の二人は、思わず顔を見合わせた。
「何だったんでしょう、今の。少なくとも、アンノウンとは違うみたいでしたけど……」
「……さあな」
 黒の言葉に、深緑が短く答える。だが、逃げてしまった相手の事を考えても仕方ないとでも思ったのか、自分達を見上げる舞へ近付いた……その瞬間。
「そこまでだ、トリノイド!!」
「へ?」
 唐突に上がった声に、黒い方は間の抜けた声を返しつつもその声がした方を見やる。
 そこには既にアバレッドに変身していた凌駕の姿があり、その身は何故だか怒気を孕んでいるように舞には見えた。
 ぼんやりとそんな事を思っているうちに……黒い方は、彼をトリノイドだと勘違いしているらしいアバレッドに、力の限り蹴られたのであった。


第24話:アレグロ♪メガロポリスは日本晴れ

第26話:元気莫大
1/4ページ
スキ