chapter2
ソウル
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・怪しい裏路地
成り行きでクイーンの車に乗ることになったクリスと変装したノエル。
途中、渋滞に巻き込まれ、クリスは反対側の信号機のスイッチを押しに行く役目を言い渡される。
一方ノエルは、クイーン特製のMPを聴かされるそうだ。
クリス「…そう、また、一人にされてしまった…
クイーンは、ノエルに気付いてなさそうだから大丈夫だとは思うけど…
…やっぱわがまま言って、付いてきてもらう交渉したほうが良かったかなぁ…
うぅ…一人、イヤだ…」
ガサ…とゴミ箱が動く音に、クリスの肩が大げさに跳ねる。
クリス「誰!?」
「誰、デスカ…?」
クリス「…?」
彼は、スパムトンと名乗った。
が、どこかクリスは、彼の言葉に気味の悪い不愉快さを感じていた。
それでも、ここから逃げ出すわけにはいかない。
彼の話に適当に合わせることにした。
やがて、スパムトンとの商談(?)が終わると、クリスは一目散に信号機のスイッチを入れて、一心不乱にクイーンの黒塗りの車に乗り込む。
クイーン〈アラ、オカエ──〉
ノエル「きゃあ!?ちょっとクリス!?」
クリス「はぁ…はぁ…あ、ごめんノエ…リン…」
ノエル「ノエリン…?」
クリス(名前、言えないから…)
ノエル「あ、そうだね!
そうだよ、わたしはノエリンだよ〜」
クイーン〈アラ、[アナタ][ノエリン ]トイウノネ!
ヨロシクネ![ノエリン]〉
ノエル「はい、よろしく…」
その後、クイーンがバードリーに絡まれ逃げていく。
変装用のダンボールを外したノエルは、憔悴しきったクリスの背中を擦ってあげる。
ノエル「…大丈夫、クリス?」
クリス「…だいぶ落ち着いた…
ごめん。名前、口走りそうになって…」
ノエル「それは大丈夫だよ。
クリスがすぐ、機転を利かせて、ノエリンって呼んでくれたし…
むしろ、このダンボールに名前がついて良かったかも!」
クリス「はは…」
ノエル「ところで、信号機の道のりで何かあったの…?」
クリス「…何かはあった…
もう、思い出したくもない…」
ノエル「そ、そう…なら、思い出さなくてもいいよ」
クリス「…でも、行かなくちゃいけない気がする…」
ノエル「行くって、どこに…?」
クリス「…分からない、けど…」
ノエル「…クリス、身体が震えてるよ…
本当は怖いんじゃない?」
クリス「…うん、怖いよ…
怖いけど…やらなきゃいけない気がするから…」
ノエル「……」
クリス「行こう。そろそろ、スージィたちと合流できる気がする」
ノエル「う、うん…」
成り行きでクイーンの車に乗ることになったクリスと変装したノエル。
途中、渋滞に巻き込まれ、クリスは反対側の信号機のスイッチを押しに行く役目を言い渡される。
一方ノエルは、クイーン特製のMPを聴かされるそうだ。
クリス「…そう、また、一人にされてしまった…
クイーンは、ノエルに気付いてなさそうだから大丈夫だとは思うけど…
…やっぱわがまま言って、付いてきてもらう交渉したほうが良かったかなぁ…
うぅ…一人、イヤだ…」
ガサ…とゴミ箱が動く音に、クリスの肩が大げさに跳ねる。
クリス「誰!?」
「誰、デスカ…?」
クリス「…?」
彼は、スパムトンと名乗った。
が、どこかクリスは、彼の言葉に気味の悪い不愉快さを感じていた。
それでも、ここから逃げ出すわけにはいかない。
彼の話に適当に合わせることにした。
やがて、スパムトンとの商談(?)が終わると、クリスは一目散に信号機のスイッチを入れて、一心不乱にクイーンの黒塗りの車に乗り込む。
クイーン〈アラ、オカエ──〉
ノエル「きゃあ!?ちょっとクリス!?」
クリス「はぁ…はぁ…あ、ごめんノエ…リン…」
ノエル「ノエリン…?」
クリス(名前、言えないから…)
ノエル「あ、そうだね!
そうだよ、わたしはノエリンだよ〜」
クイーン〈アラ、[アナタ][ノエリン ]トイウノネ!
ヨロシクネ![ノエリン]〉
ノエル「はい、よろしく…」
その後、クイーンがバードリーに絡まれ逃げていく。
変装用のダンボールを外したノエルは、憔悴しきったクリスの背中を擦ってあげる。
ノエル「…大丈夫、クリス?」
クリス「…だいぶ落ち着いた…
ごめん。名前、口走りそうになって…」
ノエル「それは大丈夫だよ。
クリスがすぐ、機転を利かせて、ノエリンって呼んでくれたし…
むしろ、このダンボールに名前がついて良かったかも!」
クリス「はは…」
ノエル「ところで、信号機の道のりで何かあったの…?」
クリス「…何かはあった…
もう、思い出したくもない…」
ノエル「そ、そう…なら、思い出さなくてもいいよ」
クリス「…でも、行かなくちゃいけない気がする…」
ノエル「行くって、どこに…?」
クリス「…分からない、けど…」
ノエル「…クリス、身体が震えてるよ…
本当は怖いんじゃない?」
クリス「…うん、怖いよ…
怖いけど…やらなきゃいけない気がするから…」
ノエル「……」
クリス「行こう。そろそろ、スージィたちと合流できる気がする」
ノエル「う、うん…」
