chapter1
ソウル
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・囚われの道化師
クリス「あ、間違えた」
クリスが間違えて、本来行きたい場所とは違うエレベーターのボタンを押してしまう。
スージィ「おいおい何してんだオメーは!!」
クリス「ごめん…てか、これどこに行くボタンだ?」
ラルセイ「なんだか、さっきの牢屋の階より下がった気がするね」
スージィ「俺達は上に行きてーんだ!
ほら、1階押すぞ!」
クリス「まって、外見てみない?」
スージィ「あ?」
クリス「もしかしたら、何か良いものがあったりして」
スージィ「…それもそうだな。
ここの王様が隠し持ってるお宝とか、金銀財宝とかあるかもしんねーな!」
ラルセイ「あるかな…?」
スージィ「よし。そうと決まれば、早速出よーぜ!」
出るとそこは、暗い廊下が下に下に続いている様子だった。
スージィ「あ?まだ下に行くのかよ…」
クリス「すごく厳重なところなんだね…ん?」
遠くから何かが聞こえる。
誰かが泣くような、笑っているような声が聞こえる。
クリス「声が聞こえてくる…
この下に人がいるみたいだ」
スージィ「はぁ!?こんなところに人!?」
ラルセイ「誰だろうね?」
クリス「…なんだか、泣いてるような…笑ってるような声だ…」
スージィ「…怖気づいたか?」
クリス「本当は…でも、見に行こう」
スージィ「おう、行くぜ行くぜ」
長い階段を降りると、そこには牢の柱があった。
中に入ることはできないが、スージィ達にも分かるほどに泣き声のような笑い声は聞こえてきた。
「ウェーンヒッヒ!ウェンヒッヒ!
さみしいヨ?さみしいネ…
ほぉらごらんよ、面会だ。
そこに立ってる三人は…誰だろナ?誰だろネ?」
牢屋に近付くが、奥の様子は全く伺うことができない。
クリス「…君は、そこで何をしてるの?」
「無実だヨ?無実だネ ボクはゲームをしたかった。それだけサ それだけダ」
クリス「ゲームをしたかったのに、ここに閉じ込められているの…?」
「そう 楽しい とても ゲームは。
でも つまらない とても 王様たちは。
「けしからん」と、怒ったの」
スージィ「なんだ。オメーも王様って奴にこんなちんけなオリに入れられた口か」
ラルセイ「さっき通った牢屋にも他の王様が捕まってたりしてたし…
やっぱり、ここの王様はかなり横暴なんだね…」
「それは 望みでした 王たちの。
ワタシの体を 罰として 閉じ込める。このオリに。
追いかけっこは ボクの勝ち。
王たちが捕えたのは 自分の民。
世界のぐるりを囲むよに 大きな 牢屋を こしらえた。
自由の身なのは 私だけ」
クリス「…それって…貴方はここにいてもいいの?」
スージィ「は?なんでそうなるんだよ」
クリス「なんか、自分が捕まることに関して肯定的に聞こえて…」
「ノン です それは。
さみしくなります どんどん 私」
クリス「あ、なんだ、寂しがってるなら…
僕ら、これから王様と和解するために王様に挑むんだ。
君も手伝ってくれたら、嬉しいな…なんて」
「なんと! 優しいネ! 優しいヨ!
けれど こちら側より 物見れば そうは見えぬぞ ライトナー」
クリス「…どういうこと?」
「どういうことカナ?どういうことだろネ?
遊ぶに限る かくなる上は。
遊ぼうヨ?遊ぼうネ?ボクとゲームをして遊ぼう?
真の自由は いかなるものか われが とくと教えてやろう!」
スージィ「なんか、やけにエラソーになってねーか?」
クリス「でも、ゲームか…面白そう」
ラルセイ「クリスって、ゲームが好きなんだね?」
クリス「好きだよ。
参加券はどのように?」
「カギを見つけろ カギを見つければ 自由にしてやる おまえたち」
クリス「…もしかして、これ?」
スージィ「は?拾ってたのかよ」
クリス「探索してたら見つけたんだ」
「素晴らしい!足りないヨ。足りないネ。まだまだ 全然。
年老いた店主が知ってます ヒミツ。カギの」
スージィ「店主…?誰だそりゃ」
クリス「…もしかして、ヌイさんのことかな…」
スージィ「あー…たしかに、そんなやつに会ったような…
え、結構序盤じゃね?あんなとこまで戻んのか!?」
ラルセイ「大丈夫!仲良くなったダークナー達がドアフレームを直してくれていたから、きっとヌイさんのところにもすぐ行けるよ!」
スージィ「そ、そうか…それなら安心だな!
行こうぜクリス!」
クリス「…また、寂しい思いさせてしまうけど、すぐ貰って来るよ」
「…優しいネ 優しいヨ 君は。
心配ご無用 瞬きの間です。大丈夫さ。」
クリス「そっか、今までの時間を考えたら、僕らのお使いなんてすぐ終わるね。
じゃあ、またあとで」
クリスが振り返りながらも手を振っていると、その影も手を振りかえしていた。
ラルセイ「クリス、随分あの人が気に入ったみたいだね」
クリス「そう見える?
うーん、まぁ、ゲームが好きであんなに寂しがってる人は悪いやつじゃないって思う。
ただの直感だけどね」
ラルセイ「そうだね!きっと彼にとっても久々のお客さんだろうから、お互い楽しく遊べたらいいね!」
クリス「あ、間違えた」
クリスが間違えて、本来行きたい場所とは違うエレベーターのボタンを押してしまう。
スージィ「おいおい何してんだオメーは!!」
クリス「ごめん…てか、これどこに行くボタンだ?」
ラルセイ「なんだか、さっきの牢屋の階より下がった気がするね」
スージィ「俺達は上に行きてーんだ!
ほら、1階押すぞ!」
クリス「まって、外見てみない?」
スージィ「あ?」
クリス「もしかしたら、何か良いものがあったりして」
スージィ「…それもそうだな。
ここの王様が隠し持ってるお宝とか、金銀財宝とかあるかもしんねーな!」
ラルセイ「あるかな…?」
スージィ「よし。そうと決まれば、早速出よーぜ!」
出るとそこは、暗い廊下が下に下に続いている様子だった。
スージィ「あ?まだ下に行くのかよ…」
クリス「すごく厳重なところなんだね…ん?」
遠くから何かが聞こえる。
誰かが泣くような、笑っているような声が聞こえる。
クリス「声が聞こえてくる…
この下に人がいるみたいだ」
スージィ「はぁ!?こんなところに人!?」
ラルセイ「誰だろうね?」
クリス「…なんだか、泣いてるような…笑ってるような声だ…」
スージィ「…怖気づいたか?」
クリス「本当は…でも、見に行こう」
スージィ「おう、行くぜ行くぜ」
長い階段を降りると、そこには牢の柱があった。
中に入ることはできないが、スージィ達にも分かるほどに泣き声のような笑い声は聞こえてきた。
「ウェーンヒッヒ!ウェンヒッヒ!
さみしいヨ?さみしいネ…
ほぉらごらんよ、面会だ。
そこに立ってる三人は…誰だろナ?誰だろネ?」
牢屋に近付くが、奥の様子は全く伺うことができない。
クリス「…君は、そこで何をしてるの?」
「無実だヨ?無実だネ ボクはゲームをしたかった。それだけサ それだけダ」
クリス「ゲームをしたかったのに、ここに閉じ込められているの…?」
「そう 楽しい とても ゲームは。
でも つまらない とても 王様たちは。
「けしからん」と、怒ったの」
スージィ「なんだ。オメーも王様って奴にこんなちんけなオリに入れられた口か」
ラルセイ「さっき通った牢屋にも他の王様が捕まってたりしてたし…
やっぱり、ここの王様はかなり横暴なんだね…」
「それは 望みでした 王たちの。
ワタシの体を 罰として 閉じ込める。このオリに。
追いかけっこは ボクの勝ち。
王たちが捕えたのは 自分の民。
世界のぐるりを囲むよに 大きな 牢屋を こしらえた。
自由の身なのは 私だけ」
クリス「…それって…貴方はここにいてもいいの?」
スージィ「は?なんでそうなるんだよ」
クリス「なんか、自分が捕まることに関して肯定的に聞こえて…」
「ノン です それは。
さみしくなります どんどん 私」
クリス「あ、なんだ、寂しがってるなら…
僕ら、これから王様と和解するために王様に挑むんだ。
君も手伝ってくれたら、嬉しいな…なんて」
「なんと! 優しいネ! 優しいヨ!
けれど こちら側より 物見れば そうは見えぬぞ ライトナー」
クリス「…どういうこと?」
「どういうことカナ?どういうことだろネ?
遊ぶに限る かくなる上は。
遊ぼうヨ?遊ぼうネ?ボクとゲームをして遊ぼう?
真の自由は いかなるものか われが とくと教えてやろう!」
スージィ「なんか、やけにエラソーになってねーか?」
クリス「でも、ゲームか…面白そう」
ラルセイ「クリスって、ゲームが好きなんだね?」
クリス「好きだよ。
参加券はどのように?」
「カギを見つけろ カギを見つければ 自由にしてやる おまえたち」
クリス「…もしかして、これ?」
スージィ「は?拾ってたのかよ」
クリス「探索してたら見つけたんだ」
「素晴らしい!足りないヨ。足りないネ。まだまだ 全然。
年老いた店主が知ってます ヒミツ。カギの」
スージィ「店主…?誰だそりゃ」
クリス「…もしかして、ヌイさんのことかな…」
スージィ「あー…たしかに、そんなやつに会ったような…
え、結構序盤じゃね?あんなとこまで戻んのか!?」
ラルセイ「大丈夫!仲良くなったダークナー達がドアフレームを直してくれていたから、きっとヌイさんのところにもすぐ行けるよ!」
スージィ「そ、そうか…それなら安心だな!
行こうぜクリス!」
クリス「…また、寂しい思いさせてしまうけど、すぐ貰って来るよ」
「…優しいネ 優しいヨ 君は。
心配ご無用 瞬きの間です。大丈夫さ。」
クリス「そっか、今までの時間を考えたら、僕らのお使いなんてすぐ終わるね。
じゃあ、またあとで」
クリスが振り返りながらも手を振っていると、その影も手を振りかえしていた。
ラルセイ「クリス、随分あの人が気に入ったみたいだね」
クリス「そう見える?
うーん、まぁ、ゲームが好きであんなに寂しがってる人は悪いやつじゃないって思う。
ただの直感だけどね」
ラルセイ「そうだね!きっと彼にとっても久々のお客さんだろうから、お互い楽しく遊べたらいいね!」
