memo

20-2

2025/06/03 22:17
※瑞希は157cmと小柄、尚人は180cmのマッチョです。

 寮の廊下にて。
 瑞希、尚人の部屋のチャイムを押す。
瑞希「尚人、入るで」
 部屋の中から声がして、
尚人「どうぞ。入って」
 瑞希、ドアを開けて、部屋に入る。
 瑞希、リビングに入る。
 尚人、タオルで汗を拭いているところ。上半身は裸のままで、下はジャージを履いている。
尚人「何か飲む? プロテインやったらすぐに用意できるけど」
瑞希「今は何もいらんかな」
尚人「そう?」
 瑞希、ソファーに座る。
 尚人、キッチンに向かう。キッチンはペニンシュラタイプ。
 尚人、キッチンでプロテインのドリンクを作る。
 瑞希、尚人の様子を眺めている。
瑞希「尚人、何を目指してん?」
尚人「質問の意味は?」
瑞希「ボディービルの大会に出たいとか、そういう目標があるんかなって」
尚人「特定の目標があるわけではないんやけど… ただ行けるところまで行きたいってだけ」
瑞希「(苦笑して)そうなんや。ストイックやな」
 尚人、プロテインシェイカーを持って、リビングに戻る。
 尚人、瑞希の隣りに座る。
 瑞希、少しだけ尚人から離れる。
尚人「ごめん。汗臭かった?」
瑞希「ちゃうねん、圧がすごいねん」
尚人「そう? 俺なんてまだまだやで。俺の通ってるジムでは細い方やから」
瑞希「比較対象がおかしいねん。どこぞのマッチョの話なんてしてへんから。俺と比較しろや」
尚人「大袈裟やな。俺くらいやったら普通体型の範疇やろ」
瑞希「マッチョの世界の常識はどうでもええから、一般常識の話をしてくれへん? それよりいつまで裸やねん」
尚人「運動したばかりやから暑いねん。もう少し待って」
瑞希「暑いってホンマに? 見せたいだけちゃうやろな」
尚人「まさか。俺はナルシシストちゃうねん」
 尚人、テーブルにプロテインシェイカーを置き、代わりにハンドグリップを持つ。
 尚人、右手でハンドグリップを握る。
 瑞希、立ち上がる。
尚人「どないしたん? トイレ?」
瑞希「帰るわ」
尚人「もう帰るん? さっき来たところやん」
瑞希「尚人は筋トレしたいみたいやし、お邪魔やったかなって…」
尚人「別に。気にせんでええで。手が暇やっただけやから。何やったら瑞希も一緒にしたらええやん、筋トレ」
瑞希「結構。そうや、俺、家で将棋を観たいねん。将棋あること忘れてたわ」
尚人「そう、やることあるんやったらしゃあないけど…」
 瑞希、玄関の方へ向かいながら、
瑞希「ほな、またな。今度は服を着ながら話そうな」

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