memo

20

2025/05/25 21:31
※透はドイツに短期留学したことがあります。

 寮の廊下にて。
 成美、和真の部屋のドアをノックする。
成美「和真、入るぞ」
 部屋の中から声がして、
和真「ごめん、一瞬だけ待って」
 少し間が空いてから、ドアが開く。和真が顔を出す。
 和真、パンツだけを身につけている。
和真「いいよ」
 成美、部屋に入る。
 成美、和真、リビングに進みながら、
成美「少し時間をやったんだから、服くらい着やがれ」
和真「ちゃんと着たよ。成美が来るまでは全裸だったんだから」
成美「和真なりに気遣いはしたんだな。それはどうも」
 成美、ソファーに座る。
成美「何でそこまで服が嫌いなの?」
和真「窮屈だからだよ。それ以外に理由ある?」
成美「外では我慢して服を着てんの?」
和真「そういうことになるね。世間が許すなら、裸で生活したいよね」
 和真、成美の隣りの座る。
和真「人って何で服を着ないといけないんだと思う?」
成美「そう言われれば考えたことなかったな… 股間を隠すため?」
和真「みんなが裸なら隠さなくてもいいじゃん、恥という概念がなくなるんだから」
成美「確かに。寒さから身を守るため?」
和真「それは合理的な理由かも。でも暑かったら裸でいいじゃん」
成美「屁理屈ばかりうるせぇな。もうドイツに移住した方がいいぞ。ドイツには裸の文化があるって、呉本から聞いたぞ」
和真「それとは違うんだよな… 俺は裸でビーチに行きたいんじゃないんだよ。裸でコンビニに行きたいんだよ」
成美「行ったらいいんじゃね? 俺は止めねぇぜ。止めるのはポリだけだ」
和真「そこが問題なんだよね。警察官だって裸体を持ってるのに、何で裸を取り締まるのかな」
成美「勝手に言ってろ」

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