memo

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2024/08/22 18:58
※真澄はトランスジェンダーの女性、京介はシスジェンダーの男性です。

真澄「もし私が戸籍でも女性になったら、結婚とか考える?」
京介「いきなり何だ?」
真澄「特例法の手術要件がなくなったから、私も申し立てれば性別変更できるはずでしょ。それって結婚できる可能性があるってことだよね」
京介「そういうことになるが。しかし結婚は家父長制の象徴だと言ってなかったか?」
真澄「うん、そうだよ。私は結婚制度に反対してるけど、キョンの気持ちも聞きたいなって」
京介「結婚できないものだと思っていたから、今まで考えたことがなかったな…」
真澄「だよね。そんな日が来るなんて思わなかったよね」
 京介、少し考えてから、
京介「正直なところ今は必要性を感じないな。結婚して何か得するわけでもないからな」
真澄「大してメリットないよね」
京介「いずれ事情が変わったときに検討すればいいんじゃないかくらいに考えている」
真澄「私もそんな感じ。それまでに選択的夫婦別姓が導入されてればいいんだけどね」
京介「そうだな。真澄にとっては負担になるからな」
真澄「えっ、キョンが名字を変えるんでしょ。何で私が変えるのが前提になってるの?」
京介「いや、別に俺が変えてもいいんだが…」
真澄「やっぱり別姓にしたいよね。さらに同性婚も認められて、みんなでハッピーになれたらいいのに」
京介「そうなったら俺、真澄、行方、相良さんで合同で結婚式でもやるか」
真澄「(笑って)それ、いいね。そういう結婚式なら楽しいかも」

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