ハエの王のあらすじ

朝になり、ラルフとクレアは照り付ける太陽と砂浜の温かさで目を覚ました。その時には、ラルフとクレアはもう服を着ていたが、靴と靴下は脱いだままだったので裸足のままだった。
「おはよう、ラルフ」
クレアがにっこり笑いながらラルフに語りかける。ラルフが赤面して、あいさつする。
「お、おはよう…」
クレアが潮風に吹かれながら立ち上がる。
「よし、今日も頑張ろう!」

この日、のろしの番をしていたロジャーが早番から戻ってきて、ピギーを見つける。ピギーは妹やサムとエリックが遊んでいるのを見守っていた。
この時のピギーの表情はどこか優しかったので、ロジャーがこう声をかける。
「ピギー…アンタは学校の先生とか向いてる。友達にも教えるのが上手とか言われたことがあるか?」
「え?言われたこと…あるけど」
ピギーは頬を赤く染めながら答える。ロジャーがピギーの隣に立つ。
「ピギーが学校の先生だったら、子どもたちに慕われるだろうな」

アリスの計らいで、ジャックとカレンが話をすることになる。アリスに見守られながら、ジャックとカレンは話をすることとなった。
「ジャック…アリスから聞いたけど、話って何?」
カレンに聞かれて、ジャックは頷いて答える。
「カレン、聖歌隊の件なんだが…リーダーを押し付ける形になっちまったな、すまん!」
「お、押しつけ…?」
ジャックの突然の謝罪に、困惑するカレン。そして、首を横に振って言った。
「いえ、私はリーダーを押し付けられたなんて思っていないわ。体の成長でやめたんでしょう?聖歌隊の男の子で同じような理由でやめる人もいるわ…だから謝らないで」

そして、ラルフは会議を招集した。
ラルフはほら貝を持って、力強く言う。
「みんな、ここまでよく頑張った。救助はもうすぐ来る!忘れずにのろしを上げよう!サイモンの分まで力強く生きて、サイモンのことも話そう!」
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