ディスティニーコネクト
1970年7月。クロックニーは夏休み真っ盛りだ。
「あー!タイムマシンが壊れてる!」
「チートシタイン博士の家に行けば…」
シェリー達は、2000時点でチートシタイン博士の家のあった場所へと向かった。
「…ない!」
なんと、チートシタイン博士の家がなかったのだ。
その代わり…。
「おせーよ、ダンプティ!」
「はぁはぁ…、待ってよ、トゥルース…」
遠くを話を聞いていたシェリーとペグレオは囁き合う。
「あれって、わたしのパパと…」
「ぼくのお父さん…?」
物音を立ててしまい、2人の少年に気づかれた。
ワックスで髪を逆立てているスカジャンを着た少年、トゥルース=オールデイズが言う。
「なんだテメェら?この辺じゃ見ない顔だな。」
横にいたぽっちゃり体系の少年、ダンプティがトゥルースを止める。
「おい、トゥルース!女の子にそんないい方しなくてもいいじゃないか!」
「…なんか」
「ぼく達みたいだね」
「何、笑ってんだよ!?」
「デパートにはね、おばけが出るみたいなんだよ」
「おばけ…?」
聞いたことがある。
トゥルースとダンプティがデパートを探検したことがあることを。
「悪い奴じゃなさそうだな…」
「よろしくね!」
深夜、セイブ・ザ・クイーン…。
シェリー、アイザック、ペグレオは、トゥルース、ダンプティと警備を突破して、クロックニーの何でも売っている老舗デパート「セイブ・ザ・クイーン」に侵入した。
トゥルースはこう言った。
「お前らの合流を待って、オレらが先に行く。慎重に行くぞ!」
書店にて…。
「見ろよ、ダンプティ!」
「わー、きれいだな…」
トゥルースは陳列された本棚から一冊の雑誌を取り出し、セクシーな人気女優のページを開くと、ダンプティにも見せた。
「あ!お前にはアリアちゃんがいるんじゃねぇの!?」
「え!?オレは…げっ!」
「アンタたち…!」
トゥルースとダンプティが慌てて振り返ると、ものすごい剣幕のシェリーがいた。
「シェリー!みんな!」
ペグレオは驚いて声をあげる。さっきの物音で気づかれたようだ。
雑誌を慌てて陳列棚に戻してから、走って逃げた。
「しっ!」
トゥルースは静かにするように合図した。
何やら、コンロ型のメカが手下に話している。
「オレは万が一が嫌いなんだ!」
さらに奥に進むと、ピンボール型のメカが手下に話していた。
「屋上で、ステータス・マックス様が儀式をしておられる!邪魔をするなよ」
「ステータス・マックスか…屋上に行くぞ!」
屋上に向かうと、洗濯機のような掃除機のような、アイロンのようなメカが立っていた。
気づかれてしまったので、その日は退散した。
しかし、少し離れたところ、カフェ・ブロッサムにて目撃者が一人いた。
彼女はこの夜はなかなか寝付けなかったので、窓を開け、夜空を見ていた。
その時、見たものは命を落とすと噂される「黒い流星」を見てしまったのだ。
「何、あれ…」
翌日、本当に黒い流星を見たと話した。しかし、信じる者はいなかった。
「クソっ…なんで誰も信じてくれねぇんだよ!」
「そんなの、ただの噂でしょ?」
シェリー達より少し年上に見える肩まである赤茶の髪の少女が、腰巾着と思われる眼鏡をかけた金髪の少女を連れて現れた。
この中学生くらいの少女の名は、ダイアナ=バクファーレン。ダンプティの姉で、ペグレオの伯母にあたる。
勝気な彼女はよくトゥルースとケンカになっていた。ダンプティは自分の親友と姉が鉢合わせしないように気を付けなければならず、板挟みになっていた。
横にいる眼鏡の少女はメグ=ハックマン。トゥルースと気が合わない人物の一人で、ダイアナを慕っていた。彼女は非科学的なことを信じない、堅物でもあった。
「トゥルース、落ち着けって!姉ちゃんもやめろよ!」
ダンプティの必死な説得もあって、ダイアナはメグを連れて、トゥルースたちが待ち合わせ場所にしていたカフェ・ブロッサムの前から立ち去った。
ダイアナとメグが立ち去ったのと同時に二人の少女が出てきた。
「トゥルースくん、ダンプティくん。いらっしゃい」
「…いたんだ」
一人は肩辺りまでの金髪で緑色の瞳のかわいらしい少女。もう一人はおかっぱの黒頭で、空の鳥かごを持っている少女。二人とも、シェリー達と同じくらいの年齢で、10歳くらいだ。
金髪の少女はアリア=ブロッサム。カフェ・ブロッサムの看板娘で、後のシェリーのママ。
黒髪の少女はエレノア=ブルックス。アリアの親友で、後にダンプティと結婚し、2人の息子の母となる。
「いっつも、お店に来てくれてありがとう。よかったら、中に入る?」
「い、いや、オレ、こづかいないし…」
カフェ・ブロッサム店内…。
チートシタイン博士はカフェ・ブロッサムで店主のリンダが焼いた最高のチェリーパイを食べて、気分が良かった。
アリアは友達のトゥルース、ダンプティ、エレノアに昨夜見た黒い流星の話をしていた。エレノアは信じられないと思っていた。
シェリーもチートシタイン博士に、黒い流星を見たという旨の話をしたが、全く相手にされなかった。
その時だ。
「キャー!」
外からだ。悲鳴が聞こえた。
セイブ・ザ・クイーンの前にはあのメカ「ステータス・マックス」がいた。
「あ、あれは…」
「本当よ!だから、全部!」
「…すまない。キミの話は、すべて事実だった。バカな大人がまっすぐな子供の力になろう」
チートシタイン博士は心からの謝罪をした。
ステータス・マックスの「ディフェンス・マックス」で、こちら側はダメージを与えられない。
博士に相談したところ、アイザックをパワーアップさせることが必要だということになり、シェリー、アイザック、ペグレオの2人と1体はデパートの西にあるバッキンフォード地区にいた手下のピンボールの機械型の「ゲミニアポル」、コンロ型の「コロナイルン」を撃破した。
撃破したときの二つの素材でできた「救命士のギア」でアイザックはレスキューフォームにフォームチェンジできるようになった。
そして、再びステータス・マックスと戦うことになった。
案の定、「ディフェンス・マックス」をステータス・マックスは使ってきたが、レスキューフォームにチェンジしたアイザックのスキル「リスクヘッジ」で無力化した。
「…!何だと…」
ペグレオのスキル「エナジートラップ」も使った。
トゥルースも道に落ちていた小石を投げて、応戦した。
「ギギ…ガガガ……」
「やった!」
「まだだ…!貴様らを道連れにすれば…このゲームは引き分けだ……!」
その時だった。
颯爽とスーパーヒーローがマントを翻して現れた。ソウルマンだ。
ソウルマンがステータス・マックスにとどめを刺した。
トゥルースはそのかっこよさに陶酔していた。
ソウルマンは持っていた星形のエレキギターをトゥルースに手渡した。
「くれるのか?」
そして、ソウルマンはすたすたと去っていった。
「あー!タイムマシンが壊れてる!」
「チートシタイン博士の家に行けば…」
シェリー達は、2000時点でチートシタイン博士の家のあった場所へと向かった。
「…ない!」
なんと、チートシタイン博士の家がなかったのだ。
その代わり…。
「おせーよ、ダンプティ!」
「はぁはぁ…、待ってよ、トゥルース…」
遠くを話を聞いていたシェリーとペグレオは囁き合う。
「あれって、わたしのパパと…」
「ぼくのお父さん…?」
物音を立ててしまい、2人の少年に気づかれた。
ワックスで髪を逆立てているスカジャンを着た少年、トゥルース=オールデイズが言う。
「なんだテメェら?この辺じゃ見ない顔だな。」
横にいたぽっちゃり体系の少年、ダンプティがトゥルースを止める。
「おい、トゥルース!女の子にそんないい方しなくてもいいじゃないか!」
「…なんか」
「ぼく達みたいだね」
「何、笑ってんだよ!?」
「デパートにはね、おばけが出るみたいなんだよ」
「おばけ…?」
聞いたことがある。
トゥルースとダンプティがデパートを探検したことがあることを。
「悪い奴じゃなさそうだな…」
「よろしくね!」
深夜、セイブ・ザ・クイーン…。
シェリー、アイザック、ペグレオは、トゥルース、ダンプティと警備を突破して、クロックニーの何でも売っている老舗デパート「セイブ・ザ・クイーン」に侵入した。
トゥルースはこう言った。
「お前らの合流を待って、オレらが先に行く。慎重に行くぞ!」
書店にて…。
「見ろよ、ダンプティ!」
「わー、きれいだな…」
トゥルースは陳列された本棚から一冊の雑誌を取り出し、セクシーな人気女優のページを開くと、ダンプティにも見せた。
「あ!お前にはアリアちゃんがいるんじゃねぇの!?」
「え!?オレは…げっ!」
「アンタたち…!」
トゥルースとダンプティが慌てて振り返ると、ものすごい剣幕のシェリーがいた。
「シェリー!みんな!」
ペグレオは驚いて声をあげる。さっきの物音で気づかれたようだ。
雑誌を慌てて陳列棚に戻してから、走って逃げた。
「しっ!」
トゥルースは静かにするように合図した。
何やら、コンロ型のメカが手下に話している。
「オレは万が一が嫌いなんだ!」
さらに奥に進むと、ピンボール型のメカが手下に話していた。
「屋上で、ステータス・マックス様が儀式をしておられる!邪魔をするなよ」
「ステータス・マックスか…屋上に行くぞ!」
屋上に向かうと、洗濯機のような掃除機のような、アイロンのようなメカが立っていた。
気づかれてしまったので、その日は退散した。
しかし、少し離れたところ、カフェ・ブロッサムにて目撃者が一人いた。
彼女はこの夜はなかなか寝付けなかったので、窓を開け、夜空を見ていた。
その時、見たものは命を落とすと噂される「黒い流星」を見てしまったのだ。
「何、あれ…」
翌日、本当に黒い流星を見たと話した。しかし、信じる者はいなかった。
「クソっ…なんで誰も信じてくれねぇんだよ!」
「そんなの、ただの噂でしょ?」
シェリー達より少し年上に見える肩まである赤茶の髪の少女が、腰巾着と思われる眼鏡をかけた金髪の少女を連れて現れた。
この中学生くらいの少女の名は、ダイアナ=バクファーレン。ダンプティの姉で、ペグレオの伯母にあたる。
勝気な彼女はよくトゥルースとケンカになっていた。ダンプティは自分の親友と姉が鉢合わせしないように気を付けなければならず、板挟みになっていた。
横にいる眼鏡の少女はメグ=ハックマン。トゥルースと気が合わない人物の一人で、ダイアナを慕っていた。彼女は非科学的なことを信じない、堅物でもあった。
「トゥルース、落ち着けって!姉ちゃんもやめろよ!」
ダンプティの必死な説得もあって、ダイアナはメグを連れて、トゥルースたちが待ち合わせ場所にしていたカフェ・ブロッサムの前から立ち去った。
ダイアナとメグが立ち去ったのと同時に二人の少女が出てきた。
「トゥルースくん、ダンプティくん。いらっしゃい」
「…いたんだ」
一人は肩辺りまでの金髪で緑色の瞳のかわいらしい少女。もう一人はおかっぱの黒頭で、空の鳥かごを持っている少女。二人とも、シェリー達と同じくらいの年齢で、10歳くらいだ。
金髪の少女はアリア=ブロッサム。カフェ・ブロッサムの看板娘で、後のシェリーのママ。
黒髪の少女はエレノア=ブルックス。アリアの親友で、後にダンプティと結婚し、2人の息子の母となる。
「いっつも、お店に来てくれてありがとう。よかったら、中に入る?」
「い、いや、オレ、こづかいないし…」
カフェ・ブロッサム店内…。
チートシタイン博士はカフェ・ブロッサムで店主のリンダが焼いた最高のチェリーパイを食べて、気分が良かった。
アリアは友達のトゥルース、ダンプティ、エレノアに昨夜見た黒い流星の話をしていた。エレノアは信じられないと思っていた。
シェリーもチートシタイン博士に、黒い流星を見たという旨の話をしたが、全く相手にされなかった。
その時だ。
「キャー!」
外からだ。悲鳴が聞こえた。
セイブ・ザ・クイーンの前にはあのメカ「ステータス・マックス」がいた。
「あ、あれは…」
「本当よ!だから、全部!」
「…すまない。キミの話は、すべて事実だった。バカな大人がまっすぐな子供の力になろう」
チートシタイン博士は心からの謝罪をした。
ステータス・マックスの「ディフェンス・マックス」で、こちら側はダメージを与えられない。
博士に相談したところ、アイザックをパワーアップさせることが必要だということになり、シェリー、アイザック、ペグレオの2人と1体はデパートの西にあるバッキンフォード地区にいた手下のピンボールの機械型の「ゲミニアポル」、コンロ型の「コロナイルン」を撃破した。
撃破したときの二つの素材でできた「救命士のギア」でアイザックはレスキューフォームにフォームチェンジできるようになった。
そして、再びステータス・マックスと戦うことになった。
案の定、「ディフェンス・マックス」をステータス・マックスは使ってきたが、レスキューフォームにチェンジしたアイザックのスキル「リスクヘッジ」で無力化した。
「…!何だと…」
ペグレオのスキル「エナジートラップ」も使った。
トゥルースも道に落ちていた小石を投げて、応戦した。
「ギギ…ガガガ……」
「やった!」
「まだだ…!貴様らを道連れにすれば…このゲームは引き分けだ……!」
その時だった。
颯爽とスーパーヒーローがマントを翻して現れた。ソウルマンだ。
ソウルマンがステータス・マックスにとどめを刺した。
トゥルースはそのかっこよさに陶酔していた。
ソウルマンは持っていた星形のエレキギターをトゥルースに手渡した。
「くれるのか?」
そして、ソウルマンはすたすたと去っていった。
