ディスティニーコネクト

翌日、シェリーとペグレオ、アイザックはチートシタイン博士に呼ばれて、あの裏山に来ていた。

シェリーたちがカフェ・ブロッサムを出た後、アリアは母親のリンダにお使いを頼まれていた。
「アリア、チェリーパイがおいしく焼けたからあの子たちに持って行ってあげな」
「うん!」
アリアはチェリーパイの入ったバスケットを持って、シェリーたちの後を付けた。
そこで、シェリー達に関するとんでもない事実を聞かされることも知らずに…。

その裏山には、家電がたくさん捨てられていた。まだ、使えるものもある。
「まだ使えるのに…もったいない。昨日の一件でこの裏山に家電を捨てるものも出始めた。つまらん愚痴を聞かせてしまって…」
「ううん、つまらなくなんかないわ。」

「なんと!君たちは30年後から来ただと!?」
「本当よ。博士の作った、タイムマシンで」
「私はどうやら、あなたに作られたようだ」
「アイザックがか!?」
その時、物音がした。

チェリーパイを届けに来たアリアと、その場に偶然居合わせたトゥルースだ。
「わりぃが…、話は全部聞かせてもらったぜ」
「ごめん、聞くつもりじゃなかったの!」
「トゥルース…アリア…」

「オレはクチが堅いからな。アリアに関しては仕方ねぇと思う。でも、誰にも話さねぇ」
「あなたたちは未来から来たんでしょ?このことは知らなかったことにする。だから…」
トゥルースとアリアは同時に頼んだ。
「わたしも一緒に連れて行って!」
「オレも一緒に連れて行ってくれ!」
「もーわかったわよ!」
シェリーは根負けして、承諾した。

トゥルースは助けてもらった借りを返したかったのだ。アリアはお使いの途中で偶然巻き込まれてしまっただけだが。
いや、これは偶然ではない。必然だったのだ。

次元転移装置を付けたアイザックは、シェリー、ペグレオ、トゥルース、アリアと共に2000年1月1日に戻っていた。

…はずだった。
4/21ページ
いいね