ディスティニーコネクト

2000年。
クロックニーの何事もなかったかのような日常。
そう、破滅は免れたのだ。
シェリーの改造してもらったドライヤー銃も、ペグレオの父ダンプティが元のドライヤーに戻してくれた。

「ありがとう…アイザック。あんたのおかげで、こんな平和な毎日が送れるのよ」
今日は学校も休みだ。みんなを誘って遊びに行こう。

「おばあちゃん!」
「おや、シェリーかい。いらっしゃい」
カフェ・ブロッサムに行って、シェリーのおばあちゃんで店主のリンダとあいさつを交わすと、シェリーはペグレオ、トゥルース、アリア、オルタナ、ウェンディのいる席に行った。
「あ、シェリー!」
「先、食ってるぞー!」
シェリーにペグレオとトゥルースが言う。
カフェにある古いテレビも工房で修理してもらったため、元通りまだ現役で動いている。

「これが母さんとウェンディの食べたチェリーパイか…うまいな」
「でしょでしょ!」
チェリーパイを美味しそうに食べる兄に、賛同するウェンディ。
「ウェンディも食べろ。うまいぞ」
「え、いいの?やったー!」
兄妹の微笑ましい会話を聞きながら、ペグレオはシェリーに話しかける。
「シェリー…オルタナとウェンディは最近、勉強をがんばってるみたい…未来に戻っても困らないようにね」
確認のテストをオルタナとウェンディにさせたところ、結果は2人とも100点満点だったそうだ。

「おかわり!」
オルタナが元気よくリンダにチェリーパイのおかわりを頼む。
「はいはい」
リンダも苦笑している。他の客は驚いた表情でオルタナを見る。
「おい!まだ食うのかよ!?」
オルタナのあまりの食欲に、トゥルースは驚く。
「じゃあ、わたしたちも食べようか。わたしたちだけ何も頼まないのも変だし」
確かに、アリアの言うとおりだ。
「じゃあ、チェリーパイお願いしまーす!」
トゥルースも言った。
「そんなにお金あるの?」
ペグレオは恐る恐る聞く。シェリーは胸をたたいて答えた。
「お金なら、たくさんあるわ!いらなくなったアンプも売ったし、あの時メカを倒したときにもお金が手に入ったし…」

「たくさんチェリーパイを焼いたよ!たーんとおあがり!」
リンダが笑顔で言う。このチェリーパイはロングセラーでもあるこのカフェの看板商品だ。
「で、トゥルースとアリアはわたしやペグレオが学校に行ってる間、何してるの?」
シェリーはチェリーパイを食べながら聞く。
「オレか?チートのオッサンのところや、工房に行ってメカの構造を研究してるんだ」
「わたしは、ここのお店のお手伝いをしてるの。洗い物をしたり、注文を受けたり…」
2人とも頑張っているようだ。シェリーは安心する。
「シェリーはチアリーディング部に入ろうとがんばってるんだ」
ペグレオは言う。
「みんなに希望を届けたいと思ったからね!」



……

一方、チートシタイン博士はオルタナの持っていたタイムマシンをヒントに、2人用片道小型タイムマシンを作っていた。
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