3話「黒と紅の彩り」

その時、水色の髪を腰辺りまで伸ばした美しい少女が歩いてきた。少女の見た目はドレスのように華やかだが、動きやすいように前の丈は短めだった。
「…うちのシマを荒らしたのは誰かしら?」
その美しさに、思わずその場にいた全員が注目してしまう。

「新手の魔女かしら…!?」
香澄が少し取り乱しす。理華も少女に向かって叫んだ。
「あ?なんだおめー!首突っ込んでくんな!」
「人の縄張りを荒らしておいて…よく言えるわね!」
少女の蹴りが、理華の持っていた拳銃を落とす。そしてアッパーをお見舞いして、理華をKOした。
「あなたもよ!」
少女は香澄とも戦い、勝った。

「クソッ、分が悪い…!逃げるぞ!」
「覚えておきなさい…!あなた達に天罰があらんことを…!」
そう言うと、理華と香澄はそれぞれ別の方向へと逃げて行った。

少女は、回復魔法「キュアーガ」でキュアロージー達を回復させる。
「ありがとう!すごく強いんだね!あなた、プリキュアなの?」
キュアロージーの言葉に、少女ははっとなる。そして、こう言った。
「…そうよ。私はキュアイノセント」
そう言うと、キュアイノセントは去って行った。

「キュアイノセント…誰だったんだろう?」
あいりが歩いていると、ピュアンナが飛んできた。
「あいり!遅くなっちゃったピュア!」
「遅いよ!今までどこ行ってたの!?」
あいりはピュアンナに会えたことに安堵したのか叫ぶ。颯人も冷静に、だが怒りを込めて言う。
「ピュアンナ、心配したんだぞ。どこに行っていたんだ?」
「二人とも、そんなに怒らなくても…!」
みつきがあいりと颯人をなだめる。大輝が冷静に言った。
「その様子だと、ワケアリみたいだな…何かあったのか?」
「…エスポ様に会ったピュア」
その言葉に、驚くあいり達。
その時には夕方だったため、解散することとなった。
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