3話「黒と紅の彩り」

キラットに行こうとしたゆあ、みつき、レン、大輝の前に紅林理華と黒曜香澄という異色のタッグが現れた。

「どいてよ…待ち合わせしてるんだから」
ゆあが言うと、理華が答えた。
「ハッ、やだね!おめーらをずっと待ち伏せしてたんだから!」
「あなた達は危険すぎる…だから、始末させてもらうわ」
香澄を見て、レンは言う。
「待ってくれ…なんであんたがマフィアと組んでるんだ!?」
レンの問いに、香澄は答える。
「そうね…ミッドナイト・ファミリーと組んだ方が簡単に始末できるからよ」

「ウチらが危険!?なんでそうなるの!?」
「やめろ!こいつら、マジで殺意があるぞ!」
みつきが叫ぶと、大輝が制す。理華がこう言った。
「そうだよ…シマ荒らしばっかりしてるおめーらには死んでもらう。死ぬ気で来い!」

ゆあがみつきに言う。
「みっちゃん、変身しよう!」
「え!?でもあいりが…」
みつきが戸惑うと、ゆあが叫んだ。
「だから時間稼ぎするの!」

「プリキュア・スイーティーハニー!」
ゆあとみつきは叫ぶ。
「高貴に煌めく紫の水晶、キュアアメジスト!」
「熱意に実る黄色い果実、キュアシトラス!」

あいりと颯人が到着した時には、もう戦闘が始まっていた。
香澄が格闘技で戦い、理華が援護射撃をしている。
あいりはスマホを掲げた。

「プリキュア・スイーティーハニー!」
変身後、決めポーズをする。
「愛に咲くピンクのバラ、キュアロージー!」

「もうひとり来たか!」
理華の言葉に、香澄が動く。香澄の拳を、キュアロージーが受け止める。
「香澄ちゃん、こんなことやめてよ!」
「どうしてあなたが、私の名前を知ってるのよ!」
キュアロージーと香澄はもみ合いになる。
「ロージー!」
颯人が駆け寄るが、理華の銃弾で阻まれる。
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