6話「蛍石と黒曜石」

パーティーの翌朝。
昨夜のごちそうの余りを朝ご飯に食べ終わった後、ひなはあいりにこんな話をした。
「お父さんから年ごろの娘らしい遊びをするように言われて今日は休みだったはずなんだけどさ…わたしとしてはどうしてもあいりちゃん達に伝えたいことがあったんだよね」
「伝えたいこと…?」
あいりが聞くと、ひなはうなずいた。
「うん…ゆあちゃんとみつきちゃん、如月くん達を呼んで来て」

あいり、ゆあ、みつき、ピュアンナ、颯人、レン、大輝が集まると、ひなは本題を話した。
「ディアマン教団はプリキュアと本気で戦うことを決めたみたい。特に黒曜香澄というシスターには気を付けて」
「やっぱり香澄ちゃんと戦わないといけないんだね…」
あいりがうつむくと、ひなは続けた。
「ディアマン教団は裏社会の勢力じゃないから表立って抗争はしない…ディアマン教団の大聖堂で待ち構えてるみたい」
「ディアマン教団の大聖堂か…あのシスターも何か思うところがありそうだな」
颯人が香澄のことを考える。

あいりが拳を握りしめた。
「行くよ!香澄ちゃんとちゃんと話がしたい…だからわたしは行かなきゃ!みんなもそう思うよね?」
あいりが見ると、他のみんなも賛同する。
「ピュアンナはあいりについて行くピュア!」
「最近の黒曜の暴挙は目に余るから、黒曜の目を覚まさせてやらないとな」
「あのシスターはあいりちゃん達の友達なんだろ?なら、話を着けなぇとな!」
「シスター香澄がここまでするのは理由があるよ」
「だよね!ウチらがショック療法で元の優しい香澄にしよう!」
「そうだね!シスターも優しい心を取り戻すよ!」

あいりは決意してこう言った。
「うん!香澄ちゃん、待っててね!」
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