5話「全力疾走×全面抗争」
「すごい…こんな力が……!」
キュアロージーが感動のあまりシャイニングジュエルロッドを見つめる。
その時、ディーノ園城が起き上がった。その目に敵意はないようだ。
「俺の完敗だ、プリキュア…」
その時、銃声が響いた。
キュアロージーは呆然としながら、倒れ行くディーノ園城を見る。
ディーノ園城は撃たれたようだ。
「ボス・オスクリタ…!」
キュアイノセントがボス・オスクリタを睨みつけると、ボス・オスクリタは悪びれもなくこう言った。
「ディーノ園城はプリキュアの息の根を止めることができなかった。だから粛清しただけだ」
レンはボス・オスクリタに腹が立って、こう言った。
「あんたは部下を使い捨ての駒程度にしか見てないのか!?」
「そうだ…裏切り者のお前も始末するつもりだった」
「させない!」
キュアアメジストが叫ぶと、「アメジストバリア」でレンを守る。
「裏切り者は抹殺って…!あんたみたいな奴がいるからウチのお父さんは…!」
「やめろ、シトラス!」
取り乱すキュアシトラスを大輝が制止すると、ボス・オスクリタは淡々と続けた。
「そうだ、生きていたら我々にとって都合の悪い情報を語るからな。だから粛清するんだ」
「…ディーノ園城の持ってた武器はどこで仕入れたの?」
キュアアメジストが聞くと、ボス・オスクリタは答えた。
「ディアマン教団の司祭は実は武器商人もやっていてな…秘密裏にプリキュア殲滅 用の武器を開発していたようだ。裏社会ではプリキュアによるシマ荒らしが横行してるから、魔女として始末することを正当化するためにな」
「嘘…!じゃあ、あんた達とディアマン教団はグルだったの!?」
キュアシトラスの質問に、ボス・オスクリタは少しの沈黙の後こう答えた。
「そうだ、我々ミッドナイト・ファミリーはプリキュアに報復をしたい…ディアマン教団はプリキュアを悪と堕落の象徴である魔女と見なしたい……。利害が一致した我々はひそかに手を組み、プリキュアを始末するために尽力していたのだ」
ボス・オスクリタの言葉に、キュアロージー達は言葉を失う。
「…最初から俺達は、ミッドナイト・ファミリーとディアマン教団に踊らされてたのか?」
「そんな…!わたし達はいったい、何のために…!」
颯人とキュアロージーが言うと、ボス・オスクリタがこう言った。
「情報漏洩されても困るから、今ここで殺してやろう…最初からそうするつもりだったがな」
「プリキュア・イノセントシャイニング!」
キュアイノセントはボス・オスクリタに目がけてプリキュア・イノセントシャイニングを放ち、プリキュアのハートウィングで逃亡する。颯人達はそれぞれ恋人に抱きかかえられて一緒に飛んだ。
ボス・オスクリタの視界が戻った時には、部屋の中にはもう誰もいなくなっていた。
ボス・オスクリタは静かにこう言った。
「プリキュア…必ず報復してみせる」
キュアロージーが感動のあまりシャイニングジュエルロッドを見つめる。
その時、ディーノ園城が起き上がった。その目に敵意はないようだ。
「俺の完敗だ、プリキュア…」
その時、銃声が響いた。
キュアロージーは呆然としながら、倒れ行くディーノ園城を見る。
ディーノ園城は撃たれたようだ。
「ボス・オスクリタ…!」
キュアイノセントがボス・オスクリタを睨みつけると、ボス・オスクリタは悪びれもなくこう言った。
「ディーノ園城はプリキュアの息の根を止めることができなかった。だから粛清しただけだ」
レンはボス・オスクリタに腹が立って、こう言った。
「あんたは部下を使い捨ての駒程度にしか見てないのか!?」
「そうだ…裏切り者のお前も始末するつもりだった」
「させない!」
キュアアメジストが叫ぶと、「アメジストバリア」でレンを守る。
「裏切り者は抹殺って…!あんたみたいな奴がいるからウチのお父さんは…!」
「やめろ、シトラス!」
取り乱すキュアシトラスを大輝が制止すると、ボス・オスクリタは淡々と続けた。
「そうだ、生きていたら我々にとって都合の悪い情報を語るからな。だから粛清するんだ」
「…ディーノ園城の持ってた武器はどこで仕入れたの?」
キュアアメジストが聞くと、ボス・オスクリタは答えた。
「ディアマン教団の司祭は実は武器商人もやっていてな…秘密裏にプリキュア
「嘘…!じゃあ、あんた達とディアマン教団はグルだったの!?」
キュアシトラスの質問に、ボス・オスクリタは少しの沈黙の後こう答えた。
「そうだ、我々ミッドナイト・ファミリーはプリキュアに報復をしたい…ディアマン教団はプリキュアを悪と堕落の象徴である魔女と見なしたい……。利害が一致した我々はひそかに手を組み、プリキュアを始末するために尽力していたのだ」
ボス・オスクリタの言葉に、キュアロージー達は言葉を失う。
「…最初から俺達は、ミッドナイト・ファミリーとディアマン教団に踊らされてたのか?」
「そんな…!わたし達はいったい、何のために…!」
颯人とキュアロージーが言うと、ボス・オスクリタがこう言った。
「情報漏洩されても困るから、今ここで殺してやろう…最初からそうするつもりだったがな」
「プリキュア・イノセントシャイニング!」
キュアイノセントはボス・オスクリタに目がけてプリキュア・イノセントシャイニングを放ち、プリキュアのハートウィングで逃亡する。颯人達はそれぞれ恋人に抱きかかえられて一緒に飛んだ。
ボス・オスクリタの視界が戻った時には、部屋の中にはもう誰もいなくなっていた。
ボス・オスクリタは静かにこう言った。
「プリキュア…必ず報復してみせる」
