ディーノ園城がボス・オスクリタから与えられた拳銃を撃つ。
「あんな拳銃…持ってたか！？」
レンが叫ぶと、キュアイノセントが言う。
「いえ、あれは私達と対等に戦うために作られた特製の銃ね。でも、それを売った武器商人は誰なのかしら…？」

「シトラスショット！」
キュアシトラスは「シトラスショット」で、ディーノ園城と撃ち合いをする。
「ぐっ、強い…！」
「これでもくらえ！」
「きゃぁあっ！」
ディーノ園城が発砲し、キュアシトラスが飛ばされる。
「シトラス！」
大輝が叫ぶが、近付けない。キュアアメジストが駆け寄り、「アメジストバリア」で銃弾を防ぐ。

「アメジスト…ありがとう！」
「シトラス、ケガはない？」
「うん！」
キュアシトラスが頷いて、立ち上がる。
「アメジスト…ウチがプリキュアとして戦う理由、わかったよ。ウチは闇夜を照らす月になりたい！」
「シトラス！シトラスならきっとなれるよ！」
「だね！」
キュアシトラスはキュアアメジストのアメジストバリアの外からシトラスショットを撃ち付ける。
「よかった！シトラスもプリキュアとして戦う理由を見つけたのね！」
キュアイノセントも喜ぶ。

「大輝さん、俺達はどうします？」
「そうだな、命あっての物種だ！この戦いで生き残るぞ！」
「はい！」
颯人と大輝もディーノ園城と距離を取りながら応戦する。レンはドローンを操縦しながらディーノ園城の弱点を探る。
「後ろに死角があるぞ！」
レンが叫ぶと、颯人と大輝は後ろからパンチをお見舞いした。

「ありがとう、みんな！」
キュアロージーがパンチをお見舞いしようとすると、ディーノ園城にパンチを受け止められた。
「嘘！？」
「おらよ！」
「きゃあっ！」
キュアロージーがキュアアメジストのアメジストバリアを貫通して飛ばされ、キュアアメジスト、キュアシトラスもろとも吹き飛ばされた。