5章「Determination of President」

屋上のバトルスペースへと走って行くハナ達。その中心にはミサキとアクアがいた。一緒にエレベーターに乗っていたヒサメは、バトルスペースの横に行く。そこにはサラがいた。
「お父さん!」
「ミサキ…どうして帰って来なかったんだ!?」
「…ワタル」
ワタルは娘を叱ったが、グレイに言われて周りの様子を見た後少し冷静になる。
「いや…説教は後にしよう。エレメントを連れている…ということは戦うつもりか?」
「そうだよ…最近のディバインアークがしてることはやり過ぎだよ!」
「やり過ぎか…だが、社員はそれが仕事で給料をもらっているんだ」
「そうだけど…!それで誰か傷ついてもいいの!?」
「…!」
ワタルは一瞬戸惑ったが、こう反論した。
「どうしても誰かを犠牲にしなければいけないことだってある!俺は家族や全社員の覚悟を背負ってここに立っている!清濁を飲み込む覚悟が必要なんだ!」
「ワタル、戦うのか?」
「ああ、頼んだぞ…グレイ」
グレイの問いに答えると、グレイの槍を持つワタル。

「アクア…お願い」
「ミサキ…」
「お父さんと戦うためにここに来たんだもん…後悔はしてないよ」
「わかったわ」
ミサキもアクアの杖を持った。

アクアの魔法で水の球を出し、ワタルは持っていた槍で水の球を突く。その時、花火のようなしぶきが上がった。
「ワタル、来るぞ!」
その間にもミサキは近付いて至近距離でアクアの魔法を使おうとしたが、ワタルが槍を構えて阻止する。グレイに声をかけられていなかったら、気付くのが遅かったかもしれない。
「なかなかやるなっ!」
「お父さんの娘だからね!」
弾かれるが、ミサキは受け身を取ったため大したダメージはなかった。

「私は仲間がいたからここまで来られた。それに、パートナーのエレメントがいたから私は戦えるの!お父さんだってそうでしょう?」
「そうだな…本気で来い!ミサキ!」
「もちろんだよ!…みんな、行くよ!」
ミサキに応え、ハナ達はそれぞれエレメントの武器を持った。

★バトル時の攻略方法★
ワタルはグレイの本来のパートナーなので、本領を発揮している。
「アブソリュート・ゼロ」や「フリーズドライ」など強力なスキルも多用してくるので、残りHPに注意して戦おう!
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