3章「The Way of Swords」

ディバインアークの社長であるワタルは、秘書のサラに促されてこの日はいつもより早く帰宅していた。
「ただいま」
「お父さん、お帰り」
ミナトが出迎えてくれたので、ワタルとミナトは向かい合ってダイニングテーブルに座る。

「…で、どうだったの?」
「少し考えたんだ…エレメントがいるなら問題ないと思うんだ」
「え、いいの!?」
「母さんやヒサメには話はしている。あとはお前次第だ…で、どうするんだ?」
ミナトが決意を込めて言った。
「うん、行くよ…また家族4人で過ごしたいんだ!」
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