3章「The Way of Swords」
ハナ達が入ろうとしていたヒカグラから、1人の和風な服装の女性と桜のようなピンク色のエレメントがヒカグラから出て来た。
「待て…誰か出て来たぞ」
「待って、確かこの人って…」
フウトが制したので、物陰に隠れて女性が離れるのを待った。ミサキはその女性に見覚えがあった。エレメントの方が先に気配に気付いた。
「ヨシノ、誰かいるわ」
「そうね…はぁっ!」
女性はパートナーの生成する桜のような刀を持つと、思い切り振り上げた。
「…あなた達、ピラミッドの周辺をうろついていた無礼者ですね。コガネさんから聞きましたよ」
「コガネってやつ…確か、逆恨みしてたよな?」
ダイチが動揺しながら、ハナ達を見る。ブレイズが答える。
「ああ、こいつもヤバいヤツだぞ…」
ハナ達の様子を見て、ヨシノは持っていた刀を下ろす。
「申し遅れました…私はヨシノ。横にいるのはパートナーのサクラです」
「サクラ…です」
「…」
ミサキは動揺して立ち尽くす。しかし、ヨシノ側はミサキの存在に気付いてないようだ。
「え、えっと…どうしよう?」
「アース、落ち着け…戦う時になったらその時だ」
「大丈夫よ…心配しないで」
不安そうになっているアースを落ち着かせるダイチとフレイア。
「と…とりあえず、通してくれますか……?」
ハナは困惑しながら、ヨシノに交渉する。
「通すわけにはいきませんね。ティエラとヒカグラの通路が何者かによって封鎖されていたのも知っていますよ。それは無礼者であるあなた達が原因ですよね?」
「ねぇ…無礼者って私達のことかしら?」
フレイアは尋ねる。
「あなたたちのことでしょう。他にいませんよ」
「ヨシノ!ヨシノ!」
サクラはミサキの存在に気付き、ヨシノに声をかける。ヨシノはほっと溜息をついた。
「…サクラ、今は取り込み中です。後にしてもらえますか?」
「う、うん…」
サクラはうなずく。ミサキは安堵した様子で言った。
「き、気付いて…ない?」
ハルとフウトがミサキにこう言った。
「そうみたいですね」
「なんとか命拾いしたな…」
ブレイズがみんなに合図する。
「待て…来るぞ!」
ヨシノは持っていた刀を構える。
「さぁ、無礼者は無礼者らしく斬られてください…斬捨て御免!」
★バトル時の攻略方法★
バディスキル「百花繚乱斬り」は強力。土属性のエレメントで戦う時は注意しよう。
しかしHPが低めなので、普通にプレイしていればそんなに苦戦しない。
ヨシノはダイチに切りかかろうとする。しかし、ダイチは持っていた斧で受け止めた。
ただ、ダイチも無傷ではないようだ。そんなダイチにフレイアが叫んだ。
「ダイチくん!相手が風属性だからアースくんだと苦戦するわよ!」
「…そうっすね!属性相性は授業でも習ったんで、チェンジだ!」
ダイチはフレイアの生成するガス燈のような杖に持ち替えた。
「アース、下がってろ!ミサキ、アースを頼んだ!」
「うん!ダイチくんも気をつけて!」
ダイチはアースをミサキに頼むと、フレイアと共にヨシノに向かって行った。
「斬捨て御免!百花繚乱斬り!」
ヨシノがハナに攻撃したが、ブレイズ共々ほぼ無傷だ。
「…相性が悪かったな」
「ヨシノ!後ろ!」
フウトが冷静な様子でヨシノの後ろに回る。サクラがヨシノに教えたが、気付いた時にはもう後の祭り。フウトの放った矢がヨシノに降りかかった。
「鬼火ドレイン!」
フレイアのスキル「鬼火ドレイン」でダイチは体力を回復させ、ヨシノを撃破した。
「待て…誰か出て来たぞ」
「待って、確かこの人って…」
フウトが制したので、物陰に隠れて女性が離れるのを待った。ミサキはその女性に見覚えがあった。エレメントの方が先に気配に気付いた。
「ヨシノ、誰かいるわ」
「そうね…はぁっ!」
女性はパートナーの生成する桜のような刀を持つと、思い切り振り上げた。
「…あなた達、ピラミッドの周辺をうろついていた無礼者ですね。コガネさんから聞きましたよ」
「コガネってやつ…確か、逆恨みしてたよな?」
ダイチが動揺しながら、ハナ達を見る。ブレイズが答える。
「ああ、こいつもヤバいヤツだぞ…」
ハナ達の様子を見て、ヨシノは持っていた刀を下ろす。
「申し遅れました…私はヨシノ。横にいるのはパートナーのサクラです」
「サクラ…です」
「…」
ミサキは動揺して立ち尽くす。しかし、ヨシノ側はミサキの存在に気付いてないようだ。
「え、えっと…どうしよう?」
「アース、落ち着け…戦う時になったらその時だ」
「大丈夫よ…心配しないで」
不安そうになっているアースを落ち着かせるダイチとフレイア。
「と…とりあえず、通してくれますか……?」
ハナは困惑しながら、ヨシノに交渉する。
「通すわけにはいきませんね。ティエラとヒカグラの通路が何者かによって封鎖されていたのも知っていますよ。それは無礼者であるあなた達が原因ですよね?」
「ねぇ…無礼者って私達のことかしら?」
フレイアは尋ねる。
「あなたたちのことでしょう。他にいませんよ」
「ヨシノ!ヨシノ!」
サクラはミサキの存在に気付き、ヨシノに声をかける。ヨシノはほっと溜息をついた。
「…サクラ、今は取り込み中です。後にしてもらえますか?」
「う、うん…」
サクラはうなずく。ミサキは安堵した様子で言った。
「き、気付いて…ない?」
ハルとフウトがミサキにこう言った。
「そうみたいですね」
「なんとか命拾いしたな…」
ブレイズがみんなに合図する。
「待て…来るぞ!」
ヨシノは持っていた刀を構える。
「さぁ、無礼者は無礼者らしく斬られてください…斬捨て御免!」
★バトル時の攻略方法★
バディスキル「百花繚乱斬り」は強力。土属性のエレメントで戦う時は注意しよう。
しかしHPが低めなので、普通にプレイしていればそんなに苦戦しない。
ヨシノはダイチに切りかかろうとする。しかし、ダイチは持っていた斧で受け止めた。
ただ、ダイチも無傷ではないようだ。そんなダイチにフレイアが叫んだ。
「ダイチくん!相手が風属性だからアースくんだと苦戦するわよ!」
「…そうっすね!属性相性は授業でも習ったんで、チェンジだ!」
ダイチはフレイアの生成するガス燈のような杖に持ち替えた。
「アース、下がってろ!ミサキ、アースを頼んだ!」
「うん!ダイチくんも気をつけて!」
ダイチはアースをミサキに頼むと、フレイアと共にヨシノに向かって行った。
「斬捨て御免!百花繚乱斬り!」
ヨシノがハナに攻撃したが、ブレイズ共々ほぼ無傷だ。
「…相性が悪かったな」
「ヨシノ!後ろ!」
フウトが冷静な様子でヨシノの後ろに回る。サクラがヨシノに教えたが、気付いた時にはもう後の祭り。フウトの放った矢がヨシノに降りかかった。
「鬼火ドレイン!」
フレイアのスキル「鬼火ドレイン」でダイチは体力を回復させ、ヨシノを撃破した。
