2章「Journey to the City」
フウトをは矢を放ち、コガネに当たる。しかし、コガネは余裕だった。
「癒しの光よ!」
ギンのスキル「シルバーエイド」で回復されてしまった。コガネは反撃に転じる。
「ゴールデンスラッシュ!」
キンのスキルである「ゴールデンスラッシュ」は当たれば大ダメージだが、フウトは間一髪でよけた。
「Agステップ!」
ギンのスキルで素早さが上がる。ダイチは焦る。
「くっ…どうすれば……!」
コガネがこちらに攻撃をしてきた。すぐさまアースのスキル「グランドブレイク」で迎撃する。
こちらのグランドブレイクが命中し、スタンするコガネ。しかし、シロガネにシルバーエイドで回復されてしまった。
「どうしよう、きりがないよ!」
ハナが剣を構え直して言う。しかし、ゴールデンスラッシュが命中してしまう。まだ体力はあるが、消耗している。
「ハナ!」
ブレイズが駆け寄る。ハナの心配をしている横で、ハルが回復スキル「ホワイトウィンド」を使用した。ハナの傷がみるみる癒えていく。
「シロガネを先に倒そう!パートナーのギンが回復スキルを使ってくるぞ!」
フウトが作戦を話し、先にシロガネを倒す。
「ぐっ…!」
「シロガネ、下がってろ。あとは俺達が何とかする」
コガネは手負いのシロガネにこう言って下がらせた。ハナ達は後に残ったコガネも撃破した。
ハナ達が勝利した後、コガネとシロガネが起き上がった。コガネが地面を殴る。
「バカなっ!俺達が負けた…だと!?」
「そうみたいだね…ん?」
シロガネが目の前の光景に気付く。人質にしたはずのビジュがジュリと抱き合っていたのだ。その光景を見て、キンはため息をついた。
「戦いに夢中で、完全に人質のことを忘れてたな…」
「どうりで詰めが甘いと思ったよ」
フウトが冷静につっこむ。
悔しそうにするコガネにシロガネが言った。
「コガネ、一度本社に戻ろうか」
「わかった」
コガネは立ち上がり、歩いて行ったがハナ達の近くで立ち止まって言った。
「…お前らの顔、覚えたからな」
ティエラに戻り、ジュリとビジュは帰宅するためパーティーから離脱した。
ハナ達は噴水前広場で情報を共有し、まとめていた。
「コガネとかいうヤツ、こっちにガン飛ばしてたな…」
「なんか恨まれてるのかな?」
ダイチとアースがピラミッドでのコガネの気迫を思い出す。
「この手の悪役って、だいたい逆恨みするだろ…」
フウトがため息をつくと、ブレイズが言った。
「コガネとシロガネとは、また戦うことになるかもしれないな…」
「その時は今日のようにはいかないかもしれないね」
「そうなると対策を考えないといけなくなるわね」
ハナ達が会話しているのを聞きながら、ハルは辺りを見渡していた。
「癒しの光よ!」
ギンのスキル「シルバーエイド」で回復されてしまった。コガネは反撃に転じる。
「ゴールデンスラッシュ!」
キンのスキルである「ゴールデンスラッシュ」は当たれば大ダメージだが、フウトは間一髪でよけた。
「Agステップ!」
ギンのスキルで素早さが上がる。ダイチは焦る。
「くっ…どうすれば……!」
コガネがこちらに攻撃をしてきた。すぐさまアースのスキル「グランドブレイク」で迎撃する。
こちらのグランドブレイクが命中し、スタンするコガネ。しかし、シロガネにシルバーエイドで回復されてしまった。
「どうしよう、きりがないよ!」
ハナが剣を構え直して言う。しかし、ゴールデンスラッシュが命中してしまう。まだ体力はあるが、消耗している。
「ハナ!」
ブレイズが駆け寄る。ハナの心配をしている横で、ハルが回復スキル「ホワイトウィンド」を使用した。ハナの傷がみるみる癒えていく。
「シロガネを先に倒そう!パートナーのギンが回復スキルを使ってくるぞ!」
フウトが作戦を話し、先にシロガネを倒す。
「ぐっ…!」
「シロガネ、下がってろ。あとは俺達が何とかする」
コガネは手負いのシロガネにこう言って下がらせた。ハナ達は後に残ったコガネも撃破した。
ハナ達が勝利した後、コガネとシロガネが起き上がった。コガネが地面を殴る。
「バカなっ!俺達が負けた…だと!?」
「そうみたいだね…ん?」
シロガネが目の前の光景に気付く。人質にしたはずのビジュがジュリと抱き合っていたのだ。その光景を見て、キンはため息をついた。
「戦いに夢中で、完全に人質のことを忘れてたな…」
「どうりで詰めが甘いと思ったよ」
フウトが冷静につっこむ。
悔しそうにするコガネにシロガネが言った。
「コガネ、一度本社に戻ろうか」
「わかった」
コガネは立ち上がり、歩いて行ったがハナ達の近くで立ち止まって言った。
「…お前らの顔、覚えたからな」
ティエラに戻り、ジュリとビジュは帰宅するためパーティーから離脱した。
ハナ達は噴水前広場で情報を共有し、まとめていた。
「コガネとかいうヤツ、こっちにガン飛ばしてたな…」
「なんか恨まれてるのかな?」
ダイチとアースがピラミッドでのコガネの気迫を思い出す。
「この手の悪役って、だいたい逆恨みするだろ…」
フウトがため息をつくと、ブレイズが言った。
「コガネとシロガネとは、また戦うことになるかもしれないな…」
「その時は今日のようにはいかないかもしれないね」
「そうなると対策を考えないといけなくなるわね」
ハナ達が会話しているのを聞きながら、ハルは辺りを見渡していた。
