ビットアドベンチャー

〈大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL〉のロビーに戻ったピット達は、パルテナと話をしていました。
「ゲームに登録されていないファイターが大乱闘をしていたという通報があったので来ました。」
「助けてくれてありがとうございます、パルテナ様!」
ピットがお礼を言うと、パルテナが言いました。
「いえ、私は当然のことをしたまでです。」

後ろでは、親指姫とジークが言い争いしています。
「わたしがかばってあげたのに!」
「オレもお前のことかばったんだぞ!」
「あらあら…」
パルテナが親指姫とジークを見て言いました。
「二人とも、両想い…ってことでいいんじゃないですか?」
「りょ…両想い!?」
親指姫とジークがお互いを見つめて、赤面しました。ニッキーが恐る恐るたずねます。
「パルテナ様…知っていたのですか?」
「ええ、この二人はお互い惹かれ合ってるように見えたので…」
上司と友達が話しているのを聞いて、ピットは呟きました。
「親指姫とジークは仲がいいんだね。気付かなかったよ。」

ピット達が話をしていると、〈大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL〉が起動されました。
「さぁ、ピット。大乱闘のためにスタンバイしますよ!」
「はい!控室で待っていましょう!みんな、後でね!」
ピットはパルテナと並んで、ファイターの控室へと戻って行きました。

それを見て、親指姫は言いました。
「行っちゃったわね…ねぇ、これからどうする?」
「そうだな…」
ジークは少し考えこんでから言いました。
「オレはお前が行きたいところに行くよ。」
「悪くないわね。どこに行こうかしら?」
親指姫とジークに、ニッキーが言いました。
「今からスマブラの観戦しない?大乱闘がどうとか言ってたし…」
「お、それいいな!」
「わたしも賛成よ。観客席があるんでしょ?」
「うん!案内するね。」
ニッキーは親指姫とジークを連れて、観客席へと向かって行きました。
10/10ページ
いいね