流星団の子世代(復刻版)

名前はクララって言うの。
クララたちの住んでたリットー星はギーグに滅ぼされた。
それでクララは、お姉ちゃんと離れ離れになった。
地球も滅ぼされるかもしれないと言われていたけど、「流星団」がギーグを倒した。エクリプス聖和教もその後に壊滅させたらしい。

お姉ちゃんを捜して気を失って倒れているときに、ニールが助けてくれた。

「名前とか言える?」
「…クララ」
水を飲んで、クララはカムバックした。

「やっぱり、一人にはできないな」
レオンがジェニーにこんなことを言っていた。
「そうね。クララはまだ小さいし、何かあったら…」
「連れて行くしかないんじゃない?」
「そうだね。クララも連れて行こうよ~」
トムとパティは、クララを認めてくれているみたい。というわけで、クララもみんなと一緒に流星団になった。

アルトが仲間になったのは、クララがテロ組織ファイナルアサシンにさらわれた後だった。
「宇宙人のガキを捕まえたそうだな」
「はい。少々手こずりましたが、側近と思われるガキどもを眠らせてやりました」
捕まえられているとき、クララはこんな会話を聞いた。クララはどうなるんだろうと思っていた時…

ニール達は助けに来てくれた。
「クララにひどいことをするな!」
「すげぇ…って、クララ!そこにいるの!?」
「こいつがファイナルアサシン…!噂通りの悪行だな」
「クララ、今助けるからね!」
「みんな、来るわよ!」
「僕も手伝うよ!」
ニール達がムーンサイドの最深部に行った。その時に、アルトもニール達と一緒にいた。

ファイナルアサシンの科学者アドルフを倒した後、クララは自由の身になった。

クララが流星団に入ったころの流星団メンバーはニール、パティ、トム、レオン、ジェニーの5人だけだったけど、後から4人増えた。
イーグルランドでは有名なセレブ夫婦の息子でアイドルのアルト、きれいなランマの王女様ヤエ、その部下で優しくて賢いカズナリ、ニールのお兄さんのラルフ。

トムが言ってたけど、レオンはクララに出会う前、宇宙海賊クレセントという悪い宇宙人に洗脳マインドコントロールされていたらしい。
レオンに聞いたら、「あの時は不覚をとったな…」と悔しそうに言っていた。

ラルフは、夜のスプリングスの街で倒れていた。
スプリングスは、フォギーランドにあるルールル美術館や世界最高級のブティック、おいしいスィーツショップで有名なんだって。
クララたちはラルフを助けた。

なんやかんや言ってみんなはクララには優しい。
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