私立宇東学園
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
章二は刺された痛みで倒れ、雛乃は膝から崩れ落ちた。
参列者が救急車を呼び、警察に通報した。
奏さんは雛乃を近づき、
雛「なんで、なんでこうなったの・・・?」
奏「ねぇ、雛乃。今まで自分が1番だって思ってたでしょ?けど、ある事が原因で今まで順調だった人生が崩れ落ちるんだよ・・・。」
奏さんは雛乃の目線を合わし、
奏「私があんたと毒親たちに受けた痛みはこんな軽いもんじゃない。すごく重いもんだよ。アンタ達が原因で私はアンタ達に復讐を誓ったんだ・・・。それぐらい傷ついてるってことだよ!」
雛乃は奏さんの悲痛な言葉を涙を流しながら、黙って聞くしかなかった。
奏父「な、なんでこうなったんだ・・・。」
同じく膝から崩れ落ちたクズ両親。裏で見ていた畠山先生と真宮先生がやってきて、
畠「なんでって?それはあなた達が原因じゃないですか?奏があなた達に虐げられ、雛乃に変なことを教え、加担させた、あなた達の教育が間違ってるんですよ。
奏はあなた達に家族と認められるように日々、頑張っていたんですよ。それを無駄にしたのはあなた達が悪いじゃないですか。奏はあなた達の家政婦なんかじゃない。」
クズ両親は畠山先生の正論に何も言えなかった。まだ痛がってる章二を真宮先生が、
真「お前もお前だ。恥を知れ、恥を。こんな最低な行為に加担して、奏さんを裏切ったんだぞ。お前など地獄に堕ちればいい!」
章「・・・!!」
章二は真宮先生の睨んでる姿に恐怖を感じたのか、身震いしていた。
その後、どうなったのかというと、雛乃は殺人未遂の容疑で逮捕され刑務所行きに。お腹の子は誰の子だかわからなかったらしい。生まれた子は優しい里親に引き取られることになった。
出所後は白虎組がシノギでやってる子供食堂で毎日野菜を切っているらしい。それを奏さんの慰謝料、結婚式場のキャンセル代、ホテルからの賠償金の返済として稼がせている。
これで奏さんの気持ちをわかればいいのに・・・。
父親の方は色々な不正がバレ、刑務所行きになり、懲役刑が課せられた。色んな被害者がいて、被害届もたくさんあった。刑務所の労働の給料を差し押さえ、それを奏さんだけじゃなく、被害に遭った人達への慰謝料を支払いにしている。
会社の方は当然、黒崎貿易の他、色んな取引先から取引を打ち切られ、倒産となった。母親とは当然、離婚。残ったのは借金のみだった。
母親の方は白虎組に見つかり、連れて行かれた。奏さんへの慰謝料を稼がせるためにマグロ漁船に乗せられ、少しでもミスしたり、サボったりしたら鞭で容赦なく打つという厳しいお仕置きをされているらしい。
元婚約者の章二は救急車に運ばれ、命に別状はなかったが、刺された所は再起不能になったらしい。その後、会社はクビになり、両親からも勘当され、友達とも縁を切られた。会社の不正とお金を盗んだことで刑務所行きになり、懲役刑も課せられた。
出所後は893専用のレストランで元婚約者の奏さんへの婚約破棄の慰謝料と結婚式のキャンセル代、会社への損害賠償請求で働かされている。毎日、893のお客さんからフォークとかナイフとか投げられ、日々怯えてる毎日だとか。
まぁ、自業自得だね。
後日、奏さんがやってきた。
奏「アテナの皆さん、畠山先輩、真宮さん。本当にありがとうございました・・・!!」
畠「なーに。大してことはしていない。」
笑「今は幸せですか?」
奏「はい!解放された後、清々しい気持ちがいっぱいで、今は新しい恋人ができたんです!彼も私の過去を理解してくれて、私の事を考えてくれてます!」
純「うわぁ-!それはよかった-!相手は?」
奏「釘宮グループの御曹司なんです。」
美「えぇ!?釘宮グループってあの有名な大企業の!?確か、あそこの御曹司は「冷酷王子」で有名だって聞いたけど・・・。」
純「私も知ってる-!顔は良いけど、冷たい感じだった!」
奏「それは誤解です!彼は肩書きと容姿目当ての女性が多いから、わざと冷たいフリをしてるだけです・・・!」
有「え!?そ、そうだったんですか!?」
美月さんと純歌さんはマズいと思ったのか、
美「す、すみません!決して悪く言ってる訳じゃないです・・・!」
純「ごめんなさい!ただ知らなかっただけで、意外だなって思っただけです・・・!」
奏「あ、別に大丈夫です・・・!私の内面とか努力してる所とか惚れたみたいで、付き合う事になったんです・・・。」
畠「そうか、それはよかったな・・・。俺、奏がやっと幸せになれると思うと・・・。うぅ・・・。」
太「畠山先生・・・、また?」
瑠「泣きすぎです。」
真宮先生は泣いてる畠山先生にハンカチを渡し、
勝「奏さん、もし結婚式するって言ったら、俺たちを呼んで下さいよ!」
志「そうです!奏さんだって私たちにお礼とかしたいかなって思って。」
獅「新婦の友人として呼んで下さい。ブーケとか私がデザインします!」
綾「ついでに秀人先輩とか音羽先輩もダメ元ですけど、招待状とか送った方がいいです。」
奏さんはポカンとしていると笑顔になり、
奏「はい!もちろんです!」
「奏さん、奏さんは今までよく頑張りました。今度は奏さんが幸せにする番ですよ。恋人や友達だけじゃなく、自分を大切にして下さいね。もちろん、奏さんの思いやりと努力、優しい心を忘れずに。」
奏「・・・ッ!!はい。ありがとう、ございます・・・。」
奏さんは今まで家族から言われなかった言葉を言われて、思わず涙を流していた。
その後、奏さんの結婚式に私たちアテナと畠山先生、真宮先生、松本さんと高見さんを招待してくれたのはそう遠くない話。
続く
