私立宇東学園
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今度は奏さんの父親が部下を怒鳴り、暴力を振るったり、嫌がる女性社員を口説いたり、触ったりなどのパワハラ、モラハラ、セクハラ行為と、サービス残業も強要とかの証拠の動画が流れてた。
奏父「おい!なんだこれは・・・!?」
雛「お父、さん・・・?」
「いや!ちょっと・・・!!」「嫌だ、最低。」「キモい。」
有「それだけじゃありません。」
次に切り替えると粉飾決算など不正な会計処理をやっている動画。
実際、本来の会社の財政状態や経営成績だった。
「ぜ、全然違う・・・。」「ずっと、負債続き・・・?」
奏母「負債続きとはどういうことなのよ・・・!?あなた、ずっと、私たちを騙してたの・・・!?」
奏父「ち、違う・・・!!何かの間違いだ・・・!!」
わかりやすく焦った状況で弁解している奏さんの父親。
雛「負債・・・。そんなの、聞いてない・・・。」
奏母「あなたがこんな人だったなんて、離婚よ・・・!!」
奏「り、離婚だと・・・!?」
秀「そんな喚いているお母様にはこちら!」
松本さんがまた次に切り替わり、今度は奏さんの母親がパチンコ、競馬、競艇に行ってる写真や動画、通帳を盗っている姿、借金取りから借金をしているも映し出された。
奏父「お、お前・・・!!最近、減ってると思ったら・・・!!しかも、借金まで・・・!?」
奏母「あ、あれは暇つぶしで行ってるからいいじゃない・・・!!」
奏父「いいわけあるか・・・!!」
口げんかしているクズ両親。客席はヒソヒソと白い目で見ている。
雛「なによそれ・・・。お父さんもお母さんも、章二さんも最低じゃない・・・!!こんな、人間のクズのような行為をして・・・!!」
秀「そんな泣き叫んでる雛乃ちゃんには、これ~!」
と松本さんがまた、モニターが切り替わると今度は、雛乃がホストクラブに入り、ホストと同伴、極めつけはパパ活したり、マッチングアプリで他の男性と会っている証拠だった。
章「お、お前の貞操観念どうなってんだ!!」
雛「な、なによこれ・・・。」
奏父「雛乃!お前、ホスト通いしていたのか・・・!?」
奏母「しかも、パパ活してたなんて・・・!!この、親不孝娘・・・!!」
有「後はこんなのもありました。」
次に映し出されたのはエコー写真だった。
奏母「これって・・・?エコー写真・・・?」
有「俺の後輩が姜山病院の院長の息子さんで、息子さんがたまたま、雛乃さんの名前が書いてあるカルテがありまして、見たら妊娠のエコー写真だったですよ。」
章「は?妊娠・・・?」
有「しかも今、4ヶ月ぐらいみたいです。」
章「俺と付き合いだしたのは、3ヶ月ぐらい前だから・・・。」
奏母「もしかして、浮気相手の子・・・!?」
雛乃は顔を真っ青になりながら、わなわなと震えていた。
雛「ち、違うの・・・!私、浮気なんてしていない・・・!!」
有・父(黒崎貿易の社長)「おい!これはどういうことなんだ!?」
奏父「く、黒崎さん・・・!」
有・父「話が全然違うじゃないか!不正処理をしていたなんて!これは犯罪だぞ!!」
綾「そうですよ。」
綾世さんが言うタイミングで私たちは式場に入った。
「このジャケットって・・・!」「もしかして、アテナ・・・!?」
参列者は私たちを見て、ざわつき始めた。
綾「まず会計の不正処理、粉飾決算は詐欺罪、業務上横領罪、特別背任罪、有価証券報告書虚偽記載罪、違法配当罪など適用にされています。
セクハラやパワハラとかは暴行罪、傷害罪、侮辱罪、脅迫罪、名誉毀損罪、不同意性交罪、不同意わいせつ罪とかも適用され、サービス残業も労働法基準法違反しています。それらの罪がありますから、十分な刑事罰になります。」
奏父「た、逮捕されるってことか・・・!?」
綾「そういうことです。」
純「後、奥さんの方は普通は窃盗罪になりますけど、家族間だから免除されてできません。けど、調べたら闇金で借金をしているみたいですね。」
奏母「な、なんでそれを・・・!?」
純「しかも、偶然なのか私のおじいちゃんの所で借金をしていたなんて。」
奏母「お、おじいちゃんの所・・・?」
純「私のおじいちゃん、白虎組の組長ですから!」
純歌さんが笑顔で言うとクズ母親が顔面蒼白になり、参列者がざわざわしていた。
「白虎組の所で借りてたなんて・・・。」「なんと命知らず・・・。」
奏母「う、嘘でしょ・・・?白虎組の、組長の孫・・・?」
純「組員さんがあなたがいつまで経っても借金返さないから、怒り狂ってて、居場所を教えましたから、もうすぐ来ます。」
奏母「そ、そんな・・・!!」
勝「後、章二さんも他人事じゃないですから、会社のお金を盗み、元婚約者の奏さんのお金を盗むのは窃盗罪、業務横領罪。
帳簿を誤魔化して書くのは私文書偽造罪という他人の署名や印鑑を勝手に使ったり、偽造したものを使い、契約書や帳簿、領収書などを偽造した場合に成立する犯罪なんですよ。」
章「ヒィ・・・!マジかよ・・・!?」
「え?元婚約者・・・?」「どういうこと・・・?」
奏さんは意を決し、席に立ち、マイクスタンドの前に立った。
奏「えぇ~、私は雛子の姉の奏です。実は新郎の章二は私の元婚約者であり、私の妹である奏に寝取られたんです。それだけじゃなく、私は小さい頃、両親は奏ばっかり溺愛し、私の事は冷遇し、妹と一緒に家政婦扱いされました。これが証拠の動画です。」
奏さんの告白に松本さんは映像を切り替えると、クズ家族が奏さんにひどい扱いされてる映像が流れ、会場がざわつき始めた。
奏父「お前!?こんなの撮ってたなんて・・・!?」
「み、皆さん、これは加工です・・・!!嘘です・・・!!」
「どこが嘘なの?」「完全に黒じゃん。」「最低・・・。」
参列者は白い目でクズ家族に向き、ヒソヒソと話し始めた。
高・社「これは一体どういうことなんだ?」
上司「章二くん・・・!君って奴は・・・!!」
有・父「沖崎さん、あなたって人は・・・!!」
奏「それと私、親子関係は分籍しました。あなたたちから慰謝料も請求します。弁護士さんに相談済みなので。」
奏母「はぁ!?何勝手なことを・・・!?」
章「後、もう別れたんだし、分籍してるから、慰謝料請求できるわけねぇだろ!?」
志「それができるんですよね。」
すると今度は志乃さんが、
志「分籍は現在の戸籍から分かれて新しい戸籍を作る手続き。奏さんはもう成人していますし、勝手じゃありません。もう家族じゃないから、遠慮なく慰謝料は請求できます。
後、分籍してるからって婚約破棄に対する慰謝料は請求できます。恋人の時は請求できませんけど、婚約していたんですから、結婚してるとほぼ同義、慰謝料請求はできます。」
章「へ?はぁ!?」
志「別れてから3年未満ですよね?3年以内に請求できますので。」
章二は知らなかったのか、口をあんぐりしていた。
秀「まぁ、俺もそろそろネタバレしようっと♪」
すると松本さんはカツラとか眼鏡を取ると、参列者がざわつき始めた。
「嘘!?Spread Beaverのヒデ!?」「マジで!?本物!?」
音「秀人・・・。いつの間に・・・。」
秀「申し遅れました!俺、Spread Beaverのヒデといいま~す!
今回はアテナの依頼に手伝って来ました!ちなみに最初の動画を撮ったのは俺でーす!その後、証拠の動画とかいっぱい撮って、悪事の証拠も協力しました!」
章「ま、マジかよ・・・。」
章二はまさか、松本さんに見られたとは思わなかったのか、呆然と立ち尽くした。
章・父「章二!俺たちはそんな育てた覚えはない!」
章・母「まさか、こんな最低なことをしていたなんて・・・!!」
章二の両親は奏さんの前に立ち、
章・父「奏さん、この度はうちの息子が本当にすまなかった。」
章・母「本当にごめんなさいね。」
奏「い、いえ!ご両親は何も悪くありません・・・!」
章・父「遠慮なく、訴えても構わない。」
章・母「そうよ。私たちは章二とは親子の縁を切るから。」
章「は!?嘘だろ!?」
章・母「当たり前でしょ!?あんたは最低な事をしただけじゃなく、犯罪行為もしたんだよ!」
章・父「我が家に犯罪者などいらん!お前とは勘当だ!一切助けないからな!」
章「そ、そんな・・・。」
絶縁宣言された章二はショックを受け、雛乃は顔を俯き、テーブル近くにあったナイフをとり、
章「ひ、雛乃・・・?」
雛「あ、ああぁぁーーー・・・!!」
雛乃は涙を流しながら、章二を襲い、章二を刺し、刺した所は章二の下半身の玉だった。
私たちはそれを見て、言葉を失い、会場は悲鳴をあがっていた。
続く
