私立宇東学園
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秀「この赤ちゃんのパパ、コイツ。」
松本さんが指を指し、そう告げると会場はさらにざわつき始めた。
結「な、何言ってるのよ!?そ、そんなわけないでしょ・・・!!
でたらめよ、でたらめ・・・!!こんな人の言う事なんて、信じないで下さい・・・!!」
心「あの、どうしてこの人がこの子の父親だって、思ってるんですか・・・?」
秀「コイツは俺の友達で、よくソイツのツーショット写真を見せて、自慢してたし、腹に自分の子供がいるって話もよくしてた。
ちなみにコイツは日本語は喋れねぇし、読めねぇ。」
友「話をしてた・・・?」
友2「なら知り合い・・・?ウチらもその人、知らないし・・・。」
結「し、知り合いなわけないでしょ・・・!?
それが私がこの人と浮気をしていて、この子がこの人の子供だって証拠には・・・!」
秀「ペンダント。」
結「え・・・?」
秀「ペンダントが一緒。」
そういうと韓原さんは2人がつけてるペンダントをアップした。
友3「あ、ほんとだ!この人がつけてるペンダントと結美のペンダントが一緒・・・!!」
結「あ、ぐ、偶然よ、偶然・・・!!ただの偶然・・・!!」
秀「いや、コイツが彼女に貰ったペアのペンダントの写真を見せてた。お前のことを調べる時にどっかで見たことある顔だなって思って、コイツに彼女のツーショットの写真を送ってくれってお願いして、再度確認すると、間違いないって思ってた。
まさか、お前に婚約者がいてただなんて知らなかった。その時はまだ婚約中だって。」
松本さんがそう言うと結美は汗がダラダラと流れていた。
結「し、知らない!知らないったら知らないの・・・!!
私はこんな人、知らないから・・・!!」
秀・外友(外国人の友達の略)「I cheated on you with your fiance. I'm sorry.」
結「Idiot!Don't admit it!!Pretend to be someone else!
You haven't been cauget cheating yet!!」
急に英語で喋ってきた2人。
他の人はわからないけど・・・。私は2人の言ってることに丸わかりでバレバレだけど・・・。(苦笑)
千「なんて?」
結「あ、あー!この人、訳が分からず、連れてこられちゃったって言ってるの・・・!もう、帰っていいかって聞いてるわ?
返しちゃっていいわよね?困ってるみたいだし・・・。
Get the hell out!!」
その様子を見てた松本さんが突然、
秀「ふぅ・・・。葵、勝利、耳貸せ。」
勝「え?」
「はい?」
秀「ごにょごにょ・・・。」
松本さんは私たちの耳を近づき、こう言っていた。
なるほど・・・!!そういうことか・・・!!
「わかりました!任せて下さい!!」
勝「それなら、お安いご用です!!」
松本さんは微笑むと、私たちにマイクを渡した。
勝「あなたの婚約者と浮気してしまいました。
本当にごめんなさい。」
「バカ!認めてるんじゃないわよ!!他人のフリをして、
まだバレてないんだから!さっさと帰って!!」
結「なっ・・・!?」
私たちがそう言うと、結美は驚いた顔で私たちを見ていた。
結・婚「い、今のは・・・?」
綾「おそらく、この外国人と結美さんの会話を日本語で訳したものだと思います。葵と勝利、英語がわかるんですよ。」
「綾世さんの言うとおりです。私、海外で語学留学してました。」
勝「俺は独学で習得しました。」
有「ちなみに俺も2人の会話が分かってました。
小さい頃、アメリカに住んでましたから。」
結「う、嘘でしょ・・・!?英語が分かるなんて・・・!!」
結美が絶句していると、結美の婚約者が形相な顔で、
結・婚「てことは、やっぱり浮気してたんだな・・・!?」
結「ち、違うの、聞いて・・・!?ただの出来心なの・・・!!
遊びだったのよ!!本気で好きで愛してるのは、あなたなのよ・・・!!」
結・婚「そんなこと、信じられるわけないだろ・・・!?」
結「ど、どうしてよ・・・!?」
結・婚「どうしてって、この人の子供まで産んでるんだぞ・・・!?」
結「あ、いや、それは・・・。」
結・婚「そもそも、本当に愛してるなら、浮気なんてしないだろ・・・!!」
結「く、くぅぅぅ・・・!!」
結美は下唇を噛みしめ、鬼の形相で浮気相手を睨み、
結「It's all your fault!! Why did you tell your friends!?
I told you not to tell anyone!?」
秀・外友「Sorry. I really wanted to talk to a trusted friend and have them listen to my troubles.」
「全部あんたのせいよ!!なんで、友達に言ったの!?
誰にも言うなって言ったでしょ!?」
勝「ごめん。信頼ある友達に話をしたかったし、
悩みとか聞いて欲しかったから・・・。」
結「き、きぃぃぃ・・・!!訳すんじゃねぇよ・・・!!」
希「は~い!皆さん、これが夏咲 結美の本性で~す!
本来の性格は、自己顕示欲が強く、自分が1番じゃないといやの、性悪女で~す!!」
「確かに、今の見てて幻滅した・・・。」「夏咲家って結構、ヤバいよね?」
と会場からヒソヒソと声がした。
真「あ、あの、皆さん・・・!!ち、違うんです・・・!!
全部、誤解です・・・!!」
千「真琴さん、私、あなたにはもう幻滅しました。
離婚して下さい。」
真「ちょ、ちょっと、待ってくれ・・・!!離婚だけは勘弁してくれ・・・!!じゃないと私、逮捕される・・・!!」
千「だって、あなたのことなんかATMとして見ていないし、
最初から愛してなんかないわよ・・・!!」
真「う、嘘だろ・・・。」
千「というわけであなたとは離婚します。さぁ、心音ちゃん。
帰るわよ?」
と千尋夫人は心音さんに手を伸ばした時に、
音「何自分だけ逃げようとしてんの?てか、汚い手で心音さんを触れないでくれない?下女。」
千「げ、下女ーー・・・!!??」
音「あんたもフラグ立ちまくりだから。これ。」
高見さんはそう言うと中から出したのは、複数枚の名刺だった。
続く