私立宇東学園
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真「あ、アイツは・・・!」
?「夏咲 真琴さーん、夏咲 真琴さーん!お金払って下さーい!
幼い女の子の貯金箱を蹴飛ばし、貧乏くせぇ金って言った、
夏咲 真琴さーん!食い逃げした、夏咲 真琴さーん!
お寿司のお代を払って下さーい!」
とメガホンで夏咲 真琴を呼んでるおっさんはどうやら寿司屋の従業員らしい。
千「はぁ!?あなた、それ本当なの・・・!?食い逃げしたの・・・!?それに、貯金箱を蹴飛ばしたって・・・。」
真「ち、違う・・・!!そんなことしてない・・・!!
アイツ、今行く!今そっちに行くからヤメロ!!」
夏咲 真琴はおっさんの所に行こうとしたが、
寿・従「夏咲 真琴さーん!出てきて下さーい!!
あんなに”愛し合った仲”(常連だった)じゃないですかー!?
こんな風にお別れしたくないでーす!!」
真「お、おい!愛し合ったってなんだ!?誤解されるだろ・・・!やめろ・・・!!」
千「え、えぇ・・・!?真琴さん、あの人とそういう関係だったの・・・!?」
真「い、いや、それだけは違う・・・!!」
「それだけって・・・、他は本当ってことになるよね?」
「そうよね・・・。」
真「み、皆さん、それは誤解です・・・!!」
寿・従「あれだけ(お店を)愛してくれたのにーーー!!
あれだけ(お店を)貢いでくれたのにーーー!!」
真「や、やめろーーー・・・!!」
夏咲 真琴は虎雅さんと太陽さんの監視で、財布を取りに行き、
お寿司代を払い、従業員のおっさんは帰っていった。
美「さてと、じゃあ、さっきの続きだけど。
この名刺、何の名刺なのか見覚えあるか?」
すると美月さんはポケットに何かを取り出し、
そこには派手な名刺がいっぱいあった。
真「そ、それは・・・!?」
美「実はもう参列者にコピーして配られているけど。」
「え!?これって・・・。」「女の子の店・・・?」
「ピンクのお店も・・・。」
周囲はドン引きの目で夏咲 真琴を見ていた。
美「この名刺って、おっさんの馴染みのある女の子の店だよな?
ここでも、バカ息子の自慢話や、俺が夏咲家の会長だぞとウザい自慢して、挙げ句の果てにもっとサービスしろと迷惑行為をしようとしてるじゃねぇか?」
真「そ、それの何がいけないんだ・・・!?お客様を喜ばせるのが仕事だろ!?女の子達は凄いと目を輝いていたんだ・・・!!」
綾「けど、その女の子達からは、
「アイツのことはATMとして見ていない。」「ただの金づるおっさん。」「ウザい自慢なんて聞きたくもない」って言ってましたよ。
だから、二度と来るなと出禁されますよ?」
真「グッ・・・!!」
綾世さんの毒舌で夏咲 真琴は何も言い返さなかった。
綾「後、それだけじゃなく、あなたは、キャサリンって女性を知ってますか?」
真「ッ・・・!?」
結「キャサリン・・・?」
千「あなた、キャサリンって誰なの・・・?」
真「し、知らない・・・!!」
美「これでも、言い逃れできると思ってるのか?」
美月さんはタブレットの画面をモニターに移し、そこには金髪美女と年齢的に13才ぐらいの可愛い女の子が映っていた。
キャ『ハ~イ!マコト、久しぶりね~♡アナタ、やけに日本に帰るのが多いのは、日本の奥さんと子供達に会うためだったのね~。』
真「ッ・・・!?」
私はキャサリンという女性の英語が理解していたため、会話が分かる。その動画には参列者に分かるように日本語字幕にしてある。
キャ『まさか、あなたが14年前に私と結婚した妻がいながら、
日本で結婚していたとはね~・・・。独身だと嘘をついて、結婚したのに・・・。』
「えっ!?」
妻だという言葉に会場はざわついていた。
千「あ、あなた・・・!この女性と結婚していたの・・・!?しかも、14年前に・・・!?」
結「お父様・・・、そんなの私たちも知らない・・・!!」
斗「ということは父さん・・・、重婚してたってこと・・・!?」
綾「そういうことですね。夏咲 真琴は夫人と出会う3年前に、
単身赴任の時にアメリカで出会ったキャサリンという女性と結婚し、子供も生まれた。
けど、価値観が違う、やっぱり、日本の女性が良いと理由でキャサリンとは離婚しないまま、子供達には結婚したことを内緒で、
今の夫人と出会い、そのまま結婚しました。婚姻届を提出する時にバレなきゃいいと思って、書類偽装をした。」
結「じゃ、じゃあ、あの子は・・・、私たちの・・・。」
美「妹に当たる。腹違いのな。」
「重婚って確か、犯罪じゃなかったっけ?」
「そうだよね?普通、そうだよね。」
庚「そう。皆さんの言うとおり。重婚は国ごとで複数の女性と結婚することは罪日本だと懲役2年、アメリカだと最長15年にもなる。
離婚したら、戸籍調査されて、重婚がバレる。だから、離婚はできない。」
真「ちょ、懲役って・・・?」
音「もちろん、警察行きです。それに戸籍を偽造や改ざんを行った場合は公文書偽造罪にあたるらしいですよ~?」
真「公文書、偽造罪・・・?」
音「民法155条、国や地方公共団体などの公務所や公務員が作成する公文書を偽造・変造する犯罪。民間人でも問われる可能性がある。」
真「な、なんだと・・・!?」
庚「有印公文書の場合は「1年以上10年以下の懲役」、
無印公文書の場合は「3年以下の懲役または20万円以下の罰金」が命じられる。つまり、罪が重くなるってことです。」
真「じゃ、じゃあ・・・、私は犯罪者ってことか・・・?」
音「そうなる。前科持ちになる。」
夏咲 真琴は膝から崩れ落ちていると、千尋夫人は夏咲 真琴の胸ぐらを掴んで、
千「あなた・・・、私というものがいながら、重婚してたなんて・・・!!よくも私を騙したわね・・・!!この詐欺師・・・!!」
結「お父様が・・・、そんな人だったなんて・・・。」
と顔を真っ赤になりながら怒り狂っている夫人と絶望したという目で見ている結美。
笑「あのぉ~・・・、結美さんでしたっけ?」
結「はい?」
笑「これ、結美さんですよね~?」
と笑翔は不気味な笑みで結美を見ると、急に周囲はざわつき始め、
参列者はモニターの方を見ていた。何だろうと見てみると、そこには、上半身裸の男性の横には下着姿の結美がツーショットで映っていた。
続く